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岡山県地区防災計画等作成推進協議会 第4回個別避難計画研究部会を開催しました!
第4回個別避難計画研究部会
1 日時
2 場所
3 出席者
岡山市、倉敷市、玉野市、笠岡市、高梁市、新見市、備前市、瀬戸内市、赤磐市、和気町、矢掛町、勝央町
【協力団体】
・一般社団法人岡山県介護支援専門員協会
・岡山県相談支援専門員協会
・日本防災士会岡山県支部
【オブザーバー】
・社会福祉法人岡山県社会福祉協議会
【アドバイザー】
・駒澤大学 川上 富雄教授
・ノートルダム清心女子大学 中井 俊雄准教授
・日本防災士会岡山県支部 神田 敬三運営幹事
【県】
危機管理課、保健福祉課
4 概要
(1)取組状況の報告
駒澤大学 川上教授の進行により、新見市と矢掛町が取組状況の報告をしました。
【笠岡市の取組】
平成31年度に健康福祉部と危機管理部が連携し、個別避難計画作成についての方針を決定。モデル地区での作成を完了させ、そのモデルを活用して水平展開を図っている。優先度に基づく対象地区・対象者の選定はしておらず、要支援者名簿に登録されている方、地域で把握している災害時に避難支援を必要としている方を対象としており、市内の全自主防災組織に作成を依頼している。要望のあった地区に対しては、説明会を実施している。計画が作成された地区には、地区防災計画の作成を促し、その中で個別避難計画の実効性を確保できるような取組を実施。
資料2:個別避難計画(記入例) [PDFファイル/241KB]
資料3:個別避難計画作成のお願い [PDFファイル/381KB]
【岡山市の取組】
要支援者名簿に掲載されている方のうち、まずは災害リスクが高い地域にお住いの方など、優先度の高い方から作成を進めることとしている。また、平成30年7月豪雨災害への対応検証をもとに、令和元年度より、共助の体制の構築に向け、自主防災組織結成促進への取組を実施しており、自主防災組織を中心とした、要支援者の避難支援体制の構築を進めている。今年度、市内の3学区でモデル事業を実施し、自主防災組織や民生委員等を中心に、1訪問・聞き取り、2調整会議、3避難訓練という3ステップを基本的な流れとし、ケアマネージャー等の専門職にも参加してもらい、福祉サービスを活用した事前避難を検討するなど、より実効性の高い避難方法や効果的・効率的な取組手法を検証している。
資料:個別避難計画の作成について [PDFファイル/1.86MB]
(2)ワークショップ
駒澤大学 川上教授の進行により、福祉専門職が関与した高齢者の個別避難計画の作成のうち、地域調整会議について、ロールプレイを行いました。ロールプレイでは、介護支援専門員が、計画作成対象者とその家族、地域の避難支援等関係者から状況を聞き取りをしながら、個別避難計画の作成を行いました。
資料1:国が示した個別避難計画の様式例 [PDFファイル/283KB]
資料2:参加自治体の個別避難計画案(様式例裏面) [PDFファイル/347KB]
また、日本防災士会岡山県支部 神田運営幹事の進行により、要支援者の「マイ・タイムライン」と「地域タイムライン」の作成について、演習を行いました。
資料:避難行動要支援者の「マイ・タイムライン」と「地域タイムライン」 [PDFファイル/1.37MB]
最後に、岡山県相談支援専門員協会 大橋理事から、次回の研究部会で実施する、障害者の個別避難計画作成に係る事例設定の説明がありました。
資料2:わかってほしい発達・知的・精神障がい [PDFファイル/5.28MB]
(3)その他配布資料