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ももたろうの防災(本編)11~18ページ

印刷ページ表示 ページ番号:0990345 2026年8月10日更新危機管理課
【11・12ページ】
2、風水害・土砂災害・高潮被害
山間部や山のふもとに住んでいるかたは注意、岡山県の土砂災害
岡山県には崩れやすい地質が広く分布し、台風等の大雨により、たびたび土砂災害が発生しています。
平成16年10月の台風第23号では玉野市、平成21年8月の台風第9号では美作市において、大規模な土砂災害が発生しました。土砂災害警戒区域では、特に土砂災害のリスクが高く、警戒が必要です。
海岸沿いや県南のていへいちに住んでいるかたは注意、岡山県の高潮被害
台風の接近時には、沿岸部では高潮への警戒が必要です。
平成16年8月の台風第16号では大潮の満潮が重なり、宇野港で観測史上最高の潮位を観測し、各地で甚大な被害が発生しました。
河川沿いや県南の低平地に住んでいるかたは注意、岡山県の浸水被害
岡山平野は、洪水で上流から運ばれた土砂が堆積してできた平地や干拓地からなり、ゼロメートル地帯が広く分布しており、河川が氾濫すると甚大な被害につながります。ゼロメートル地帯以外の低平地でも、浸水被害は発生する可能性があるため注意が必要です。
岡山県でもたくさんの被害が発生しています。
平成2年9月、瀬戸内市、台風第19号による浸水被害
平成16年8月、笠岡市、台風第16号による高潮被害
平成16年10月、玉野市、台風第23号による土砂災害
平成21年8月、美作市、台風第9号による土砂災害
平成30年7月、倉敷市真備町、豪雨における浸水被害
平成30年7月豪雨、記録的な大雨により、堤防の決壊やえっすい、内水氾濫による浸水、土砂災害が発生し、倉敷市をはじめ、県内各地で甚大な被害が発生しました。
令和元年9月、新見市、局地的豪雨による土砂災害

【13・14ページ】
台風情報が発表されてから避難するまでの流れ
早め早めの行動が命を守る
テレビ、ラジオ、気象庁のホームページなどで、最新の防災気象情報を収集するように心掛け、時間を追って段階的に発表される注意報や警報、避難情報や警戒レベルを活用して、早め早めの安全確保行動をとるようにしましょう。
避難情報が出たり、危ないと感じたりした時は、直ちに避難しましょう。
いざという時のために、日頃からハザードマップにより災害リスクを確認し、災害時にいつ、何をするのかを時系列に整理しておきましょう。
自分だけは大丈夫と安易に判断しない。早め早めの避難を。
1、危険箇所や避難所の確認
日頃から各市町村のハザードマップで、周辺の危険箇所や避難所を確認しておきましょう。また、備蓄もしておきましょう。
2、非常もちだしひんの用意
停電・断水や避難に備えて、早めに非常もちだしひんの用意をしておきましょう。
3、最新情報を随時確認
テレビ、ラジオ、インターネット、防災アプリ、防災情報メール等で、常に最新情報を確認しましょう。
主な防災気象情報
警報・注意報
注意報は、災害が起こるおそれがあるときに発表されます。
警報は、重大な災害が起こるおそれがあるときに発表されます。
危険警報は、重大な災害が起こるおそれが大きい危険な状況にあるときに発表されます。
特別警報は、予想される現象が特に異常であるため、重大な災害の起こるおそれが著しく大きいときに発表されます。
キキクル(危険度分布)
大雨や土砂災害など、危険度が高まっている地域を地図上で確認することができます。
ページ内の二次元コードを読み取ってもご確認いただけます。
4、住まいへの備え
台風・風水害に備えて、早めに住まいやその周辺の整備・点検をしましょう。
5、避難情報が出たらすぐに行動
避難情報が出たら、速やかに行動。まだ大丈夫と判断せず、すぐに避難をしてください。大雨により、マンホールのふたが外れることもあるので注意を。
まんいち避難する余裕がない場合は、屋内安全確保を。
屋内安全確保
災害から身の安全を確保するために最も望ましい方法は、災害リスクのある区域からの立退き避難ですが、ハザードマップで自ら自宅や施設等の浸水想定を確認し、上のかいへの移動や、高層かいに留まることなどにより、身の安全を確保することが可能な場合は、屋内の、より安全な場所に避難しましょう。
避難に関する情報
市町村は、災害が発生する危険が高まった場合に、区域と対象者を示して避難情報等を発令します。
市町村から発令される避難情報には、以下のものがあります。
警戒レベル5 緊急安全確保
災害が発生し、又はまさに発生しようとしている場合で、立退き避難をすることがかえって危険なおそれがある場合に、可能な範囲で市町村が発令しますが、必ず発令される情報ではありません。
避難場所への立退き避難をすることがかえって危険である場合、緊急安全確保により、命を守るための最善の行動をとりましょう。
注意、緊急安全確保については、災害が発生し、又は発生しようとしている状況で、安全にこの行動をとることができるとは限りません。また、この行動をとったとしても身の安全を確保できるとは限りませんので、必ず「避難指示」で危険な場所から全員避難しましょう。
警戒レベル4 避難指示
災害による被害が予想され、人的被害が発生する可能性が高まった場合に市町村が発令します。
危険な場所にいる場合は、速やかに避難場所や避難所へ避難しましょう。
警戒レベル4までに危険な場所から必ず避難しましょう。
警戒レベル3 高齢者等避難
災害のおそれがあり、避難指示を発令することが予想される場合に市町村が発令します。
高齢者、障害のある人、乳幼児など避難に時間を要する人とその支援者は、危険な場所から避難しましょう。
その他の人は、避難の準備を整えましょう。
防災気象情報と警戒レベル
災害発生の危険度を直感的に理解し避難行動がとれるように、市町村が発令する避難情報や、気象台が発表する防災気象情報等の防災情報は5段階の警戒レベルを用いて伝えられます。
5段階の警戒レベルと防災気象情報
警戒レベル1
気象状況、数日から約いちにち前
気象台からの防災気象情報、早期注意情報を発表
住民が取るべき行動、災害への心構えを高める
警戒レベル2
気象状況、半日から数時間前
気象台からの防災気象情報、レベル2注意報を発表
住民が取るべき行動、自らの避難行動を確認。ハザードマップ等により、自宅等の災害リスクを再確認するとともに、避難情報の把握手段を再確認等する。
警戒レベル3
気象状況、数時間から3時間程度前
気象台からの防災気象情報、レベル3警報を発表
市町村からの避難情報、高齢者等避難
住民が取るべき行動、危険な場所から高齢者等は避難。高齢者等以外の人も必要に応じ、普段の行動を見合わせ始めたり、避難の準備をしたり、自主的に避難する。
警戒レベル4
気象状況、2時間から0時間程度前
気象台からの防災気象情報、レベル4危険警報を発表
市町村からの避難情報、避難指示
住民が取るべき行動、危険な場所から全員避難。台風などにより暴風が予想される場合は、暴風が吹き始める前に避難を完了しておく。
警戒レベル4までに危険な場所から必ず避難
警戒レベル5
気象状況、災害の切迫・発生
気象台からの防災気象情報、レベル5特別警報を発表
市町村からの避難情報、緊急安全確保、必ず発令される情報でない
住民が取るべき行動、命の危険、直ちに安全確保。すでに安全な避難ができず、命が危険な状況。
今いる場所よりも安全な場所へ直ちに移動等する。
注意、市町村長は、河川や雨等の情報のほか、地域の土地利用や災害実績なども踏まえ、総合的に避難情報等の発令判断をすることから、避難情報と防災気象情報が出るタイミングや対象地域は必ずしも一致しません。
市町村から避難指示、警戒レベル4や高齢者等避難、警戒レベル3が発令された際には速やかに避難行動をとってください。また、避難指示等が発令されていなくても、レベル4危険警報やレベル
3警報といった 警戒レベルに相当する防災気象情報が発表された際には、身の回りの状況に応じて早めに適切な避難行動をとるように心掛けましょう。
避難時の服装
ヘルメットや防災ずきんをかぶる、頭を落下物などから守る
マスクの着用
非常もちだしひんはリュックに入れて背負う。両手が使えるようにする
服装は長袖、ながズボンを着用する、材質は燃えにくい木綿などのものを。
手袋、軍手などを着用する、ガラスの破片などによる手のけがを防ぐ
靴は底が厚くて丈夫な、履きなれたものを、ガラスの破片などによる足のけが、靴擦れを防ぐ
長靴は厳禁、みずが入って重くなり、動きづらくなる可能性がある
子ども用の非常持出袋を用意する
非常持出袋は背負って走れるぐらいの重さにしよう。
子どもにはまいごふだを
命を守るための行動
立退き避難、屋内安全確保と緊急安全確保
避難情報が出たら、早めに安全な場所へ立退き避難することが原則ですが、ハザードマップで自ら自宅・施設等の浸水想定を確認し、上のかいへの移動や高層階に留まることなどにより、身の安全を確保することが可能な場合があります。この行動が屋内安全確保です。
また、危険な状況の中での避難はできるだけ避け、安全の確保を第一に考えます。
危険が切迫している場合は、命を守るために最善の行動をとってください。
屋内安全確保の条件
屋内安全確保を行うためには、少なくとも以下の条件が満たされている必要があります。
自宅・施設等がある場所が、家屋の倒壊・流失をもたらすような激しい氾濫の発生が想定される区域でないこと
自宅・施設等に浸水しない居室があること
自宅・施設等が一定期間浸水しても、水・食糧等の備蓄があり、電気・ガス・水道・トイレ等が使用できなくなっても耐えられること
立退き避難が難しい場合
立退き避難をすることがかえって危険な状況になってしまった場合に、少しでも安全な場所へ直ちに移動することを緊急安全確保と言います。
例えば、洪水等のリスクがある区域の場合、自宅の少しでも浸水しにくい高い場所に移動する。
なお、この行動をとっても身の安全を確保できるとは限りません。
在宅避難時の注意点
排水管が壊れていないか、下水道が復旧しているかを確認できるまでは、携帯トイレや簡易トイレを使いましょう。
空き巣などに注意し、外出時は戸締りと警戒をいつも以上に。
避難所での生活
1、避難所はみんなで協力して運営しましょう。
食糧の配布やトイレ掃除など、やることはたくさんあります。協力して共同生活をしましょう。清潔を心掛けましょう。
2、避難所内ではお互いに譲り合いましょう。
慣れない避難所での生活は大変ですが、そんな時だからこそ譲り合いの気持ちを持ちましょう。
3、避難所では要配慮者への配慮を
高齢者、障害のある人など要配慮者の特性に合わせ、別に避難スペースを設けるなどの配慮を行いましょう。
4、避難所では感染症予防の徹底を
避難所では、マスクの着用、手洗い、咳エチケットなどの基本的な対策や、定期的な換気、十分なスペースの確保などの感染症予防を徹底しましょう。
5、女性や子どもへの配慮
避難所では、多くの人が安心して過ごすことができるよう、女性や子どもに配慮した生活環境を考えましょう。
6、支援者のかたへ、むやみに物資を送らないようにしましょう。
個人からの支援物資の受入は非常に手間がかかり、被災地に負担をかけるので、義援金を送るなど
の対応を考えましょう。
避難所での災害関連死を防ぐために
こまめに水分を補給しましょう
避難生活ではいつも以上に口腔内ケアをしっかりと行いましょう。
生活機能の低下を防ぐため、できるだけ体を動かしましょう。
避難所では、マスクの着用、手洗い、咳エチケットなどの基本的な対策や、定期的な換気、十分な
スペース確保などの感染症予防を徹底しましょう。
化学物質過敏症で悩んでいる方がおられることへのご理解をお願いいたします。
被災後の生活再建のための情報
岡山県ホームページに、被災者支援に関する各種制度の紹介など、被災後の生活再建のための情報を掲載しています。