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第12回 森林研究所の散歩道(キンシバイ、クリ編)
第12回 森林研究所の散歩道(キンシバイ、クリ編)
第12回の今回は、キンシバイとクリについて紹介します。
キンシバイは中国に分布する常緑小低木です。日本でも湿った崖などに野生化します。きれいなカップ状の花は切り花にされ、庭園などによく栽培されています。
クリは日本の山野にきわめて普通にある落葉高木です。昔は、クリの開花に合わせ、田植えを行っていました。虫媒花であり、花期には強い香りを発散します。クリの名は黒実(くろみ)から名が付きました。日本野生のものから果樹として栽培されているのはナシとクリだといわれています。
所内の散策をされる際にはこれらの植物も一緒に探してみてはいかがでしょうか。また、植物の位置がわからない場合は当研究所1階の事務室へ気軽に聞きに来てください。
写真 - 1 キンシバイの花
写真 - 2 クリの花