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\令和6年度新・ももたろう未来塾 第6回講座・卒塾発表・卒塾式を行いました!/
\令和6年度「新・ももたろう未来塾」の第6回講座・卒塾発表・卒塾式を行いました!/
昨年8月4日にスタートした令和6年度新・ももたろう未来塾。
全6回の講座を経て、1月19日(日曜日)に塾生20名が卒塾しました。
第6回講座は、みんなの孫プロジェクト 代表取締孫の水柿大地氏を講師にお迎えし、地域おこし協力隊を経て移住した現在の活動内容、地域課題に挑むリーダーとしての心構えなどのお話を伺いました。
卒塾発表では、グループごとに設定した地域の課題について、グループワークやディスカッションを重ねた成果(課題解決に向けた方策等)を発表しました。
半年間という短い期間でしたが、どのグループもしっかり課題解決に向けた方策を練られ、発表をされていました。
卒塾にあたり塾生から、塾を通しての学びや気づき、グループの仲間や同期への感謝、卒塾後も一緒に取り組みたい等々の感想が述べられました。
卒塾式では、塾長から卒塾にあたってのお祝いと期待の言葉がおくられ、卒塾生代表として和田周作氏から、塾を通じての成長やこれからの決意が述べられました。
第6回講座、卒塾発表、卒塾式についての様子については、順次ご紹介します。
塾生の皆さん半年間大変お疲れさまでした。卒塾誠におめでとうございます!
全6回の講座を経て、1月19日(日曜日)に塾生20名が卒塾しました。
第6回講座は、みんなの孫プロジェクト 代表取締孫の水柿大地氏を講師にお迎えし、地域おこし協力隊を経て移住した現在の活動内容、地域課題に挑むリーダーとしての心構えなどのお話を伺いました。
卒塾発表では、グループごとに設定した地域の課題について、グループワークやディスカッションを重ねた成果(課題解決に向けた方策等)を発表しました。
半年間という短い期間でしたが、どのグループもしっかり課題解決に向けた方策を練られ、発表をされていました。
卒塾にあたり塾生から、塾を通しての学びや気づき、グループの仲間や同期への感謝、卒塾後も一緒に取り組みたい等々の感想が述べられました。
卒塾式では、塾長から卒塾にあたってのお祝いと期待の言葉がおくられ、卒塾生代表として和田周作氏から、塾を通じての成長やこれからの決意が述べられました。
第6回講座、卒塾発表、卒塾式についての様子については、順次ご紹介します。
塾生の皆さん半年間大変お疲れさまでした。卒塾誠におめでとうございます!

\第6回講座の様子をお伝えします!/
第6回講座の概要は前回お伝えしましたが、今回は、水柿さんの講義「地域づくりリーダーとしての意識」についてのお話のポイントとそのお話を聴いた塾生の感想をご紹介します!
【水柿さんからのお話】
・前提としての地域の根底にある「仕事(共同作業等の地域活動)」を疎かにしないこと。地域の人との暮らしを大切にした上で活動することが、移住者と地域住民との双方にとって重要になる。
・仕組みだけでなく、まずは地域のことを調査して理解しつつ関係を作り、地域全体が主体となれるように、主体づくりを仕組みづくりよりも先に行うこと。
・「仕事」と「稼ぎ」を分けて考えている。この2つがどのような影響を与え合っているのか。それぞれのバランスや影響を考えて活動することが重要になる。
・イベントの企画や事業において、自分たちも楽しむことを忘れない
・あくまでも「有志」を大事にすること。強制的な参加はNG。間口は広く気軽に参加してもらえるようにすること。「断られて元々」の精神でいることが重要。
【塾生の感想】
(Aさん)
・地方の田舎、岡山の山間部であっても魅力的な場を作り、きちんと発信していくことで日本全国、世界中から人を呼び込むことはできるのだと感じました。
(Bさん)
・「断られて元々の精神でいること、そして「地域」や「社会」のためではなく「自分」のための活動であること」という極意のようなものは、つい力が入ってしまいそうになる地域活動に良い意味で肩の力を抜いていいんだと思えるような言葉でした。
(Cさん)
・仕事も稼ぎも、深く考えていなかったらどちらかを疎かにしてしまうものだと思うので、バランスよくやっていきたいです。また、楽しさを大事に、マネタイズする方法も考えながら、ストレスなく続けていける範囲を見つけたいと思いました。
この他にも水柿さんから、
・漠然と「地域のために」「社会のために」といった理由だけで活動を続けるのは難しいが、金銭、自分たちのやりがい、家族や顔の見える人達の喜び、持ちつ持たれつ育まれる人間関係など、自分たちの行いに対して得られる対価をイメージすることができ、さらにそれを自身が体感できれば自然と活動は続いていく。
・地域に関わることで、自分や仲間の暮らしにどのような影響があるのかを考えることが重要であり、地域や社会にとって意義があっても、自分や家族、仲間の暮らしを犠牲にしてまでやることではない。
といったお話がありました。
【水柿さんからのお話】
・前提としての地域の根底にある「仕事(共同作業等の地域活動)」を疎かにしないこと。地域の人との暮らしを大切にした上で活動することが、移住者と地域住民との双方にとって重要になる。
・仕組みだけでなく、まずは地域のことを調査して理解しつつ関係を作り、地域全体が主体となれるように、主体づくりを仕組みづくりよりも先に行うこと。
・「仕事」と「稼ぎ」を分けて考えている。この2つがどのような影響を与え合っているのか。それぞれのバランスや影響を考えて活動することが重要になる。
・イベントの企画や事業において、自分たちも楽しむことを忘れない
・あくまでも「有志」を大事にすること。強制的な参加はNG。間口は広く気軽に参加してもらえるようにすること。「断られて元々」の精神でいることが重要。
【塾生の感想】
(Aさん)
・地方の田舎、岡山の山間部であっても魅力的な場を作り、きちんと発信していくことで日本全国、世界中から人を呼び込むことはできるのだと感じました。
(Bさん)
・「断られて元々の精神でいること、そして「地域」や「社会」のためではなく「自分」のための活動であること」という極意のようなものは、つい力が入ってしまいそうになる地域活動に良い意味で肩の力を抜いていいんだと思えるような言葉でした。
(Cさん)
・仕事も稼ぎも、深く考えていなかったらどちらかを疎かにしてしまうものだと思うので、バランスよくやっていきたいです。また、楽しさを大事に、マネタイズする方法も考えながら、ストレスなく続けていける範囲を見つけたいと思いました。
この他にも水柿さんから、
・漠然と「地域のために」「社会のために」といった理由だけで活動を続けるのは難しいが、金銭、自分たちのやりがい、家族や顔の見える人達の喜び、持ちつ持たれつ育まれる人間関係など、自分たちの行いに対して得られる対価をイメージすることができ、さらにそれを自身が体感できれば自然と活動は続いていく。
・地域に関わることで、自分や仲間の暮らしにどのような影響があるのかを考えることが重要であり、地域や社会にとって意義があっても、自分や家族、仲間の暮らしを犠牲にしてまでやることではない。
といったお話がありました。

\卒塾発表の様子をお伝えします!/
第6回講座では、地域づくりの第一線で活躍中の講師から、リーダーとして地域づくりに関わっていくための手法や実践事例を学びつつ、グループごとに設定した地域の課題について、グループワークやディスカッションを重ねた半年間の成果(課題解決に向けた方策等)を発表しました。
【うったてCity】
●タイトル:岡山の魅力再発見!みんなで作る岡山観光マップ
岡山県の観光面での魅力を、県民が自信を持って紹介できるように、魅力的なスポットについてアンケート調査を実施・結果を分析し、県北・県南を繋ぐ観光ルートプランの提案やデジタルマップの作成に取り組んだ。
【もものWA!】
●タイトル:もものWA!から広がる子育てのピース〜こころと社会の隙間を埋める対話の場を生み出す〜
岡山の子育てと教育に関する課題を、対面イベントの開催などを通じて調査・分析を行い、「子育て支援AIチャットボット」や「子育て支援マップ」作成の発案、リアルな対面の場からつながりづくりなどに取り組んだ。
【いのち守りたい】
●タイトル:『多彩の輪が起こす防災革命』- 晴れの国を守る挑戦 -
若者世代(20~30代)における防災意識の向上を目的に、「なぜ若者世代の防災意識が低いのか」と「どうすれば意識が高まるのか」という2つの観点から調査・検証を行い、結果の考察を基にイベント開催や情報発信を企画した。
【FLAG】
●タイトル:この旗とまれ★ 〜新たな楽しみ、きっと出逢える〜
多様性という観点から、岡山県内で行われる多くのイベントについて参加希望者が「この情報が欲しかった」が見つけられるように、知りたい・足りない情報を埋めるようなエンタメ情報を発信するSNSの運用を企画した。
各グループの発表後は、他の塾生と意見交換を行い、塾長である伊原木知事からは、
・観光地については、いわゆる「S級観光地」をこれからつくることは現実的に難しい。しかし、今あるものの魅力を活かす工夫が大切だと考えている。今回の取組もその工夫の一つとして期待をしている。
・子育ての相談をすると、相談相手の背景(子育ての人数、時代)によって視点が違ったりすることがあるため、悩みの解消につながらないこともあると思う。このような問題について、AIチャットボットを活用した解決の切り口はとても良い方法だと感じた。さらに子育て以外についても様々な問題の改善の糸口にも活かせるだろうと感じた。
・大きな被害が発生した西日本豪雨後の台風の避難指示で実際に避難した人はわずか5%しかおらず、人を動かすのはとても難しいと感じた。避難や復興が上手くいった地域では地域の中心人物が得ていた横の信頼関係が大きな影響を与えていた。企業で働く若年世代を町内会に巻き込むという提案については、(働き世代より時間に余裕のある)企業のOB・OGなどを巻き込むといった方法も良いのかなと感じた。
といった講評がありました。
【うったてCity】
●タイトル:岡山の魅力再発見!みんなで作る岡山観光マップ
岡山県の観光面での魅力を、県民が自信を持って紹介できるように、魅力的なスポットについてアンケート調査を実施・結果を分析し、県北・県南を繋ぐ観光ルートプランの提案やデジタルマップの作成に取り組んだ。
【もものWA!】
●タイトル:もものWA!から広がる子育てのピース〜こころと社会の隙間を埋める対話の場を生み出す〜
岡山の子育てと教育に関する課題を、対面イベントの開催などを通じて調査・分析を行い、「子育て支援AIチャットボット」や「子育て支援マップ」作成の発案、リアルな対面の場からつながりづくりなどに取り組んだ。
【いのち守りたい】
●タイトル:『多彩の輪が起こす防災革命』- 晴れの国を守る挑戦 -
若者世代(20~30代)における防災意識の向上を目的に、「なぜ若者世代の防災意識が低いのか」と「どうすれば意識が高まるのか」という2つの観点から調査・検証を行い、結果の考察を基にイベント開催や情報発信を企画した。
【FLAG】
●タイトル:この旗とまれ★ 〜新たな楽しみ、きっと出逢える〜
多様性という観点から、岡山県内で行われる多くのイベントについて参加希望者が「この情報が欲しかった」が見つけられるように、知りたい・足りない情報を埋めるようなエンタメ情報を発信するSNSの運用を企画した。
各グループの発表後は、他の塾生と意見交換を行い、塾長である伊原木知事からは、
・観光地については、いわゆる「S級観光地」をこれからつくることは現実的に難しい。しかし、今あるものの魅力を活かす工夫が大切だと考えている。今回の取組もその工夫の一つとして期待をしている。
・子育ての相談をすると、相談相手の背景(子育ての人数、時代)によって視点が違ったりすることがあるため、悩みの解消につながらないこともあると思う。このような問題について、AIチャットボットを活用した解決の切り口はとても良い方法だと感じた。さらに子育て以外についても様々な問題の改善の糸口にも活かせるだろうと感じた。
・大きな被害が発生した西日本豪雨後の台風の避難指示で実際に避難した人はわずか5%しかおらず、人を動かすのはとても難しいと感じた。避難や復興が上手くいった地域では地域の中心人物が得ていた横の信頼関係が大きな影響を与えていた。企業で働く若年世代を町内会に巻き込むという提案については、(働き世代より時間に余裕のある)企業のOB・OGなどを巻き込むといった方法も良いのかなと感じた。
といった講評がありました。

\卒塾式の様子をお伝えします!/
卒塾式では、塾長である伊原木知事から各グループの代表者に、修了証書を授与されました。その後、塾長から卒塾生に向けて、今後の活躍にエールが送られ、卒塾生を代表して和田周平氏が抱負を述べました。
【塾長】
・この度の6回の講座を通して、年齢や立場の異なる人たちが集まり、地域社会のことについて話し合い、活動した時間は、普段の社会生活ではなかなか得難い時間であり、皆様にとって良い機会となったのではないかと思う。
・私自身の経験として、若いころに義務的に駆り出された仕事や、その時々でただ興味がわいて学んだこと、偶然巡り合った人との縁などが、その後の人生の中で当初は予想していなかったかたちで、役に立ったり転機になったりという経験がある。
・昨今はAIの発達により、分からないことでも検索すればすぐに調べられる時代となっているが、皆様がグループ学習の中で得た体験や人の縁などはAIなどでは得難い学びだと思う。
・何かできるのではないかと思った皆さんがこの塾に応募してくれた訳で、そういう方々が今回一緒に学んだということ自体に意義がある。
・この経験が皆様の今後10年20年後、さらにその先の人生において良い財産となり、「受講して良かったな」、「人生を楽しむきっかけになったな」と思ってもらえると嬉しい。
・今後社会で大きく活躍され、岡山県が少しでも良い方向に行くことを期待している。
【和田氏】
・塾長からいただいた言葉は、私たちの胸に深く刻まれるとともに、これから果たすべき責任の重さに身が引き締まる思いを抱いた。
・この度の半年間を振り返ると、現場でご活躍されている講師の方々から学ばせていただきながら、多種多様なメンバーと集まり、限りある時間の中で地域課題に向き合い活動した経験は、私たち塾生たちにとってかけがえのない財産であり、今後の活動への大きな支えになると思っている。
・卒塾後はこの度の学びを活かして、各々が各地域で、それぞれの専門分野で活躍し、恩返しができるよう取り組んでいきたい。
【塾長】
・この度の6回の講座を通して、年齢や立場の異なる人たちが集まり、地域社会のことについて話し合い、活動した時間は、普段の社会生活ではなかなか得難い時間であり、皆様にとって良い機会となったのではないかと思う。
・私自身の経験として、若いころに義務的に駆り出された仕事や、その時々でただ興味がわいて学んだこと、偶然巡り合った人との縁などが、その後の人生の中で当初は予想していなかったかたちで、役に立ったり転機になったりという経験がある。
・昨今はAIの発達により、分からないことでも検索すればすぐに調べられる時代となっているが、皆様がグループ学習の中で得た体験や人の縁などはAIなどでは得難い学びだと思う。
・何かできるのではないかと思った皆さんがこの塾に応募してくれた訳で、そういう方々が今回一緒に学んだということ自体に意義がある。
・この経験が皆様の今後10年20年後、さらにその先の人生において良い財産となり、「受講して良かったな」、「人生を楽しむきっかけになったな」と思ってもらえると嬉しい。
・今後社会で大きく活躍され、岡山県が少しでも良い方向に行くことを期待している。
【和田氏】
・塾長からいただいた言葉は、私たちの胸に深く刻まれるとともに、これから果たすべき責任の重さに身が引き締まる思いを抱いた。
・この度の半年間を振り返ると、現場でご活躍されている講師の方々から学ばせていただきながら、多種多様なメンバーと集まり、限りある時間の中で地域課題に向き合い活動した経験は、私たち塾生たちにとってかけがえのない財産であり、今後の活動への大きな支えになると思っている。
・卒塾後はこの度の学びを活かして、各々が各地域で、それぞれの専門分野で活躍し、恩返しができるよう取り組んでいきたい。

