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\令和6年度新・ももたろう未来塾 第4回講座開催!/

印刷ページ表示 ページ番号:0948271 2024年12月4日更新県民生活課

第4回講座の様子をお伝えします!その1

 11月17日(日曜日)、令和6年度「新・ももたろう未来塾」第4回講座を開催しました!
 今回は、一般社団法人兵庫県相談支援ネットワークの代表理事であり、NHK Eテレのバリアフリーバラエティ「バリバラ」のご意見番としてもご活躍中の玉木幸則氏を講師にお迎えし、「多様性へ配慮した地域づくりについて学ぶ」というテーマで、多様性への理解と目線を意識した地域づくりの視点・ポイントを学びました。

 グループワークでは、講師の玉木さんにもご参加いただき、塾生の質問に丁寧に答えていただきました。
 その後の卒塾発表会に向けた中間発表会では、各グループの進捗状況、これから取り組むことを報告し合いました。  
講義写真
講義写真

第4回講座の様子をお伝えします!その2

 第4回講座の概要は前回お伝えしましたが、今回は、玉木さんからのお話のポイントとそのお話を聴いた塾生の感想をご紹介します!

【玉木さんからのお話】
★「マイノリティ」とは何か?
 ・重要なことは「分け方」である。分け方次第で、誰でもマイノリティになり得る。
 ・そのため「誰ひとり取り残されない」「多様性のある」社会の在り方が重要。

★「障害」とは何か?
 ・誰一人、まったく同じ人間はいない。本来一人ひとりは全員が違っていて当たり前という認識が出来ていれば、みんながより楽に生きることが出来ると思う。
 ・真の障害とは、地域の中で阻害され、生きづらさを感じている状態のこと。
 ・また、その背景にある地域社会の仕組みや、それらをつくってきた人たちの意識(こころ)の中に、本当の「障害」が潜んでいる。

★合理的配慮とは?
 ・理にかなった調整・工夫のこと。
 ・建設的な対話を重ねていく中で、どうすればみんなが暮らしやすくなっていくのかということを考えながら探っていき、調整・工夫することが重要である。

 【塾生の感想】
 (Aさん)
 ・障がいは本人ではなく、社会や地域の視点によって捉えられているという言葉にハッとしました。どんな人と関わっていったとしても「自分≠他者」であり、「健常者≠障がい者」という枠組みは分裂を生むので、「ただの人間である」という根源をどんな時でも心掛け、1人ひとりを尊重する大切さを改めて気付かされました。
 (Bさん)
 ・課題解決のために、大きなことから始めることだけを考えるのではなく、身近な人と対話をすることを大切にし、当事者の声を聞くことや、自分の声を届けることを実践していきたいと思いました。
 (Cさん)
 ・自分のアイデア、意見はさまざまな人にとって良いものになっているかなど、常に多視点から一つの事柄を見るようにしていきたいと思いました。
 (Dさん)
 ・誰かを特別に分けて取り出して取り扱うことの是非、フルインクルージョンに対して個人ができることは何か、ということについては考え続けたいと思いました。
グループワーク写真

お問い合わせ

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    〒700-0901 岡山市北区本町6-30 第一セントラルビル2号館7階
    電話:086-234-5125  Fax:086-234-3325
    E-mail jimukyoku@switchworks.co.jp
※「新・ももたろう未来塾」は岡山県が株式会社SWITCHWORKSへの業務委託により運営・実施しています。