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長期間の高温と少雨に関する気象情報について
6月中旬からかなり高い気温が続くとともに、梅雨明け以降、降水量が少ない状態が続いています。広島地方気象台の発表(7月25日)によると、気温の高い状態は今後もさらに1か月程度、降水量の少ない状態は今後10日間程度続く見込みとなっています。
今後、高温や乾燥による各作物の生育障害、害虫の多発等が考えられ、特に、水稲では登熟期間の高温による白未熟粒の発生、大豆では着莢・子実肥大の不良、果樹では果実肥大の不良、野菜の果菜類では落花や品質低下の発生等が予想されます。
このため、今後の最新の気象情報に御留意いただき、以下の緊急情報を参考に地域の実態に応じた対応をお願いします。
また、暑熱環境下での農作業は、熱中症(熱射病、熱けいれん、熱まひ)を発症しやすいので、気温の高い時間帯を避け、休憩や水分をこまめにとる等、労働衛生面においても適切な対応をお願いします。