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広報紙晴れの国おかやま特別号(令和6年3月発行・テキスト版)

印刷ページ表示 ページ番号:0903215 2024年3月29日更新公聴広報課
 今回発行する広報紙「晴れの国おかやま」特別号では、57年ぶりに開催される「第74回全国植樹祭 岡山2024」について、お伝えします。

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晴れの国おかやま特別号 目次

第74回全国植樹祭 岡山2024

 知事あいさつ 

 記事1 サテライト会場で全国植樹祭に参加しよう!(2件)

 記事2 岡山らしさ溢れる式典を紹介します(4件)

 トピック1 岡山大会は土にも特徴が!

 トピック2 式典で使用される木製品などの紹介

 記事3 全国植樹祭をみんなで盛り上げてきました!(7件)

 

特集:第74回全国植樹祭 岡山2024

 開催日:令和6年(2024年)5月26日(日曜日)

 会場:ジップアリーナ岡山

 サテライト会場:Greenable Hiruzen(グリーナブルヒルゼン)

 大会スローガン:晴れの国 光で育つ 緑の心

※全国植樹祭は、豊かな国土の基盤である森林・緑に対する国民の理解を深めるために、毎年春に開催されます。天皇皇后両陛下の御臨席を賜り、県内外から多くの参加者を迎えて、式典行事や記念植樹などが行われます。

知事のあいさつ

 この春、57年ぶりに岡山県で全国植樹祭が開催されます。森林や緑の大切さ、郷土の豊かな自然や歴史・文化などの魅力を発信する、岡山県らしさあふれる大会となるよう、現在、多くの皆さんのご協力により開催の準備が着々と進んでいます。

 私たちの周りは緑であふれていますが、この美しい自然を守るには、海ごみ、マイクロプラスチック、地球温暖化の問題など、取り組むべきことがたくさんあります。

 県民の皆さんも、全国植樹祭を環境について考え、またご自身の行動を見つめなおすきっかけにしていただきたいと思います。

岡山県知事 伊原木 隆太(いばらぎ りゅうた)

記事1 サテライト会場で全国植樹祭に参加しよう!

 真庭市蒜山のサテライト会場は、当日、どなたでも自由にご来場いただけます。式典を大型ビジョンで同時中継するほか、木工体験や木製リヤカーゴを使ったマルシェなどをお楽しみいただけます。式典会場(ジップアリーナ岡山)の参加募集は終了していますので、ぜひサテライト会場にお越しください。

(1)サテライト会場​

 サテライト会場開催日時:令和6年(2024年)5月26日(日曜日)

 会場:Greenable Hiruzen(グリーナブルヒルゼン) 真庭市蒜山上福田1205-220

 来場無料です。駐車場は向かいのヒルゼン高原センター・ジョイフルパーク駐車場をご利用ください。

(2)サテライト会場ブース・イベント案内(3件)

(a)ステージイベント

  9時30分~12時30分 オープニング(全国植樹祭式典中継)

  12時45分~     大宮踊披露(ユネスコ無形文化遺産・国指定重要無形民俗文化財)

  14時00分~     備中神楽成羽社(国指定重要無形民俗文化財)

  15時00分~     グリーナブルヒルゼンのオリジナルグッズを当てよう!抽選会 ※会場で商品などの購入で抽選券を配布

(b)木製リヤカーゴマルシェ

  木工製品の販売や飲食コーナーが盛りだくさん!!

(c)木と触れ合えるコーナー

  木のキックターゲット:木製キックターゲットに挑戦して木工製品をゲットしよう!

  木工体験:木のキットを購入して木工体験ができます。

 

記事2 岡山らしさあふれる式典を紹介します

 ジップアリーナ岡山で「晴れの国 光で育つ 緑の心」をテーマに開催する式典では、岡山県の森林の豊かさを伝えるとともに、歴史や文化など本県の数多くの魅力を全国に発信します。

※5月26日(日曜日)は式典会場周辺での交通混雑が見込まれますので、公共交通機関を利用するなど混雑緩和にご協力をお願いいたします。

(1)式典会場(ジップアリーナ岡山)

 式典会場では、県内外から約2000名を招待して式典を行います。一般の方はご来場いただけませんが、当日、YoutubeやRskラジオで式典の様子を生中継します。

 Youtube https://www.youtube.com/@74-syokujusai

 ラジオ:AM 1494kHz FM 91.4Mhz

(2)Eco&Mokuハレひろば(エコモクハレひろば)

 式典会場に隣接する広場において、環境・森林・林業・木材関連の製品・技術・取り組みなどを紹介します。

 ※一般の方はご来場いただけません。

(3)記念式典(2件)

 天皇皇后両陛下によるお手植え・お手播き、緑化活動などに功労があった方への表彰、苗木の贈呈や大会宣言などのほか、大会の開催理念やテーマなどを分かりやすく表現するメインアトラクションを実施します。

(a)天皇皇后両陛下によるお手植え・お手播き

 お手植え樹種 アカマツ、少花粉ヒノキ、少花粉スギ、クロガネモチ、アテツマンサク、キクザクラ

 お手播き樹種 少花粉ヒノキ、少花粉スギ、ヤマザクラ、イロハモミジ

(b)国家独唱 海上自衛隊東京音楽隊 三宅 由佳莉(みやけ ゆかり)さん (自衛官 2等海曹)

(4)アトラクション(原作と出演者紹介8件)

 演劇を中心に、音楽やダンスなどを交えて展開します。舞台は架空の県内高校。平城京に岡山県産ヒノキが使われていたという史実を知った高校生たちは、木材を活用すべきか、森林を保全すべきか議論が過熱。果たして、生徒たちは森林と人との理想的な関係を見出すことができるのでしょうか。

原作者と出演者の皆さん

(a)ストーリー原作 作家 あさの あつこ さん

(b)高校教師役 俳優 前野 朋哉(まえの ともや)さん

(c)高校教師役 シンガー 岸本 由有(きしもと ゆう)さん

他にも、若い世代を中心に多くの県民の皆さんが出演します。

(d)式典進行役 岡山県高等学校文化連盟(放送文化部会)

(e)式典音楽隊 岡山市ジュニアオーケストラ、岡山県高等学校文化連盟(合唱部会)

(f)式典アシスタント 県立岡山東商業高等学校

(g)介添え、苗木の贈呈、大会宣言など みどりの少年隊、県立興陽高等学校、県立勝間田高等学校、岡山県森林組合連合会

(h)アトラクション 就実高等学校演劇部、くらしき作陽大学、県立岡山城東高等学校合唱部、岡山県民謡民舞連盟、岡山学芸館高等学校ダンス部、新庄村森林セラピー協議会 ほか

 

【トピック1】岡山大会は土にも特徴が!

 式典内の植樹行事で使用する土は「Dwファイバー」と「浄水ケーキ」を混ぜたもの。これらの製品は、従来捨てていたものを活用して生み出されたもので、両製品を組み合わせることで、今までにないサステナブルな土となります。

(a)Dwファイバー(大建工業株式会社)

 木材加工の過程で発生した端材を活用した植物生育促進効果のある土壌改良剤

(b)浄水ケーキ(岡山県企業局)

 工業用水の浄水過程で生まれ、保水性や通気性に優れている土

【トピック2】式典で使用される木製品などの紹介

(a)御机・御種入れ

 製作者 Youbi(ようび)

 両陛下の御机は、「やがての風景が、より良い未来になるように」との思いを込めてデザインさせていただきました。お手播きを賜る時のお種入れは底に向かうにつれ、幅が狭くなるような形状にすることで、種を取りやすくなるようにしています。

(b)御座所背面装飾・Cltゲート

 製作者 株式会社佐田健美(さだけんび) 

 両陛下に御着座いただく御座所の背面装飾は、県内を流れる三大河川(吉井川、旭川、高梁川)を、伝統木工技法である組子で表現したものです。それぞれの河川を彩る四季折々の花々のほか、麻の葉や川面にきらめく陽光をデザインしています。

 Cltゲートは、古来より縁起が良いとされている六の数字にこだわり、組子技法を用いて組み上げます。当日、式典会場員は招待者の方々が驚くようなスケールで設置します。

(c)花絵

 製作者 県立興陽高等学校

 歓迎の気持ちを込めて「ようこそおかやまへ」の花絵を造園デザイン科の生徒みんなで準備してきました。岡山の三大河川を3色の花で表現したきれいな花絵が式典会場を彩ります。

 

記事3 全国植樹祭をみんなで盛り上げてきました!

 森林の大切さを伝え、開催に向けた機運を盛り上げていくため、県内でさまざまな取り組みを行ってきました。

(1)苗木の育成体験(苗木のホームステイ・スクールステイ)

 県民参加の植樹イベントで植樹する苗木は、県内の学校・企業・自治体などが育てました。

(2)木製地球儀の巡回展示

 「木製地球儀」は第52回山梨大会の際にシンボルとして作成されたもの、昨年8月に真庭市で行われた出発式を皮切りに、県内全市町村を巡回展示しました。

(3)カウントダウンボード除幕式

 県立岡山工業高等学校の生徒が、県産ヒノキを使用してデザインと制作を手掛けました。

(4)地域植樹

 県民参加の植樹イベントを県内5カ所(鏡野町、勝央町、新見市、津山市、高梁市)で開催しました。

(5)森・みどりが広がる読み聞かせ

 森林や木、みどりを題材とした読み聞かせと木工ワークショップを県内の大学などと連携して実施しました。

(6)県内学校での木製品制作

 県立勝間田高等学校や県内支援学校の生徒が式典会場などに設置する木製プランターカバーや木製ベンチを制作しました。

(7)アトラクション合同練習

 演劇や音楽、ダンスなどの出演者が一堂に会し、式典アトラクションの合同練習を行いました。

 

 問い合わせ:全国植樹祭推進室 電話 086-226-7872