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岡山県地区防災計画等作成推進協議会 第4回里庄町殿迫地区部会を開催しました!

印刷ページ表示 ページ番号:0845743 2023年3月24日更新危機管理課

第4回里庄町殿迫地区部会

1 日時

令和5年 1月22日(日曜日) 9時30分~12時

2 場所

里庄東小学校体育館(浅口郡里庄町大字里見6610)

3 出席者

地区住民、殿迫分館自主防災会、里庄町社会福祉協議会、津山市城西まちづくり協議会 佐々木 裕子事務局長、里庄町、県

(オブザーバー参加) 笠岡市、浅口市

4 概要

避難所の開設・運営訓練、避難行動要支援者の避難訓練を実施しました。

 

1 訓練概要

  ・大雨を想定し、個別避難計画に基づき要支援者の避難訓練を実施。

  ・警戒レベル3「高齢者等避難」の発令により、要支援者本人と支援者が速やかに小学校体育館に避難。

  ・体育館では、避難生活の長期化を想定し、町職員や地元自主防災組織の関係者が避難所を設営。

第4回里庄町殿迫地区部会 第4回里庄町殿迫地区部会

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2 訓練の振り返り

 (支援者の避難手順等の確認者の意見)

  ・事前に訓練内容を参加者に伝えていたので、訓練放送後、避難者は玄関に出て支援者を待っていた。

  ・訓練ではスムーズに避難できたが、災害時に同様の行動ができるよう、繰り返し訓練する必要がある。

 

 (要支援者の意見)

  ・地域の方の支援がないと避難できない状況になっていると感じた。

  ・避難所に設置した折り畳み式のベッドは、高齢者には低いと感じた。沈み込みにより立ち上がりが難しく、座った際に後ろに倒れそうになる。段ボールベッドのような固いほうが良いと感じた。

  ・非常持出品で何を持って出るのがよいか、知っておくべきだったと感じた。

  ・実際に避難をすることになったらパニックになると思う。災害時に支援してくれる方がいるのはありがたい。

 

 (支援者の意見)

  ・スムーズな避難ができたと思う。

  ・初めての経験だったので、分からないことも多かったが、実際に訓練したことで、ある程度災害時の対処方法が理解できた。

  ・支援者として何を持っていくべきか迷った。

  ・1人の要支援者を2人の支援者で避難支援したが、降車するときに手を貸すなどの対応がとれていた。

 

 (総括として防災士からの意見)

  ・訓練を繰り返し行うことは大切だが、前提として平時からご近所とコミュニケーションをとっておくことが大切。

  ・今後も継続的に訓練を行う必要がある。

 

3 総括

  城西まちづくり協議会 事務局長 佐々木 裕子 氏

  ・訓練当初は、何をするのだろうと不安に思っていた皆さんの距離感が、今はとても近くなっている。

  ・災害時の避難のイメージができたと思うが、まずは、自宅周辺の災害リスクを把握し、きちんと向き合うことが大切。

  ・要支援者自らがリュックを背負い体育館に避難してきた。自分でできることは自分ですることが大切。

  ・災害が起こってから避難の準備をすると、慌てて必要なものを忘れてしまうので、何が必要かを事前に考えて整理しておくことが大切。

  ・防災は日頃からの積み重ねが大事なので、引き続き取り組みを頑張ってほしい。