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岡山県地区防災計画等作成推進協議会 第4回矢掛町美川地区部会を開催しました!
第4回矢掛町美川地区部会
1 日時
2 場所
3 出席者
4 概要
(1)避難訓練
矢掛町美川地区内の宇角地区、下高末地区の避難行動要支援者と避難支援等実施者が参加して、大雨により「警戒レベル3 高齢者等避難」が発令されたとの想定で避難訓練を実施し、避難の手順や移動経路、避難所での受け付けや過ごし方等について確認しました。
【シナリオ】
・12月 9日から非常に激しい雨が降り続き、河川の氾濫や土砂崩れ等による災害発生の危険性が高まる。
・12月10日 午前10時00分 大雨・洪水注意報の発令
・12月11日 午前 9時00分 大雨・洪水警報の発令、矢掛町が災害対策本部を設置
午前 9時30分 指定避難所の開設指示(美川小学校体育館)
午前10時00分 高齢者等避難の発令
【訓練】
・午前10時20分 宇角地区の避難行動要支援者が避難開始
・午前10時30分 下高末地区の避難行動要支援者が避難開始
・午前10時50分 避難所である美川小学校体育館に到着、受付
(2)避難訓練の講評
訓練に参加した避難行動要支援者と避難支援等実施者から、気づいたことや感想等をお聞きしました。参加者からは、「いつ災害が起こるかわからない中、今回訓練できたのはよかった。」、「避難支援等実施者の自宅へ行くためには急こう配の坂を通るので、今後、要支援者の状況が変わったときにどうするのかを考える必要がある。」、「今回は車を使って避難したが、さまざまな状況で安全に避難するための避難方法を考えていかなければならない。」といった意見がありました。
また、アドバイザーからは、「スムーズに避難ができていたが、要支援者の方が体育館の玄関の段差を超えるのに苦労されていた。」、「避難行動要支援者の状態はどんどん変わっていくので、1度訓練して終わりではなく、年1回くらいは訓練をしてみる必要がある。」、「大雨で冠水したり、地震で崩れたりして道路が通行できなくなっている場合もあるので、別の避難ルートや避難方法を考えておく必要がある。」、「要支援者の方を避難支援等実施者の自宅で一旦休憩させた際、避難支援等実施者が要支援者に、避難所までの避難方法や避難ルート、避難所でどんなことをするのかを丁寧に説明していたので、要支援者は安心して避難所に来られていた。」といった意見がありました。
(3)これまでの個別避難計画作成の取組の振り返り等
駒澤大学の川上教授から、これまでの個別避難計画作成の取組についての振り返りがありました。また、矢掛町から、個別避難計画の様式やマイ・タイムライン、個別避難計画作成の流れについての説明がありました。
資料2:地域で取り組む災害時支援~個別避難計画作成の取組を振り返る~ [PDFファイル/3.07MB]
資料3:個別避難計画(様式) [PDFファイル/193KB]
資料5:個別避難計画作成の流れ [PDFファイル/286KB]