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第15回 森林研究所の散歩道(アベリア、マサキ編)
第15回 森林研究所の散歩道(アベリア、マサキ編)
第15回の今回は、アベリアとマサキについて紹介します。
アベリアは半常緑の低木で雑種です。公害に強く、病害もなく、強健であるため都市緑化に適しており、公園、道路、生垣など多目的に植栽されます。花期は春から秋までと非常に長いです。当研究所でも写真1のように生垣として植栽しています。
マサキは海岸線によく見られる常緑の大型低木で、岡山県でも南部の特に海沿いに分布しています。潮風によく耐えるので防風生垣に用いられます。分泌物は蜜露といい甘みがあります。当研究所でも写真3のように生垣として植栽しています。
所内の散策をされる際にはこれらの植物も一緒に探してみてはいかがでしょうか。また、植物の位置がわからない場合は当研究所1階の事務室へ気軽に聞きに来てください。
写真 - 1 アベリア 写真 - 2 アベリアの花
写真 - 3 マサキ 写真 - 4 マサキの花