ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 総合政策局 > 公聴広報課 > 広報紙晴れの国おかやま2月号(令和7年2月発行・テキスト版)

本文

広報紙晴れの国おかやま2月号(令和7年2月発行・テキスト版)

印刷ページ表示 ページ番号:0956251 2025年1月31日更新公聴広報課
 県民の皆さんに県政の動きを分かりやすく紹介する岡山県広報紙「晴れの国おかやま」は、隔月(原則偶数月)の発行です。
 こちらのページは、音声読み上げサービスに対応したテキスト版です。右上の「文字色変更/音声読み上げ」をクリックしてご利用ください。
 

晴れの国おかやま2月号 (令和7年2月発行・テキスト版)

目次

知事あいさつ

特集:新岡山県不登校総合対策

 記事1 不登校対策の基本的な考え方と不登校の現状(1件)

 記事2 学校を、子どもたち誰もが通いたくなる魅力ある場所とします(1件)

 記事3 子どもたち・保護者と丁寧なコミュニケーションを図ります(1件)

 記事4 子どもたちに、多様な学びの場を用意します(2件)

県議会だより(1件)

県政フラッシュ(1件)

おかやまかわら版(4件)

プレゼントクイズ(1件)

知事あいさつ

   これまで、「教育県岡山の復活」に取り組んできた結果、学校の「荒れ」の問題は一定の改善が見られました。落ち着いて学習できる環境の下、児童生徒の一人ひとりのニーズや状況に応じた教育を推進することで、新しい時代の要請に応えられる人材を育成しています。
 一方で、昨年10月に公表された国の不登校に関する調査結果では、本県の不登校児童生徒の出現割合は全国平均を下回っているものの、依然として増加傾向にあります。
 こうしたことも踏まえ、県教育委員会では、新たに取りまとめた「新岡山県不登校総合対策」に基づき、誰一人取り残されない学びの実現に向けて、学校が「誰もが通いたくなる魅力ある場所」となるよう、子どもを真ん中にした学校づくりを推進します。また、児童生徒一人ひとりのニーズにあった多様な学びの場の確保にも努めるなど、不登校対策を総合的に進めてまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。

 岡山県知事 伊原木 隆太(いばらぎ りゅうた)

特集:新岡山県不登校総合対策

   誰一人取り残されない岡山県の教育に向けて
   OKAYAMA夢につながる学びプロジェクト
   新岡山県不登校総合対策

​​記事1 不登校対策の基本的な考え方と不登校の現状

   不登校対策の基本的な考え方
   《 誰一人取り残されない学びの実現 》
   どのような状態の子どもでも学びにつながることができるよう、
   学校における指導の改善・充実や学校外での学びの場づくりを推進します。
   (1)学校を、子どもたち誰もが通いたくなる魅力ある場所とします
 (2)子どもたち・保護者と丁寧なコミュニケーションを図ります
 (3)子どもたちに、多様な学びの場を用意します

 不登校の現状
  本県の不登校児童生徒の出現割合は、全国と同様に増加傾向にあります。
  また、本県では不登校に悩むすべての児童生徒が専門的な相談・指導等を受けられるよう努めています。

 1,000人当たりの不登校児童生徒数の推移(国公私立高校計・国公私立小中学校計)
 不登校児童生徒数(人/1000人)
 高校
 岡山県 22.2(平成30年)21.5(令和1年)17.0(令和2年)20.0(令和3年)21.2(令和4年) 
 全国 16.3(平成30年)15.8(令和1年)13.9(令和2年)16.9(令和3年)20.4(令和4年) 
 小中学校
 岡山県 15.5(平成30年)17.5(令和1年)17.3(令和2年)21.0(令和3年)24.8(令和4年)
 全国 16.9(平成30年)18.8(令和1年)20.5(令和2年)25.7(令和3年)31.7(令和4年) 

 不登校児童生徒のうち学校内外で相談・指導等を受けた割合の推移(国公私立高校計・国公私立小中学校計) 
 高校
 岡山県 63.9(平成30年)63.6(令和1年)69.8(令和2年)67.7(令和3年)78.1(令和4年) 
 全国 56.9(平成30年)61.6(令和1年)61.5(令和2年)59.4(令和3年)59.2(令和4年) 
 小中学校
 岡山県 81.0(平成30年)77.9(令和1年)83.1(令和2年)82.2(令和3年)81.7(令和4年) 
 全国 72.5(平成30年)70.4(令和1年)65.7(令和2年)63.7(令和3年)61.8(令和4年) 
 ※上記グラフは専門的な相談・指導等を受けた割合を示す。

 ※文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」結果を利用し独自に集計

記事2 学校を、子どもたち誰もが通いたくなる魅力ある場所とします

   授業や学校行事、校則の在り方などを検証し、子どもを真ん中にした教育活動が行われています。

(1)失敗を怒れず挑戦できる場所

 ・意見が言えた!
 ・自己決定できた!
 ・成長できた!
 ・みんなで学んで楽しい!
 ・誰かの役に立てた!
 ・やればできる! 

(a)PBLの推進
   PBLとは、(Project Based Learning)「課題解決型学習」のこと
 県内の公立小学校、中学校等が「人・こと・もの」と関わりながら主体的かつ探究的な学習に取り組んだ過程や成果を表彰する「おかやま学びたい賞」などの取り組みを行っています。
 (b)子どもを真ん中にした教育活動
    校則の見直しに挑戦している県立高校
 ~岡山県立岡山御津高等学校の取り組み~
 主な取り組み…「校則の見直し」
 令和5(2023)年度 生徒による「校則検討委員会」設立
 自由な服装で登校できる「フリードレス期間」を設定
 ・試行
 ・検証
 ・検討
 試行後アンケートの結果、生徒・教職員9割が賛成!
 ・賛成
 生徒「意外と勉強に集中できた」「気分が上がる!」
 教職員「自分で考え、判断するのは大事」「生徒も楽しそう!」
 ・反対
 生徒「トラブルに巻きこまれたときどこの生徒かわからない」
 教職員「ネイルには抵抗がある」
 今年から本格実施!

​記事3 子どもたち・保護者と丁寧なコミュニケーションを図ります

   学校に行きづらさを感じている児童生徒に対して、専門家や関係機関と連携し、「チーム学校」で最適な支援策を検討します。
   スクールソーシャルワーカー 延原栄子さん
   「チーム学校」の一員として相談者から丁寧にお話を伺い、地域や関係機関のご協力も得て、子どもたちが元気に過ごせる環境を整えていきます。人に頼る・甘える・相談する力は、生きるための大切なスキル。私たちにご相談ください。

記事4 子どもたちに、多様な学びの場を用意します

   学校内外を問わず、学びの場や支援機関などの情報を提供し、学びに繋がる支援を行います。

(1)オンライン応援室「まんまリンク」

​   ​メタバース空間でアバターを使って、おしゃべりなどが可能

(2)岡山県教育支援センター「My Place」   

   登校できていないが、高校進学を目指す中学生のために県立高校施設内に設置した居場所

   

   この他にも学びの場として、「自立応援室」「市町村教育支援センター」「図書館、博物館などの社会教育施設」「学びの多様化学校」「フリースクール」があります。

県議会だより 

   (1)決算特別委員会
            国際バルク戦略港湾水島港(玉島地区)を調査(11月14日)【倉敷市】
   (2)総合計画・行財政改革特別委員会
            おかやま昭和暮らしプロジェクトの取り組みを調査(10月7日)【総社市】
   (3)地域振興特別委員会
           「森の芸術祭 晴れの国・岡山」作品展示状況を調査(10月7日)【新見市】
   (4)防災・環境対策・スポーツ振興特別委員会
            まびふれあい公園を調査(10月9日)【倉敷市】
   (5)教育再生・子ども応援特別委員会
            県立瀬戸高校の教育活動を調査(10月30日)【岡山市】

     問い合わせ:岡山県議会事務局政務調査室 電話 086-226-7553

県政フラッシュ(1件)

令和7年度岡山県職員採用試験が変わります!

  公務員志望の方はもちろん、民間企業との併願や転職を希望する方にもチャンス!
     技術系職種に「春試験」「秋試験」を新設!
     <主なポイント>
     ◆採用時の年齢が22~40歳の方が受験可能に
     ◆募集職種は、環境、農業、土木、農業土木、畜産、林業、建築、電気 ※農業は秋試験のみ
     ◆第一次試験はSPI3(テストセンター方式、オンライン受験可)を採用
     アピール型(大卒程度行政職種)試験の採用枠を大幅拡大!
     ◆採用時の年齢が22~26歳が受験対象
     ◆第一次試験はSPI3(会場受験)を使用し、法律や経済等の専門試験なし
     <今後のスケジュール(予定)>
     1月下旬  試験日程、採用予定者数等の公表
     3月初旬  受験案内の配布、募集開始 
     4~6月   選考
     6月        最終合格発表​

     問い合わせ:岡山県人事委員会事務局 電話 086-226-7561

おかやまかわら版(4件)

1 2025年「農林業センサス」実施

   「農林業センサス」とは、農林業の生産構造などの実態を明らかにするため、5年ごとに行っている統計調査です。
   統計調査員が、1~2月に、農業や林業を経営する全ての世帯や団体を直接訪ねて調査票の配布・回収を行いますので、ご理解とご協力をお願いします。オンライン(スマートフォンやタブレット)による回答も可能です。

   問い合わせ:統計分析課 電話 086-226-7261

​2 岡山県合同企業説明会参加学生大募集!

   県内大学等が選んだ県内企業約160社が大集結!仕事内容だけでなく、実際に働いている人に会って「企業の雰囲気」も知ることができます。学生の皆さん、たくさんの企業と出会えるチャンスです。参加申し込み、詳細はHPをご覧ください。

   日時 3月3日(月曜日)13時00分~17時00分
   場所 ジップアリーナ岡山
   オンライン 3月4日(火曜日)9時00分~17時05分

   問い合わせ:大学コンソーシアム岡山事務局 電話 086-256-9771​

​3 点訳・朗読ボランティア養成講座受講者募集説明会

   視覚障害のある人の読書を支援する点訳・朗読ボランティアの令和7(2025)年度養成講座受講者募集に関する説明会を開催します。事前申し込みは不要です。説明会に参加できない場合は資料をお送りしますので、下記までご連絡ください。

   日時 3月29日(土曜日)13時30分~16時00分 
   場所 岡山県視覚障害者センター
   養成講座 4月中旬から第2・4土曜開催

   問い合わせ:岡山県視覚障害者センター 電話 086-244-1121

4 マイナンバーカードと運転免許証の一体化が可能に! 

   3月24日からマイナンバーカードに免許情報を記録することで「マイナ免許証」として利用可能になります(運転免許センターなどで手続きが必要)。免許証は3つの持ち方から選択でき、マイナ免許証を持つと、免許更新時の講習(優良運転者、一般運転者)をオンラインで受講できるなどのメリットがあります。詳細はHPをご覧ください。

   問い合わせ:警察本部運転免許課 電話 086-724-2200 

​2月号プレゼントクイズ

   おかやま検定の過去問に挑戦!
 サッカーJ1に初参戦するファジアーノ岡山の「ファジアーノ」はイタリア語で何を意味するでしょう? 
 (1)桃太郎
 (2)イヌ
 (3)サル
 (4)キジ

 2月号プレゼントご応募はこちらから ※締め切り:令和7年3月7日(金曜日)