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第139回 森林研究所の散歩道(ハツタケ編)
第139回 森林研究所の散歩道(ハツタケ編)
第139回の今回は、ハツタケについて紹介します。
ハツタケ(初茸)はベニタケ科の食用きのこで、岡山県では、10月頃、主にアカマツ林の地上に発生します。
傘は直径5~10cm、柄は長さ2~5cmで傘の中央がへこんだ形をしています。
マツタケと同シーズンに発生するため、同じ林内で採取されることもあるそうです。
傷がつくと緑青色に変色する特徴があり、古くなると全体が緑青色になります。この特徴からアイタケと呼ぶ地方もあるようです。
非常に良い独特の香りがするそうです。肉質はもろいため、お吸い物や天ぷらとして調理されます。
(出典)今関ら(1988)日本のきのこ.山と渓谷社.p394-395.
写真 ハツタケ
(写真は2023年11月2日に撮影)
所内の散策をされる際にはこれらのきのこも一緒に探してみてはいかがですか。