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岡山県地区防災計画等作成推進協議会 第5回笠岡市金浦地区部会を開催しました!

印刷ページ表示 ページ番号:0754655 2021年12月28日更新危機管理課

第5回笠岡市金浦地区部会

1 日時

令和3年12月14日(火曜日) 19時~21時

2 場所

金浦公民館(笠岡市生江浜2066)

3 出席者

金浦地区まちづくり自治協議会防災部会(8地区の自主防災組織代表者、防災士、栄養委員)、香川大学 磯打特命准教授、笠岡市、岡山県

(オブザーバー参加) 井原市、矢掛町

4 概要

 防災士の説明・進行により、次のテーマでワークショップを行いました。

1.避難所の開設・運営

 地震発生時の金浦地区の避難所の開設・運営について、防災士から基本方針、具体的な流れ、運営班の構成と主な業務を定めたマニュアル案の説明を行い、2グループに分かれて、マニュアル案の構成と掲載内容等について意見交換を行いました。

 グループからは、次のような意見がありました。

  • 自分たちの住むエリアで避難する場所の徹底ができていない。
  • 地域の情報網が整備されていない。
  • 避難行動要支援者の避難経路について、道路が遮断された場合にどう確保するのかを考える必要がある。
  • 避難所への避難者の入退所の管理の徹底が必要だ。
  • 受付時の体調不良者への対応をどうするのか。
  • 夜間の照明、停電時の発電機の使用が課題だ。
  • 普段からの人間関係が大切だ。

 アドバイザーからは、熊本地震後に熊本市内で地区防災計画の作成に携わった際の経験や過去の地震災害での教訓から、次のような助言をいただきました。

  • 避難所の運営には避難者名簿の作成が重要であり、熊本の事例では、名簿に避難者が持っている資格やどのようなことができるかを記載するようにしているので、地域で独自に検討して工夫していただきたい。
  • 避難所での過ごし方のルールを細かく記載し、入所時にこのルールを確認するようにしており、避難所をみんなで気持ちよく運営するための取組をしている。
  • 車中泊と避難所の施設内では状況が大きく違うので、車中泊の避難者の取扱についてはしっかり議論すべきだ。
  • 避難所内の役割分担では、飲食店の方や電気工事をされている方など、プロの活用が重要だ。
  • 被害が発生する場合は被害情報をいかに収集するか、連絡体制が大切だ。
  • 震度5強くらいから瓦屋根の被害が出始めるので、すくなくとも10年に1回は点検・メンテナンスをすることが必要だ。
  • 一番良いのは、災害が発生しても自宅で過ごせることなので、自宅の耐震診断や瓦の点検を促進させるための啓発も検討いただきたい。

 

2.地区指定緊急避難場所・地区指定避難所の見直し

 地区で独自に指定した緊急避難場所・避難所について、一覧表を配付し、防災士から定義や掲載内容等について説明がありました。

 

3.各地区防災マップの改訂

 金浦地区内の各地区の防災マップの改定案を配付し、防災士から掲載内容等について説明がありました。 

 

第5回笠岡市金浦地区部会 第5回笠岡市金浦地区部会

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第5回笠岡市金浦地区部会 第5回笠岡市金浦地区部会

第5回笠岡市金浦地区部会

 

資料1:テーマと進め方(第5回) [PDFファイル/80KB]

資料2:避難所の開設・運営マニュアル案(金浦地区) [PDFファイル/492KB]

資料3:マニュアル案(班別) [PDFファイル/637KB]

資料4:指定緊急避難場所と指定避難所(金浦地区) [PDFファイル/348KB]