カーボンニュートラルポート（CNP）の形成について

　国土交通省では、国際物流の結節点かつ産業拠点となる港湾において、水素・燃料アンモニア等の大量・安定・安価な輸入、貯蔵等を可能とする受入環境の整備や、脱炭素化に配慮した港湾機能の高度化、集積する臨海部産業との連携等を通じてカーボンニュートラルポート（CNP）を形成することとしています。
　水島港においても、関係自治体、国、事業者等と連携し、2050年カーボンニュートラルを目指した取り組みを進めることにより、環境価値の高い港湾として競争力や魅力を強化し、国内外の荷主や船社から選ばれる港を目指します。

　なお、水島港におけるカーボンニュートラルポート（CNP）に関する検討は、水島コンビナート発展推進協議会カーボンニュートラルネットワーク会議内に設置する部会において実施することとしています。

　水島コンビナート発展推進協議会カーボンニュートラルネットワーク会議設置要綱に基づき、有識者、関係企業・団体、関係行政機関といった関係者が参加した「水島港カーボンニュートラルポート部会」を設置・開催しました。本部会は、港湾法に基づき設置する「港湾脱炭素化推進協議会」であり、水島港における「港湾脱炭素化推進計画」の作成等に関し、必要な協議を行うことを目的としています。

　令和５年７月10日（月曜日）に第１回部会を設置・開催しました。
　なお、本部会は、水島コンビナート発展推進協議会カーボンニュートラルネットワーク会議（第５回）と同日開催しています。

　国土交通省中国地方整備局と岡山県は、専門部会の設立に向けて、カーボンニュートラルポート（CNP）専門部会（仮称）準備会を令和５年３月22日（水曜日）に開催しました。
　なお、本準備会は、水島コンビナート発展推進協議会カーボンニュートラルネットワーク会議（第３回）と同日開催しています。