デートＤＶ（交際相手からの暴力）～身近にもあるかも？～

　近年、交際相手からの暴力（いわゆる「デートＤＶ」）が問題となっています。
　デートＤＶは、殴る、蹴るといった身体的な暴力だけでなく、メールチェック、行動を監視するなどの精神的な暴力、借りたお金を返さないなどの経済的な暴力や、性的行為を強要するといった性的な暴力など様々な形の暴力があります。また、被害は性別に関係なく男女どちらもが被害者にも加害者にもなっています。
　内閣府が令和５年に18歳以上の男女を対象に行った「男女間における暴力に関する調査」結果によると、女性の約５人に１人、男性の約８人に１人が、交際相手から被害を受けた経験があります。
　県では、若者を被害者にも加害者にもしないために、予防のための教育・啓発や被害相談の実施などに取り組んでいます。

　青少年健全育成活動の分野において専門的知識及び経験を有する方々を講師として、青少年健全育成活動に取り組む各種団体に対して、当該団体が開催する地域における講座、研修会又は講演会等（以下「講演会等」という。）に派遣する事業があります。
　講演会等の分野に「性教育・デートＤＶ」がありますので、ぜひご活用ください。