本文
岡山県地区防災計画等作成推進協議会 第2回倉敷市五福地区部会を開催しました!
第2回倉敷市五福地区部会
1 日時
2 場所
3 出席者
(オブザーバー参加) 矢掛町
4 概要
1 県モデル事業の概要説明について
五福地区防災協議会の関係者から、県モデル事業の概要や進め方について説明があり、参加者全員で今後の取組内容やスケジュールを共有しました。
資料:県モデル事業の概要説明(今後のスケジュール) [PDFファイル/227KB]
2 防災まち歩きの実施及び防災マップの作成の取組発表について
五福地区の中で先行的に取り組んだ下記団体からそれぞれ取組発表が行われました。
[発表団体]
(1)東西常盤町内会
(2)中畝1・2・3丁目町内会
[取組発表]
(1)東西常盤町内会
・計画的に整備されたまち並みで、公園等の一時避難場所がある。
・津波避難ビルに活用できる建物や防災に役立つ病院やホテルが多い。
・路地を中に入ると、地震発生時に看板や瓦、窓ガラスが落下しそうな建物がある。
・地盤に高低差があり、大雨で浸水しやすい路地裏の地帯がある。
・清掃が必要な泥で埋まった排水溝があり、浸水しやすい箇所がある。
・消火栓ホース箱や消火器がなく、初期消火に支障が出る。
(2)中畝1・2・3丁目町内会
・転落防止柵のない用水路が多く、車や人が転落する恐れがある。
・北東西3方向の幹線道路に囲まれた低地に住居が多く、浸水しやすい。
・浸水や津波が発生した際、避難できる高い建物が少ない。
・一時避難場所に使える公園等の空き地が少ない。
・消火栓ホース箱や消火器がなく、初期消火に支障が出る。
[磯打特別准教授からの講評]
・子どもから年配まで幅広い世代で取り組むということが大切である。
・子どもと大人では目線が異なるため、見える景色が違う。まち歩きやマップの作成は、その違いが必要である。
・まち歩きを定期的に行って変化する様子を記録し、保管していくと地域の財産となる。
・当時の様子を分かりやすくするため、開催日や天候を記録しておくとよい。
・他地区で行われるまち歩きに参加すると、自分のまちの様子と比較できるようになる。そうなると、違いが見えてくるため、それぞれの地区の強みを生かした連携など、今後の可能性が見えてくる。
3 取組の横展開について(他地区での実施のお願い)
五福地区防災協議会の関係者から、参加された各地区の代表者等に対し、防災まち歩きの実施と安否確認を行うための伝達訓練に向けた連絡網の作成について、依頼がありました。
資料1:各地区へのお願い事項 [PDFファイル/126KB]
資料2:防災マップ作成の進め方(倉敷市防災推進課) [PDFファイル/265KB]
動画:第2回倉敷市五福地区部会