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第4次生き活きプラン 冊子 分割1 テキスト版掲載ページ
第4次晴れの国おかやま生き活きプラン、冊子
音声読み上げサービスに対応したテキスト版です。
こちらの分割1では、表紙から10ページまでの内容が含まれています。第1章、第2章、第3章行動計画のうち、重点戦略2、学ぶ力育成プログラムまでです。
(冊子表紙)
第4次晴れの国おかやま生き活きプラン
すべての県民が明るい笑顔で暮らす「生き活き岡山」の実現を目指して
(イラスト)
公園のような緑豊かな場所で、
手前には子ども2人とその子どもたちに寄り添う犬と猫がいる
子ども2人のすぐ後ろに高齢のかたを含んだ大人3人がいて、正面を向いて笑顔で手を振っている
その大人3人の横にいる大人4人目の背中には子ども1人をおんぶして笑顔でいる
奥側には遊ぶ子どもたち、ベビーカーを押す2人、車いすを押す2人、ビジネスマン風の大人が歩く様子が描かれたイラスト
(冊子表紙終わり)
(見開き1、2ページはじめ)
第1章、基本的な考え方
(左うえ)
県政の基本目標
すべての県民が明るい笑顔で暮らす「生き活き岡山」の実現
(右うえ)
プランの性格
1点目、県政において最上位に位置付けられる総合的な計画
2点目、将来の長期構想と、その実現に向けた行動計画という2つの性格を併せ持つもの
(時系列の図)
2025年度から2028年度、さらにその先、2040年代半ば、さらなる人口減少社会・ちょう高齢社会の到来、が左側から右側への時系列の矢印として書かれている
(時系列の図の左)
2025年度から2028年度までを計画期間とし、その計画期間の下に
第3章、行動計画
長期構想の実現に向けて重点的に取り組む戦略や施策を盛り込んだ計画
重点戦略1、結婚・子育ての希望がかなう社会の実現
重点戦略2、夢を育む教育県岡山の推進
重点戦略3、地域を支える産業の振興
重点戦略4、安心で豊かさが実感できる地域の創造
(時系列の図の右)
2040年代半ば、さらなる人口減少社会・ちょう高齢社会の到来、の下に
第2章、長期構想(岡山の将来像)
将来の潮流と課題、および本県の個性と優位性を整理した上で、“現在生まれた世代が20代を迎える2040年代半ばの目指すべき岡山の将来像”を展望
(見開きした)
第4次プラン推進の基本姿勢
顧客重視の視点に立った県政の推進
1点目、県民ニーズ等の的確な把握
2点目、戦略的な情報発信の推進
3点目、行政のDXの推進
さまざまな主体との連携・協働
1点目、市町村との一層の連携強化
2点目、ボランティア、NPO、企業、大学等との連携・協働
3点目、近隣県との広域連携
時代の要請に応える政策推進
1点目、部局横断型の政策決定
2点目、職員の育成とチャレンジする組織風土の醸成
3点目、コスト意識の徹底と「カイゼン」の一層の推進
4点目、実効性の高い施策・事業の着実な実施
5点目、将来世代の視点を反映した施策・事業の立案・実施
6点目、エスディージーズの視点を参考にした施策の推進
7点目、PDCAサイクルの実施
(右した)
冊子表紙のイラスト
(見開き1、2ページ終わり)
(見開き3、4ページはじめ)
第2章、長期構想(岡山の将来像)
(左うえ)
2040年代半ばを見据えた潮流と課題
項目1つ目、さらなる人口減少社会・ちょう高齢社会の到来
1点目、人口減少対策として、移住・定住の促進などの社会減対策(人口流出の是正)に取り組みつつ、まずは男女の出会いや子育て支援など自然減対策(出生率の向上)をより一層進める必要がある
2点目、一定の人口を保持しなければ、経済・産業活動の縮小により地方公共団体の税収が減少し、一方で、社会保障関係費の増加が見込まれるなど、地方財政はさらに厳しさを増す
3点目、県北地域をはじめとした中山間地域や離島は、より厳しい状況にあるため、地域社会を存続させるため、多様な主体が地域づくりに関わり、つながり合う、参加と連携が不可欠となる
(本文の右側に表)
(ひょう はじめ)
岡山県の将来人口推計
毎年の人口減少、2020年、0.7万人、右矢印、2045年、1.4万人
総人口 、2020年、1,890,000人、右矢印、2045年、1,580,000人
65歳以上の人口、2020年、57.3万人、右矢印、2045年、58.2万人
65歳以上の人口割合、2020年、30.3%、右矢印、2045年、36.9%
注、国立社会保障・人口問題研究所の推計により作成
(表終わり)
項目2つ目、激甚化・頻発化する自然災害
1点目、豪雨や震災など、日本全国で災害は起こり、甚大な被害が生じる
2点目、平成30年7月豪雨災害などの経験を踏まえ、治水機能強化などとともに、自助・共助・公助にわたる取組を進める
項目3つ目、感染症のリスクと社会経済活動の両立
1点目、新型コロナウイルス感染症は緊急事態措置など多大な影響を及ぼした
2点目、新興感染症に備え、感染拡大防止対策の一層の充実に加え、感染が拡大した場合には社会経済活動との両立が重要となる
項目4つ目、デジタル技術の進展と人材育成
1点目、AIやデジタル技術を活用し、公共サービスの維持・強化を図り、誰もが安心して暮らせる社会を実現するための社会変革が必要となる
2点目、あらゆる分野でDXを進めるために不可欠なデジタル人材の育成に取り組む
項目5つ目、カーボンニュートラルの実現
1点目、温暖化の影響とみられる災害が毎年のように発生するなど、気候変動がもたらす影響は深刻さを増している
2点目、2050年温室効果ガス排出ゼロに向け、県民、事業者、行政が一丸で取り組む
項目6つ目、グローバル化のさらなる進展
1点目、世界中でひと・ものの流動性はますます高まり、グローバル競争が激化する
2点目、各国の相互影響と依存の度合いも高まり、環境問題や感染症、エネルギー・食糧問題、平和の実現など、地球規模の課題解決への取組が求められる
(左した)
岡山の個性と優位性
ひと・ものが行き交う優れた拠点性、温暖な気候に恵まれた「晴れの国」、三大河川をはじめとする豊かな自然環境、
他地域と比較して低い地震災害発生頻度、充実した教育環境、ものづくりをはじめとした優れた産業集積、恵まれた観光資源、
国内外に誇る高品質な農林水産物、高い医療水準と充実した医療環境、福祉の伝統と地域活動等の先進性、豊かな文化とスポーツに親しめる環境
(右うえグラフ)
岡山県の人口の推移と長期的な見通し、のグラフ
横軸、単位、年、1960年から2100年の10年間隔
縦軸、単位、まんにん、0人から2,000,000人の200,000人間隔
凡例、くろ色実線、実績、くろ色点線、現在の人口動態がこのまま続く場合、薄色実線、合計特殊出生率が上昇した場合
1960年から2020年、1,890,000人までの実績がくろ色実線で描かれている
2020年より先のグラフとして、現在の人口動態がこのまま続く場合、2040年 1,650,000人、2060年 1,370,000人、2100年 830,000人
合計特殊出生率が上昇した場合、2040年 1,620,000人、2060年 1,380,000人、2100年 1,020,000人
2100年時点、現在の人口動態がこのまま続く場合の830,000人から、合計特殊出生率が上昇した場合の1,020,000人まで上昇の矢印
グラフは、「岡山県人口ビジョン(令和7年3月改訂版)」より
(グラフ終わり)
右うえグラフから、したに矢印、将来にわたって活力ある社会を維持していくために
(右した図)
2040年代半ばの目指すべき岡山の姿を中心に、
結婚・子育ての希望がかなう社会の実現、
1点目、結婚や子育てを前向きに捉え、希望をかなえている、2点目、社会全体で子育てを応援する気運が醸成されている
矢印で、婚姻・出生数の増加、その矢印の先に
夢を育む教育県岡山の推進、
1点目、子どもたちが安心して学ぶ環境が整備されている、2点目、将来の夢や目標を持ち、自立的に生きる能力を身に付けている
矢印で、人材育成し産業界へ、その矢印の先に
地域を支える産業の振興、
1点目、グローバル競争で優位に立つ技術りょく・生産性がある、2点目、多様な観光資源を活用し、地域経済の成長を支えている
矢印で、安定した生活基盤の確保、その矢印の先に
安心で豊かさが実感できる地域の創造、
1点目、質の高い医療サービスを受けることができる、2点目、高齢化が進む地域において、多様な主体が地域社会の担い手となる
矢印で、安全・安心な地域で子育て、その矢印の先に、
結婚・子育ての希望がかなう社会の実現、と循環する図
(見開き3、4ページ終わり)
(5ページはじめ)
第2章、長期構想(岡山の将来像)
地域別構想
1点目、県南都市部においては、今後さらなる人口減少の加速化が予測され、県北地域をはじめとした中山間地域においては、地域コミュニティの衰退などさまざまな課題があります。
2点目、備前・備中・みまさかの各地域が、市町村との密接な連携の下、課題の解決を図りつつ、豊かな地域づくりを進めることが必要となります。
(地図)
岡山県の地図に、備前、備中、みまさかと3地域を表示
(備前地域)
将来の姿、活力あふれ、明るく笑顔で暮らせる備前地域
1点目、ちゅうしこくの拠点として、ひと・ものが行き交い、国内外から多くの観光客が訪れ、力強い担い手が支える儲かる農林水産業が実現しているなど、元気で力強い地域になっています。
2点目、災害への備えが整い、地域全体で子育てを応援する気運が醸成され、世代や障害の有無を超えて住民同士が支え合う、安心で愛着を持って住み続けたい地域になっています。
政策展開の方向性
1点目、売れるものづくりの推進、儲かる農林水産業の加速化や滞在型観光の振興など、備前地域を売り込む産業の振興を図ります。
2点目、災害に強く、結婚・子育ての希望がかない、健康で生きる喜びを感じられるなど、安心で豊かさが実感できる備前地域を創造します。
(備前地域の写真)
春の岡山後楽園と、岡山の白桃の2枚の写真
(備中地域)
将来の姿、夢と元気にあふれ、安全・安心で暮らしやすい備中地域
1点目、国際競争力を備えた水島コンビナートは脱炭素化が進み、地域の強みを生かした産業が雇用を創出するほか、観光客が回遊してにぎわうなど、夢と元気にあふれた地域になっています。
2点目、災害に強く、出会いから結婚、出産、子育てに至るまで切れ目なく支援が受けられ、中山間地域や離島でも集落機能が維持される、安全・安心で暮らしやすい地域になっています。
政策展開の方向性
1点目、地域の特色や資源を生かした産業・観光の振興、儲かる農林水産業の実現など、備中地域ならではの産業モデルの構築を図ります。
2点目、地域防災りょくのさらなる強化、保健・医療・福祉体制の充実と子育て環境づくりの推進、中山間地域や離島の振興など、備中地域ならではの地域モデルを構築します。
(備中地域の写真)
デニム着物を着た女性2人が日傘をさして倉敷美観地区の白壁の蔵屋敷の前を歩いている様子と、デニムジーンズの2枚の写真
(みまさか地域)
将来の姿、魅力と活力にあふれ、安心で生き活きと暮らせるみまさか地域
1点目、地域資源を生かした産業が発展するとともに、国内外から多くの人が何度も訪れ、次世代の担い手の活躍や移住者の増加、儲かる農業・活力ある林業などが実現し、魅力と活力にあふれる地域になっています。
2点目、質の高い医療・介護・福祉サービスが提供され、不安なく子どもを生み育て、お互いに支え合い、災害への備えが整った、安心して生き活きと暮らせる地域になっています。
政策展開の方向性
1点目、農産物のブランド化や多様な担い手の確保、魅力ある特産品の開発や販路拡大、「自然」、「癒やし」、「文化」など地域ならではの特色を生かした滞在型観光の推進など、みまさか地域の資源を生かした産業の振興を図ります。
2点目、医療提供体制の整備や地域包括ケアシステムの深化・推進、都市及び集落機能の維持強化と交流や移住・定住の促進など、人々が支え合い生き活きと暮らせる「みまさかのくに」を創造します。
(みまさか地域の写真)
桜の季節の津山城と、ジャージー牛が放牧されている蒜山高原の2枚の写真
(5ページ終わり)
(6ページはじめ)
第3章、行動計画
行動計画は、長期構想で描く「生き活き岡山」の実現に向けて、令和10年度(2028年度)までに重点的に取り組む戦略や施策を盛り込んだ計画です。
4つの「重点戦略」で構成し、そのしたに22の「戦略プログラム」を掲げ、関連する指標と施策を配置しています。
行動計画の構成
重点戦略1、結婚・子育ての希望がかなう社会の実現
3つのプログラムで構成
1、出会い・結婚応援プログラム、2、妊娠・出産・子育て支援プログラム、3、子育てと仕事の両立支援プログラム
重点戦略2、夢を育む教育県岡山の推進
4つのプログラムで構成
1、学ぶ力育成プログラム、2、徳育・体育推進プログラム、3、多様な教育ニーズ支援プログラム、4、グローバル人材育成プログラム
重点戦略3、地域を支える産業の振興
5つのプログラムで構成
1、企業誘致・投資促進プログラム、2、企業の「稼ぐ力」強化プログラム、3、観光振興プログラム、4、儲かる農林水産業加速化プログラム、5、働く人応援プログラム
重点戦略4、安心で豊かさが実感できる地域の創造
10のプログラムで構成
1、保健医療充実プログラム、2、福祉サービス推進プログラム、3、子ども・若者支援プログラム、4、防災対策強化プログラム、5、暮らしの安全推進プログラム、6、持続可能な中山間地域等形成プログラム、7、快適な環境保全プログラム、8、脱炭素化推進プログラム、9、生きがい・元気づくり支援プログラム、10、情報発信りょく強化プログラム
(したの図)
生き活き指標、重点施策、推進施策が並んだ四角い図
生き活き指標、計画期間中に達成しようとする目標ち、99指標
重点施策、「生き活き指標」により達成度を示すことができる施策、89施策
推進施策、重点施策以外の施策、68施策
(したの図終わり)
戦略プログラムに盛り込まれていない施策・事業についても、各種の個別計画などに基づき着実に進めていきます。
注、政令指定都市である岡山市は、義務教育について、財源や人事、組織に関する権限を有し、それに基づいて岡山市自ら目標や指標を設定し、独自の教育施策を実施しております。なお、ここでは、県民の皆様に、岡山県全体の教育の状況をご覧いただくため、岡山市における数値も含んだ指標を設定しております。
(6ページ終わり)
(7ページはじめ)
重点戦略1、結婚・子育ての希望がかなう社会の実現
1、出会い・結婚応援プログラム
県民意識調査では、未婚者の8割以上が結婚の希望があるものの、3割以上が「結婚できそうにない」としており、その理由として「結婚したいと思う相手と出会いそうにない」が最も多く、希望や理想の実現に向けた出会い・結婚支援を重点的に進める必要があります。
(右にイラスト)
男女2人が寄り添って歩くイラスト
生き活き指標、婚姻率(人口1千人に対する婚姻件数の割合)、3.7、右矢印、3.9
右に向かう記号
重点施策、社会全体で出会い・結婚を応援する気運の醸成
個人の自由な選択を尊重しつつ、ウェブサイトやメディアなどの各種広報媒体を通じて出会い・結婚に関する情報を発信するほか、
「おかやま結婚応援パスポート」の利用拡大を図るなど、結婚の希望を後押しし若い世代を応援するとともに、結婚を前向きに捉える社会全体の気運の醸成に努めます。
生き活き指標、おかやま出会い・結婚サポートセンターが関わった成婚数、521組、右矢印、1,000組
右に向かう記号
重点施策、結婚の希望をかなえる環境の整備
おかやま出会い・結婚サポートセンターを拠点とした結婚支援システム「おかやま縁むすびネット」のさらなる利便性向上を図るほか、
企業や市町村、他県等との連携により趣向を凝らした出会いイベントを開催するなど、多様な出会いの機会を提供し、一人でも多くの若い世代の結婚の希望をかなえられるよう支援します。
推進施策、結婚への関心の後押し、結婚生活の応援
(推進施策の右にイラスト)
おかやま結婚応援パスポートのイラストと、おかやま縁むすびネットのロゴマーク
生き活き指標 2指標、重点施策 2施策、推進施策 2施策、
右端に、29ページの一覧をご覧ください。右矢印の表示
(7ページ終わり)
(8ページはじめ)
重点戦略1、結婚・子育ての希望がかなう社会の実現
2、妊娠・出産・子育て支援プログラム
本県の合計特殊出生率は低下傾向にあり、今後も出生すうの減少が見込まれる中、妊娠・出産の相談・医療体制等の整備など、
各ステージに応じて切れ目ない支援を行うとともに、社会全体で子育てを応援する気運の醸成を図り、誰もが安心して子育てできる環境づくりを目指します。
(右に写真)
ももっこステーション(にこたん)の写真
生き活き指標、合計特殊出生率、1.32、右矢印、1.37
生き活き指標、出生数、11,575人、右矢印、12,238人
右に向かう記号
重点施策、子育てにやさしい社会づくり
子育てにやさしい社会の実現に向けた県民運動の展開や、「ももっこカード」の利用拡大などにより、
社会全体で子育てを温かく応援する気運を高め、子どもが健やかに生まれ育つ環境づくりを進めます。
重点施策、地域ぐるみの子育て支援
「地域子育て支援拠点」等の周知や支援者相互のネットワークづくり、子育て支援団体同士の連携促進により、
地域の子育て支援りょくの向上を図り、子どもや子育て家庭を地域ぐるみで支援します。
生き活き指標、妊娠・出産について満足している母親の割合、86.7%、右矢印、90.0%
右に向かう記号
重点施策、切れ目のない母子保健等の強化
妊娠期から子育て期まで母子支援が包括的に行えるよう、保健、医療、福祉等の連携体制の強化、早期支援や継続した相談体制の構築を図ります。
特に、さんぜん・さんごの支援の充実が図られるよう、広域的支援を行います。
推進施策、たし世帯への支援、子育ての実感や安心感を得る場の提供
(推進施策の右に写真)
おかやま子育て応援パスポート「ももっこカード」のイラストと、愛育委員によるすくすく赤ちゃん訪問の写真
生き活き指標 4指標、重点施策 4施策、推進施策 2施策、
右端に、29ページの一覧をご覧ください。右矢印の表示
(8ページ終わり)
(9ページはじめ)
重点戦略1、結婚・子育ての希望がかなう社会の実現
3、子育てと仕事の両立支援プログラム
国の「こども未来戦略」では、子育てとキャリアの両立を理想とする女性が多い一方で、依然として家事や育児の負担が女性に偏在する傾向にあることが指摘される中、
男女ともに子育てと仕事を両立できる働きやすい職場環境づくりを推進する必要があります。
(右に写真)
県内のこども園の写真
生き活き指標、おかやま子育て応援宣言企業「アドバンス企業」認定数、151社、右矢印、440社
右に向かう記号
重点施策、企業等による子育て支援の取組の促進
子育てしやすい職場環境づくりに取り組む企業の顕彰等により、経営者の意識醸成を図り、企業等が主体的に進める従業員の子育て支援を促進します。
生き活き指標、14日以上の男性の育児休業取得率、39.2%、右矢印、50.4%
右に向かう記号
重点施策、男性の育児休業取得促進に向けた環境の整備
経営層の意識啓発や男性の育児休業取得を奨励する取組等を実施するとともに、男女共同参画に対する意識の醸成などにより、男女がともに安心して子育てしながら働ける職場づくりを推進します。
重点施策、男女がともに協力して子育てをする意識の醸成
男性の積極的な家事・育児への参画等を促進するため、固定的な性別役割分担意識の解消につながる講座の開催等により、男女がともに協力して子育てをする意識の醸成を図ります。
生き活き指標、保育士・保育所支援センターが関わった保育所等への就職者数、436人、右矢印、820人
右に向かう記号
重点施策、保育人材の確保・定着と職場環境の改善
現任保育士への相談対応や潜在保育士の就業支援、学生への働きかけなどに取り組むとともに、職場環境の改善や保育士の負担軽減を図り、人材の確保・定着を進めます。
推進施策、安心して結婚、妊娠・出産、子育てができる「しごと」応援、出産・子育て後の女性の再就職等の支援、保育等のサービスの充実
(推進施策の右に写真)
経営者、管理者向け男性育休事例紹介リーフレットの表紙、女性の復職・再就職応援イベントの写真
生き活き指標 3指標、重点施策 4施策、推進施策 3施策、
右端に、29ページの一覧をご覧ください。右矢印の表示
(9ページ終わり)
(10ページはじめ)
重点戦略2、夢を育む教育県岡山の推進
1、学ぶ力育成プログラム
全国平均並の学力が定着してきているものの、将来はAI等による職業代替可能性が高まり、創造性が必要な業務等が仕事の中心になることが想定される中、
子どもたちが、夢や目標の実現に向け、自己実現を図るために必要となる学ぶ力を確実に育成する必要があります。
(右に写真)
つまずいた問題をグループで学び合う写真
生き活き指標、「将来の夢や目標を持っている」と回答した児童生徒の割合、小学校6年生、60.4%、右矢印、70.0%、中学校3年生、37.5%、右矢印、50.0%
生き活き指標、全国学力・学習状況調査の全国平均正答率との差、小学校6年生、マイナス1ポイント、右矢印、プラス1ポイント、中学校3年生、プラス1ポイント、右矢印、プラス1ポイント
生き活き指標、「授業では、課題の解決に向けて、自分で考え、自分から取り組んでいた」と回答した児童生徒の割合、小学校6年生、80.8%、右矢印、84.0%、中学校3年生、80.0%、右矢印、83.0%
右に向かう記号
重点施策、教師の授業りょくの向上
校長のビジョンと戦略に基づく学校経営を支援し、教育活動の質の向上を図る学校風土を醸成します。教員の授業観の転換を図り、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実を推進します。
また、教職員の働きかた改革を推進し、児童生徒の指導などに専念できる環境を整備します。
重点施策、PBL(課題解決型学習)の推進
子どもたちが、多様な他者との協働のもと、自ら課題を発見し解決する過程を通して、課題解決に必要な資質・能力を身に付けるPBLを推進することで
探究的な学びの充実を図り、主体性や協調性等を育み、学ぶ意欲の向上につなげます。
推進施策、就学前教育の質の向上、高等学校における学力の向上
(推進施策の右に写真)
端末を用いた学びの写真、PBLの成果発表の写真
生き活き指標 6指標、重点施策 5施策、推進施策 2施策、
右端に、29ページの一覧をご覧ください。右矢印の表示
(10ページ終わり)
以上、分割1、終わり
音声読み上げサービスに対応したテキスト版です。
こちらの分割1では、表紙から10ページまでの内容が含まれています。第1章、第2章、第3章行動計画のうち、重点戦略2、学ぶ力育成プログラムまでです。
(冊子表紙)
第4次晴れの国おかやま生き活きプラン
すべての県民が明るい笑顔で暮らす「生き活き岡山」の実現を目指して
(イラスト)
公園のような緑豊かな場所で、
手前には子ども2人とその子どもたちに寄り添う犬と猫がいる
子ども2人のすぐ後ろに高齢のかたを含んだ大人3人がいて、正面を向いて笑顔で手を振っている
その大人3人の横にいる大人4人目の背中には子ども1人をおんぶして笑顔でいる
奥側には遊ぶ子どもたち、ベビーカーを押す2人、車いすを押す2人、ビジネスマン風の大人が歩く様子が描かれたイラスト
(冊子表紙終わり)
(見開き1、2ページはじめ)
第1章、基本的な考え方
(左うえ)
県政の基本目標
すべての県民が明るい笑顔で暮らす「生き活き岡山」の実現
(右うえ)
プランの性格
1点目、県政において最上位に位置付けられる総合的な計画
2点目、将来の長期構想と、その実現に向けた行動計画という2つの性格を併せ持つもの
(時系列の図)
2025年度から2028年度、さらにその先、2040年代半ば、さらなる人口減少社会・ちょう高齢社会の到来、が左側から右側への時系列の矢印として書かれている
(時系列の図の左)
2025年度から2028年度までを計画期間とし、その計画期間の下に
第3章、行動計画
長期構想の実現に向けて重点的に取り組む戦略や施策を盛り込んだ計画
重点戦略1、結婚・子育ての希望がかなう社会の実現
重点戦略2、夢を育む教育県岡山の推進
重点戦略3、地域を支える産業の振興
重点戦略4、安心で豊かさが実感できる地域の創造
(時系列の図の右)
2040年代半ば、さらなる人口減少社会・ちょう高齢社会の到来、の下に
第2章、長期構想(岡山の将来像)
将来の潮流と課題、および本県の個性と優位性を整理した上で、“現在生まれた世代が20代を迎える2040年代半ばの目指すべき岡山の将来像”を展望
(見開きした)
第4次プラン推進の基本姿勢
顧客重視の視点に立った県政の推進
1点目、県民ニーズ等の的確な把握
2点目、戦略的な情報発信の推進
3点目、行政のDXの推進
さまざまな主体との連携・協働
1点目、市町村との一層の連携強化
2点目、ボランティア、NPO、企業、大学等との連携・協働
3点目、近隣県との広域連携
時代の要請に応える政策推進
1点目、部局横断型の政策決定
2点目、職員の育成とチャレンジする組織風土の醸成
3点目、コスト意識の徹底と「カイゼン」の一層の推進
4点目、実効性の高い施策・事業の着実な実施
5点目、将来世代の視点を反映した施策・事業の立案・実施
6点目、エスディージーズの視点を参考にした施策の推進
7点目、PDCAサイクルの実施
(右した)
冊子表紙のイラスト
(見開き1、2ページ終わり)
(見開き3、4ページはじめ)
第2章、長期構想(岡山の将来像)
(左うえ)
2040年代半ばを見据えた潮流と課題
項目1つ目、さらなる人口減少社会・ちょう高齢社会の到来
1点目、人口減少対策として、移住・定住の促進などの社会減対策(人口流出の是正)に取り組みつつ、まずは男女の出会いや子育て支援など自然減対策(出生率の向上)をより一層進める必要がある
2点目、一定の人口を保持しなければ、経済・産業活動の縮小により地方公共団体の税収が減少し、一方で、社会保障関係費の増加が見込まれるなど、地方財政はさらに厳しさを増す
3点目、県北地域をはじめとした中山間地域や離島は、より厳しい状況にあるため、地域社会を存続させるため、多様な主体が地域づくりに関わり、つながり合う、参加と連携が不可欠となる
(本文の右側に表)
(ひょう はじめ)
岡山県の将来人口推計
毎年の人口減少、2020年、0.7万人、右矢印、2045年、1.4万人
総人口 、2020年、1,890,000人、右矢印、2045年、1,580,000人
65歳以上の人口、2020年、57.3万人、右矢印、2045年、58.2万人
65歳以上の人口割合、2020年、30.3%、右矢印、2045年、36.9%
注、国立社会保障・人口問題研究所の推計により作成
(表終わり)
項目2つ目、激甚化・頻発化する自然災害
1点目、豪雨や震災など、日本全国で災害は起こり、甚大な被害が生じる
2点目、平成30年7月豪雨災害などの経験を踏まえ、治水機能強化などとともに、自助・共助・公助にわたる取組を進める
項目3つ目、感染症のリスクと社会経済活動の両立
1点目、新型コロナウイルス感染症は緊急事態措置など多大な影響を及ぼした
2点目、新興感染症に備え、感染拡大防止対策の一層の充実に加え、感染が拡大した場合には社会経済活動との両立が重要となる
項目4つ目、デジタル技術の進展と人材育成
1点目、AIやデジタル技術を活用し、公共サービスの維持・強化を図り、誰もが安心して暮らせる社会を実現するための社会変革が必要となる
2点目、あらゆる分野でDXを進めるために不可欠なデジタル人材の育成に取り組む
項目5つ目、カーボンニュートラルの実現
1点目、温暖化の影響とみられる災害が毎年のように発生するなど、気候変動がもたらす影響は深刻さを増している
2点目、2050年温室効果ガス排出ゼロに向け、県民、事業者、行政が一丸で取り組む
項目6つ目、グローバル化のさらなる進展
1点目、世界中でひと・ものの流動性はますます高まり、グローバル競争が激化する
2点目、各国の相互影響と依存の度合いも高まり、環境問題や感染症、エネルギー・食糧問題、平和の実現など、地球規模の課題解決への取組が求められる
(左した)
岡山の個性と優位性
ひと・ものが行き交う優れた拠点性、温暖な気候に恵まれた「晴れの国」、三大河川をはじめとする豊かな自然環境、
他地域と比較して低い地震災害発生頻度、充実した教育環境、ものづくりをはじめとした優れた産業集積、恵まれた観光資源、
国内外に誇る高品質な農林水産物、高い医療水準と充実した医療環境、福祉の伝統と地域活動等の先進性、豊かな文化とスポーツに親しめる環境
(右うえグラフ)
岡山県の人口の推移と長期的な見通し、のグラフ
横軸、単位、年、1960年から2100年の10年間隔
縦軸、単位、まんにん、0人から2,000,000人の200,000人間隔
凡例、くろ色実線、実績、くろ色点線、現在の人口動態がこのまま続く場合、薄色実線、合計特殊出生率が上昇した場合
1960年から2020年、1,890,000人までの実績がくろ色実線で描かれている
2020年より先のグラフとして、現在の人口動態がこのまま続く場合、2040年 1,650,000人、2060年 1,370,000人、2100年 830,000人
合計特殊出生率が上昇した場合、2040年 1,620,000人、2060年 1,380,000人、2100年 1,020,000人
2100年時点、現在の人口動態がこのまま続く場合の830,000人から、合計特殊出生率が上昇した場合の1,020,000人まで上昇の矢印
グラフは、「岡山県人口ビジョン(令和7年3月改訂版)」より
(グラフ終わり)
右うえグラフから、したに矢印、将来にわたって活力ある社会を維持していくために
(右した図)
2040年代半ばの目指すべき岡山の姿を中心に、
結婚・子育ての希望がかなう社会の実現、
1点目、結婚や子育てを前向きに捉え、希望をかなえている、2点目、社会全体で子育てを応援する気運が醸成されている
矢印で、婚姻・出生数の増加、その矢印の先に
夢を育む教育県岡山の推進、
1点目、子どもたちが安心して学ぶ環境が整備されている、2点目、将来の夢や目標を持ち、自立的に生きる能力を身に付けている
矢印で、人材育成し産業界へ、その矢印の先に
地域を支える産業の振興、
1点目、グローバル競争で優位に立つ技術りょく・生産性がある、2点目、多様な観光資源を活用し、地域経済の成長を支えている
矢印で、安定した生活基盤の確保、その矢印の先に
安心で豊かさが実感できる地域の創造、
1点目、質の高い医療サービスを受けることができる、2点目、高齢化が進む地域において、多様な主体が地域社会の担い手となる
矢印で、安全・安心な地域で子育て、その矢印の先に、
結婚・子育ての希望がかなう社会の実現、と循環する図
(見開き3、4ページ終わり)
(5ページはじめ)
第2章、長期構想(岡山の将来像)
地域別構想
1点目、県南都市部においては、今後さらなる人口減少の加速化が予測され、県北地域をはじめとした中山間地域においては、地域コミュニティの衰退などさまざまな課題があります。
2点目、備前・備中・みまさかの各地域が、市町村との密接な連携の下、課題の解決を図りつつ、豊かな地域づくりを進めることが必要となります。
(地図)
岡山県の地図に、備前、備中、みまさかと3地域を表示
(備前地域)
将来の姿、活力あふれ、明るく笑顔で暮らせる備前地域
1点目、ちゅうしこくの拠点として、ひと・ものが行き交い、国内外から多くの観光客が訪れ、力強い担い手が支える儲かる農林水産業が実現しているなど、元気で力強い地域になっています。
2点目、災害への備えが整い、地域全体で子育てを応援する気運が醸成され、世代や障害の有無を超えて住民同士が支え合う、安心で愛着を持って住み続けたい地域になっています。
政策展開の方向性
1点目、売れるものづくりの推進、儲かる農林水産業の加速化や滞在型観光の振興など、備前地域を売り込む産業の振興を図ります。
2点目、災害に強く、結婚・子育ての希望がかない、健康で生きる喜びを感じられるなど、安心で豊かさが実感できる備前地域を創造します。
(備前地域の写真)
春の岡山後楽園と、岡山の白桃の2枚の写真
(備中地域)
将来の姿、夢と元気にあふれ、安全・安心で暮らしやすい備中地域
1点目、国際競争力を備えた水島コンビナートは脱炭素化が進み、地域の強みを生かした産業が雇用を創出するほか、観光客が回遊してにぎわうなど、夢と元気にあふれた地域になっています。
2点目、災害に強く、出会いから結婚、出産、子育てに至るまで切れ目なく支援が受けられ、中山間地域や離島でも集落機能が維持される、安全・安心で暮らしやすい地域になっています。
政策展開の方向性
1点目、地域の特色や資源を生かした産業・観光の振興、儲かる農林水産業の実現など、備中地域ならではの産業モデルの構築を図ります。
2点目、地域防災りょくのさらなる強化、保健・医療・福祉体制の充実と子育て環境づくりの推進、中山間地域や離島の振興など、備中地域ならではの地域モデルを構築します。
(備中地域の写真)
デニム着物を着た女性2人が日傘をさして倉敷美観地区の白壁の蔵屋敷の前を歩いている様子と、デニムジーンズの2枚の写真
(みまさか地域)
将来の姿、魅力と活力にあふれ、安心で生き活きと暮らせるみまさか地域
1点目、地域資源を生かした産業が発展するとともに、国内外から多くの人が何度も訪れ、次世代の担い手の活躍や移住者の増加、儲かる農業・活力ある林業などが実現し、魅力と活力にあふれる地域になっています。
2点目、質の高い医療・介護・福祉サービスが提供され、不安なく子どもを生み育て、お互いに支え合い、災害への備えが整った、安心して生き活きと暮らせる地域になっています。
政策展開の方向性
1点目、農産物のブランド化や多様な担い手の確保、魅力ある特産品の開発や販路拡大、「自然」、「癒やし」、「文化」など地域ならではの特色を生かした滞在型観光の推進など、みまさか地域の資源を生かした産業の振興を図ります。
2点目、医療提供体制の整備や地域包括ケアシステムの深化・推進、都市及び集落機能の維持強化と交流や移住・定住の促進など、人々が支え合い生き活きと暮らせる「みまさかのくに」を創造します。
(みまさか地域の写真)
桜の季節の津山城と、ジャージー牛が放牧されている蒜山高原の2枚の写真
(5ページ終わり)
(6ページはじめ)
第3章、行動計画
行動計画は、長期構想で描く「生き活き岡山」の実現に向けて、令和10年度(2028年度)までに重点的に取り組む戦略や施策を盛り込んだ計画です。
4つの「重点戦略」で構成し、そのしたに22の「戦略プログラム」を掲げ、関連する指標と施策を配置しています。
行動計画の構成
重点戦略1、結婚・子育ての希望がかなう社会の実現
3つのプログラムで構成
1、出会い・結婚応援プログラム、2、妊娠・出産・子育て支援プログラム、3、子育てと仕事の両立支援プログラム
重点戦略2、夢を育む教育県岡山の推進
4つのプログラムで構成
1、学ぶ力育成プログラム、2、徳育・体育推進プログラム、3、多様な教育ニーズ支援プログラム、4、グローバル人材育成プログラム
重点戦略3、地域を支える産業の振興
5つのプログラムで構成
1、企業誘致・投資促進プログラム、2、企業の「稼ぐ力」強化プログラム、3、観光振興プログラム、4、儲かる農林水産業加速化プログラム、5、働く人応援プログラム
重点戦略4、安心で豊かさが実感できる地域の創造
10のプログラムで構成
1、保健医療充実プログラム、2、福祉サービス推進プログラム、3、子ども・若者支援プログラム、4、防災対策強化プログラム、5、暮らしの安全推進プログラム、6、持続可能な中山間地域等形成プログラム、7、快適な環境保全プログラム、8、脱炭素化推進プログラム、9、生きがい・元気づくり支援プログラム、10、情報発信りょく強化プログラム
(したの図)
生き活き指標、重点施策、推進施策が並んだ四角い図
生き活き指標、計画期間中に達成しようとする目標ち、99指標
重点施策、「生き活き指標」により達成度を示すことができる施策、89施策
推進施策、重点施策以外の施策、68施策
(したの図終わり)
戦略プログラムに盛り込まれていない施策・事業についても、各種の個別計画などに基づき着実に進めていきます。
注、政令指定都市である岡山市は、義務教育について、財源や人事、組織に関する権限を有し、それに基づいて岡山市自ら目標や指標を設定し、独自の教育施策を実施しております。なお、ここでは、県民の皆様に、岡山県全体の教育の状況をご覧いただくため、岡山市における数値も含んだ指標を設定しております。
(6ページ終わり)
(7ページはじめ)
重点戦略1、結婚・子育ての希望がかなう社会の実現
1、出会い・結婚応援プログラム
県民意識調査では、未婚者の8割以上が結婚の希望があるものの、3割以上が「結婚できそうにない」としており、その理由として「結婚したいと思う相手と出会いそうにない」が最も多く、希望や理想の実現に向けた出会い・結婚支援を重点的に進める必要があります。
(右にイラスト)
男女2人が寄り添って歩くイラスト
生き活き指標、婚姻率(人口1千人に対する婚姻件数の割合)、3.7、右矢印、3.9
右に向かう記号
重点施策、社会全体で出会い・結婚を応援する気運の醸成
個人の自由な選択を尊重しつつ、ウェブサイトやメディアなどの各種広報媒体を通じて出会い・結婚に関する情報を発信するほか、
「おかやま結婚応援パスポート」の利用拡大を図るなど、結婚の希望を後押しし若い世代を応援するとともに、結婚を前向きに捉える社会全体の気運の醸成に努めます。
生き活き指標、おかやま出会い・結婚サポートセンターが関わった成婚数、521組、右矢印、1,000組
右に向かう記号
重点施策、結婚の希望をかなえる環境の整備
おかやま出会い・結婚サポートセンターを拠点とした結婚支援システム「おかやま縁むすびネット」のさらなる利便性向上を図るほか、
企業や市町村、他県等との連携により趣向を凝らした出会いイベントを開催するなど、多様な出会いの機会を提供し、一人でも多くの若い世代の結婚の希望をかなえられるよう支援します。
推進施策、結婚への関心の後押し、結婚生活の応援
(推進施策の右にイラスト)
おかやま結婚応援パスポートのイラストと、おかやま縁むすびネットのロゴマーク
生き活き指標 2指標、重点施策 2施策、推進施策 2施策、
右端に、29ページの一覧をご覧ください。右矢印の表示
(7ページ終わり)
(8ページはじめ)
重点戦略1、結婚・子育ての希望がかなう社会の実現
2、妊娠・出産・子育て支援プログラム
本県の合計特殊出生率は低下傾向にあり、今後も出生すうの減少が見込まれる中、妊娠・出産の相談・医療体制等の整備など、
各ステージに応じて切れ目ない支援を行うとともに、社会全体で子育てを応援する気運の醸成を図り、誰もが安心して子育てできる環境づくりを目指します。
(右に写真)
ももっこステーション(にこたん)の写真
生き活き指標、合計特殊出生率、1.32、右矢印、1.37
生き活き指標、出生数、11,575人、右矢印、12,238人
右に向かう記号
重点施策、子育てにやさしい社会づくり
子育てにやさしい社会の実現に向けた県民運動の展開や、「ももっこカード」の利用拡大などにより、
社会全体で子育てを温かく応援する気運を高め、子どもが健やかに生まれ育つ環境づくりを進めます。
重点施策、地域ぐるみの子育て支援
「地域子育て支援拠点」等の周知や支援者相互のネットワークづくり、子育て支援団体同士の連携促進により、
地域の子育て支援りょくの向上を図り、子どもや子育て家庭を地域ぐるみで支援します。
生き活き指標、妊娠・出産について満足している母親の割合、86.7%、右矢印、90.0%
右に向かう記号
重点施策、切れ目のない母子保健等の強化
妊娠期から子育て期まで母子支援が包括的に行えるよう、保健、医療、福祉等の連携体制の強化、早期支援や継続した相談体制の構築を図ります。
特に、さんぜん・さんごの支援の充実が図られるよう、広域的支援を行います。
推進施策、たし世帯への支援、子育ての実感や安心感を得る場の提供
(推進施策の右に写真)
おかやま子育て応援パスポート「ももっこカード」のイラストと、愛育委員によるすくすく赤ちゃん訪問の写真
生き活き指標 4指標、重点施策 4施策、推進施策 2施策、
右端に、29ページの一覧をご覧ください。右矢印の表示
(8ページ終わり)
(9ページはじめ)
重点戦略1、結婚・子育ての希望がかなう社会の実現
3、子育てと仕事の両立支援プログラム
国の「こども未来戦略」では、子育てとキャリアの両立を理想とする女性が多い一方で、依然として家事や育児の負担が女性に偏在する傾向にあることが指摘される中、
男女ともに子育てと仕事を両立できる働きやすい職場環境づくりを推進する必要があります。
(右に写真)
県内のこども園の写真
生き活き指標、おかやま子育て応援宣言企業「アドバンス企業」認定数、151社、右矢印、440社
右に向かう記号
重点施策、企業等による子育て支援の取組の促進
子育てしやすい職場環境づくりに取り組む企業の顕彰等により、経営者の意識醸成を図り、企業等が主体的に進める従業員の子育て支援を促進します。
生き活き指標、14日以上の男性の育児休業取得率、39.2%、右矢印、50.4%
右に向かう記号
重点施策、男性の育児休業取得促進に向けた環境の整備
経営層の意識啓発や男性の育児休業取得を奨励する取組等を実施するとともに、男女共同参画に対する意識の醸成などにより、男女がともに安心して子育てしながら働ける職場づくりを推進します。
重点施策、男女がともに協力して子育てをする意識の醸成
男性の積極的な家事・育児への参画等を促進するため、固定的な性別役割分担意識の解消につながる講座の開催等により、男女がともに協力して子育てをする意識の醸成を図ります。
生き活き指標、保育士・保育所支援センターが関わった保育所等への就職者数、436人、右矢印、820人
右に向かう記号
重点施策、保育人材の確保・定着と職場環境の改善
現任保育士への相談対応や潜在保育士の就業支援、学生への働きかけなどに取り組むとともに、職場環境の改善や保育士の負担軽減を図り、人材の確保・定着を進めます。
推進施策、安心して結婚、妊娠・出産、子育てができる「しごと」応援、出産・子育て後の女性の再就職等の支援、保育等のサービスの充実
(推進施策の右に写真)
経営者、管理者向け男性育休事例紹介リーフレットの表紙、女性の復職・再就職応援イベントの写真
生き活き指標 3指標、重点施策 4施策、推進施策 3施策、
右端に、29ページの一覧をご覧ください。右矢印の表示
(9ページ終わり)
(10ページはじめ)
重点戦略2、夢を育む教育県岡山の推進
1、学ぶ力育成プログラム
全国平均並の学力が定着してきているものの、将来はAI等による職業代替可能性が高まり、創造性が必要な業務等が仕事の中心になることが想定される中、
子どもたちが、夢や目標の実現に向け、自己実現を図るために必要となる学ぶ力を確実に育成する必要があります。
(右に写真)
つまずいた問題をグループで学び合う写真
生き活き指標、「将来の夢や目標を持っている」と回答した児童生徒の割合、小学校6年生、60.4%、右矢印、70.0%、中学校3年生、37.5%、右矢印、50.0%
生き活き指標、全国学力・学習状況調査の全国平均正答率との差、小学校6年生、マイナス1ポイント、右矢印、プラス1ポイント、中学校3年生、プラス1ポイント、右矢印、プラス1ポイント
生き活き指標、「授業では、課題の解決に向けて、自分で考え、自分から取り組んでいた」と回答した児童生徒の割合、小学校6年生、80.8%、右矢印、84.0%、中学校3年生、80.0%、右矢印、83.0%
右に向かう記号
重点施策、教師の授業りょくの向上
校長のビジョンと戦略に基づく学校経営を支援し、教育活動の質の向上を図る学校風土を醸成します。教員の授業観の転換を図り、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実を推進します。
また、教職員の働きかた改革を推進し、児童生徒の指導などに専念できる環境を整備します。
重点施策、PBL(課題解決型学習)の推進
子どもたちが、多様な他者との協働のもと、自ら課題を発見し解決する過程を通して、課題解決に必要な資質・能力を身に付けるPBLを推進することで
探究的な学びの充実を図り、主体性や協調性等を育み、学ぶ意欲の向上につなげます。
推進施策、就学前教育の質の向上、高等学校における学力の向上
(推進施策の右に写真)
端末を用いた学びの写真、PBLの成果発表の写真
生き活き指標 6指標、重点施策 5施策、推進施策 2施策、
右端に、29ページの一覧をご覧ください。右矢印の表示
(10ページ終わり)
以上、分割1、終わり