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ももたろうの防災(本編)17~30ページ災害への備え

印刷ページ表示 ページ番号:0990347 2025年8月6日更新危機管理課
【17 ページ】
災害の備え
1、非常もちだしひんを揃えよう
避難所で2~3日間過ごす時に必要な備蓄品
非常もちだしひんは、災害の危険が迫り自宅から避難するとき最初に持ち出すものです。
非常持出袋などにまとめ、すぐに持ち出せる場所に用意しておきましょう。

【18ページ】
非常もちだしひんチェックリストの一例です。
非常食、ペットボトルの水、通帳、免許証、健康保険証、診察券、お薬手帳、証書類など、
印鑑、通帳とは別々に保管をしてください
現金、小銭も含めて、家・車の合鍵、筆記用具、油性ペン、ノート、懐中電灯・電池、スマートフォンの充電器・予備バッテリー、FM・AMラジオ、マスク、体温計、アルコール消毒液、スリッパ、眼鏡、コンタクトレンズ、洗面用具、歯磨き・洗顔セット・大小のタオルなど、ウエットティッシュ、医療品、常備薬・消毒液・絆創膏など、生理用品、使い捨てカイロ、防寒保温シート、ヘルメット、防災ずきん、ホイッスル、着替え、防寒着、雨カッパ、軍手、手袋、アイマスク、耳栓など
必要な電話番号は紙に
携帯電話などに記載している電話番号は、電池が切れると電話番号が分からなくなります。紙に書いて持っておきましょう。
子ども用非常持出袋を準備
避難時に子どもとはぐれてしまった場合に備えて、子ども用の非常持出袋を準備しましょう。
子ども用非常持出袋の中身の一例です。
保護者の連絡先を書いたメモ、家族の写真、親子手帳のコピーやアレルギーなどの記録、最低限の非常食と水、ホイッスル、ライトなどすぐに持ち出せる玄関などに保管しよう。

【19ページ】
2、非常備蓄品を揃えよう。
自宅で7日間過ごす時に必要な備蓄品
大災害発生時、支援物資がすぐに届くとは限りません。コンビニなどのお店にも人が殺到し、商品がすぐなくなる可能性もあります。
電気、水道、ガスといったライフラインは、大災害発生直後は停止し、利用できなくなることを覚悟しておきましょう。
水・食糧は、非常食は最低でも3日分、できれば7日分を備蓄
大規模災害の場合、ライフラインや物流が復旧するまで、長期に及ぶことが考えられるため調理に手間がかからないものを各自で十分に用意しておきましょう。賞味期限にも注意を

【20ページ】
非常備蓄品チェックリストの一例です。
家族みんなで考え、準備し、チェックしよう。
水、飲料用一日分は3リットル、家族の人数分用意
食糧、インスタント・レトルト・缶詰など
食器、スプーン・フォーク・割り箸・トレー皿・使い捨てコップ、ラップ、アルミホイル、ナイフ、缶切り、栓抜き、カセットコンロ、カセットボンベ、ろうそく、マッチ、ライター、アウトドア用品、テント・寝袋・ランプなど
バーベキューセット、木炭、固形燃料、梱包用ひも、風呂敷、はさみ、カッター、布製ガムテープ、裁縫セット、着替え、洗面、風呂セット、段ボール箱、ビニール袋、ゴミ袋、新聞紙、トイレットペーパー、簡易トイレ、給水用ポリタンク、飲料水などの運搬用台車、カートなど

【21ページ】
非常備蓄品には家族みんなに必要なものと、家族一人一人に必要なものを選びましょう。
5人家族の「岡山さんち」の非常備蓄品です。
家族一人一人に必要なものの一例です。
お父さん、38歳、コンタクトレンズを使用しているので、コンタクトレンズのケア用品、眼鏡
お母さん、36歳、生理用品など、
タカシくん、10歳、熱が出やすいので、熱用シート、解熱剤、
おじいさん、70歳、足が少し不自由なので車いすやつえ、
おばあさん、67歳、持病薬を服用しているので、薬やお薬手帳
などです。

【22ページ】
岡山さんちの、家族みんなに必要な非常備蓄品リスト1週間分の一例です。
生活備蓄として、LEDランタン、1人1個、ろうそく、3本、火をつけるためのマッチも準備をお願いします。
単3乾電池、1人10本、携帯用USB充電器、1個、手動発電ライト・ラジオ、1個、アルミ蒸着保温シート、1人1枚、使い捨てカイロ、1人5枚、ブルーシート、3枚、ロープ、2本、軍手、1人1組、布製ガムテープ、2巻、
飲食備蓄として、500ミリリットルサイズの飲料水、1人28本、500ミリリットルサイズのせいりょういんりょうすいなど、1人7本、米10kg、1袋、カセットコンロ、1台、カセットガスボンベ250g、1人2本、レトルト食品、1人14個、チョコレート、1人3個、
排泄備蓄として、非常トイレ用凝固剤、1人35個、黒ポリ袋(だい)、1人35枚、黒ポリ袋(小)、1人140枚、
トイレットペーパー、1人2ロール、ウエットティッシュ、1人350枚、
スプレータイプの消毒剤、1人1本、エタノール入りのスプレーボトル、2本、
密閉型汚物入れ、1個、防臭袋、1人1袋、簡易トイレ、1個、衛生備蓄として、ジェルタイプの手指消毒剤、1人1本、ウエットタオル、1人70枚、ドライシャンプー、1人1本、使い捨てペーパー下着、1人14枚、衣類用抗菌消臭スプレー、1本、20リットルウォータータンク、2個、18リットルポリ缶、2個、屋外用ゴミ箱、1個、ゴミ袋、70枚、消臭剤、1本です。
必ず備蓄しておきたいもの

長期保存できるペットボトルが便利です。
食糧
調理しなくても食べられる食糧を備蓄しましょう。
トイレ用凝固剤
水道が止まると水洗トイレが使えません。凝固剤を用意しておけば廃棄も楽です。

【23ページ】
ローリングストック
災害時の備蓄はローリングストックで
普段から少し多めに食糧や加工品を買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の食糧を家に備蓄しておく方法をローリングストック法と言います。
食糧などを一定量に保ちながら、消費と購入を繰り返すことで、備蓄品の鮮度を保ち、いざという時にも日常生活に近い食生活を送ることができます。
食べる、買い足す、備える
日常生活で消費しながら備蓄することがポイント。
ローリングストックのメリット
備蓄しやすい
普段の生活で使うものを少し多めに購入し、使用するので無理なく始められる。
保管場所を忘れない。
普段の生活で使うものなので、保管場所を忘れない。
賞味期限を過ぎることが少ない
普段の生活で使うものなので、賞味期限を過ぎることが少ない。ただし、賞味期限に注意しましょう。
災害発生時でも、平時に近い生活が送れる
普段の生活で使うものなので、災害発生時でも普段と同じ食べ物、同じ日用品を使うことができる。
ローリングストックしやすい備蓄品の一例です。
食糧は、水、米、缶詰、サバ缶、サンマ缶、ツナ缶、フルーツ缶など
インスタント麺、レトルト食品、カレー、おかゆなど、
栄養食品、甘い物、ようかんなど、
野菜、果物、冷凍保存、ドライフルーツなど
日用品は、トイレットペーパー、ティッシュ、ラップ、キッチンペーパー、ウエットティッシュ、洗顔料(せんがんりょう)、歯ブラシ、ボディシート、生理用品など

【24ページ】
各家庭の実情にあった準備を
非常備蓄品は一人一人必要な物が異なります。
各家庭の実情に合わせたものを備えましょう。
乳幼児のいる家庭
粉ミルク、ほ乳びん、離乳食、スプーン、おむつ、清浄綿、抱っこひも、バスタオル又はベビー毛布、ガーゼなど
妊婦のいる家庭
脱脂綿、ガーゼ、さらし、T字帯、清浄綿及び新生児用品、ティッシュ、ビニール風呂敷、親子健康手帳など
要介護者のいる家庭
着替え、おむつ、ティッシュ、障害者手帳、補助具の予備、常備薬、予備の眼鏡、入れ歯、入れ歯洗浄剤、緊急時の連絡先表など
家族がアレルギーを持っている家庭、
アレルギーに対応した食品を備蓄しておきましょう。
ペットのいる家庭
ペットが迷子にならないための対策をしましょう。
ケージ、リード、ペット用非常食など

【25ページ】
3、家具・家電の転倒・移動防止をしよう。
キッチンでは
冷蔵庫、食器棚、電子レンジなどの重たいものがあり、
簡単に移動できるキャスター式の家具があります。
キッチンの家具・家電の転倒・移動防止対策の一例を紹介します。
食器棚
L字金具などで固定しましょう。
ガラス飛散防止フィルムを貼りましょう。
食器の下に滑り止めシートを敷きましょう。
取っ手に留め金を付けましょう。

【26ページ】
冷蔵庫
転倒防止ベルトなどを使って、しっかりと固定しましょう。
家具類は壁にしっかりと固定しましょう。
電子レンジなど
台は壁や床に固定し、電子レンジ本体などはストラップなどで固定しましょう。
キャスター式家具
キャスター下皿を置きましょう。
家具類固定の注意点
家具類の固定に最も適している箇所は壁です。
壁の中に入っている角材、間柱、どうぶちに取り付けましょう。

【27ページ、28ページ】
リビングでは、照明器具、テレビ、本棚、テーブルやイスがあります。
リビングの家具・家電の転倒・移動防止対策の一例を紹介します。
照明器具
つり下げ式のものは、ワイヤーなどで補強しましょう。天井に直接取り付けるタイプが安全です。
テレビ
ロープなどで壁に固定しましょう。
粘着マットなどの滑り止めを付けましょう。
本棚
ベルトなどで壁に固定しましょう。
ベルトなどを取り付けて、本が飛びださないようにしましょう。
テーブルやイス
滑り止めシールを貼りましょう。
【29ページ】
4、家の中の安全を確保しよう。
家の中に家具類のない安全な場所を確保する。
部屋が複数ある場合は、人の出入りが少ない部屋に家具をまとめて置きましょう。
寝室には倒れてくるような家具類を置かない。
地震が発生した時に、家具の下敷きにならないように倒れてくるような家具類は置かないようにしましょう。
出口を塞がないように家具類を配置する。
まんいち、地震で家具が倒れても逃げ道を塞がないような配置にしましょう。家具類の固定をしましょう。
出入り口や通路には物を置かない。
安全に避難できるよう、玄関など出入り口までの通路に倒れやすい家具類や物を置かないようにしましょう。
窓ガラスには飛散防止フィルムを貼る。
食器棚や額縁などのガラスにも飛散防止フィルムを貼りましょう。
屋外のガスボンベを鎖でしっかり固定する。

【30ページ】
5、家族で話し合おう
災害はいつ襲ってくるか分かりません。
災害の発生に備え、各自の役割分担や連絡方法、避難方法などをあらかじめ話し合っておきましょう。
家族で決めた防災ルールは冷蔵庫などいつでも見られるところに貼っておこう。
家族で決めておく事
1、各自の役割分担を決める
家の安全確認、備蓄品や非常もちだしひんの確認を行うなど、家族の役割を決めて備えておきましょう。
2、連絡方法を決める
災害伝言ダイヤルの使い方を練習しておきましょう。電話が不通になる場合に備えて安否確認の方法は複数用意しましょう。
3、避難場所を決める
ハザードマップを確認して、あらかじめ避難場所を決めておけば、家族と再会できる可能性が高くなります。避難先としては、避難所だけではなく、安全な親戚・知人宅などへの避難も検討しましょう。
4、避難する時、近所のだれに声をかけるか決める
近所の人と話し合っておき、避難時にとなりきんじょではだれと一緒に避難をするか決めておきましょう。
安否確認の方法
災害発生時、被災地エリア間の電話はつながりにくくなります。そんな時でも、被災地エリア外の電話は比較的繋がりやすくなっています。
遠方の親戚や知人に連絡を取ることを決めておけば、安否確認に役立ちます。