ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 保健医療部 > 生活衛生課 > カンピロバクターにご注意

本文

カンピロバクターにご注意

印刷ページ表示 ページ番号:0786117 2022年7月5日更新生活衛生課

鶏刺し、とりわさ、鶏タタキに要注意!!

 近年全国的に、生の鶏肉や加熱不十分な鶏肉などを食べて、下痢や発熱を伴うカンピロバクターによる食中毒が多発しており、岡山県内でも発生例が見られます。
 牛レバーや豚肉は、食品衛生法により生食が禁止されていますが、鶏肉は法規制されていないことから、飲食店などにおいて、加熱用の鶏肉が生(刺身)や加熱不十分(タタキや焼き鳥)な状態で提供されることもあります。
 カンピロバクターの特徴や予防方法を知り、食中毒にならないようにしましょう。
タタキ食べて腹痛

新鮮でも、安全ではありません

〇カンピロバクターは生きたニワトリを処理する際に、鶏肉に付着するため、市販の鶏肉からは高割合で検出されます。そのため、新鮮な鶏肉だから生で食べても大丈夫とは限りません。

カンピロバクターの特徴

〇鶏や牛等の家禽や、犬や猫などのペットの腸管内に生息する食中毒菌です。

〇少量の菌でも発症します。そのため、サラダなど生野菜に生肉を調理した後の調理器具や手指を介してカンピロバクターが付着(二次汚染といいます。)し、それによって発生したと思われる食中毒も見られます。

〇低温でも生存するが、熱に弱く加熱調理を行うことでやっつけることができます。

症状

〇主に、下痢、発熱、腹痛、嘔吐など
〇発症期間は1~7日(平均2~3日)と他の食中毒に比べて長いのが特徴です。
〇幼児や高齢者など抵抗力の弱い方は、重症化することがあります。
〇まれに、症状が治まった後に「ギランバレー症候群」を発症し、手足や顔面神経の麻痺、呼吸困難等を起こすことがあります。
症状

予防するには

〇生の肉を刺身やタタキで食べるのはやめましょう。
〇肉の中心が白っぽくなるまでしっかり加熱しましょう。(目安は中心温度75℃1分以上)
〇食べるときは調理用と、取り分けたり食べたりする箸やトングは使い分けましょう。(二次汚染予防)
〇生肉を調理した器具は使用後に洗浄し、熱湯や薬剤で消毒しましょう。(二次汚染予防)
〇生肉を触れた後には必ず手を洗い、消毒しましょう。(二次汚染予防)
〇調理済みの食べ物や、生で食べる野菜などは、生肉からは離しましょう。(二次汚染予防)
鶏のタタキとよく焼いた鶏肉&汚染防止

食中毒予防のために皆さんにお願いします。

表
ももっち