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砂川伝承碑建立
砂川伝承碑建立
平成30年7月の西日本豪雨で一級河川砂川の堤防が決壊し、住宅約2,000棟が浸水した岡山市東区平島学区連合町内会が、被災の記憶を継承するための「伝承碑」を決壊箇所(同市東区沼)に建立し、その除幕式を行いました。
伝承碑は、縦0.6m、横1.0mのアクリル板で、決壊地点・浸水範囲を示した地図や最大1.5mの高さまで浸水したことを記載したほか、住民同士で避難を呼びかける「共助」により、死者や行方不明者が出なかったことを紹介しています。
豪雨災害から2年目の節目に合わせた7月5日に除幕式を行い、地元住民ら約40人が参加し、「同じような災害が二度と起きないよう」願いを込めて、被災の記憶を風化させることなく、未来へ繋ぐことを誓いました。
また、伝承碑に加え、決壊箇所の上下流に、決壊した区間を示す杭を設置しました。
砂川では、被災箇所の一連の復旧工事は完了しましたが、「河川激甚災害対策特別緊急事業」などの改良事業を進めています。事業を推進するにあたり、関係者の皆様には、引き続き、ご理解とご協力をよろしくお願いします。
