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令和2年11月 県議会定例会 知事提案説明要旨

印刷ページ表示 ページ番号:0692311 2020年12月2日更新政策推進課

令和2年11月 県議会定例会 知事提案説明要旨

 本日は,皆様御多用のところ御参集いただきまして,誠にありがとうございました。

はじめに

(3期目に当たって)

 私は,この度の知事選挙におきまして,県民の皆様の御信任をいただき,引き続き県政を担当させていただくことになりました。誠に光栄なことと存じます。我が国は,現在,新型コロナウイルス感染症の収束の見通しが立たない厳しい状況にあり,本県においても,県民の命と暮らしを守る対策に,全力を挙げて取り組まなければならない大変重要な時期にあります。また,人口減少に加え,デジタル化をはじめ,感染症を契機とした社会の変化への対応も大きな課題となっております。こうした中で,3期目の県政を担うこととなり,あらためてその責務の重大さを肝に銘じているところであります。

 この上は,県民の皆様から寄せられた信頼と御期待にお応えするため,決意を新たにし,県議会並びに県民の皆様の御意見に真摯に耳を傾けながら,すべての県民が明るい笑顔で暮らす「生き活き岡山」の実現に全身全霊で取り組んでまいる所存でありますので,引き続き格別の御理解と御協力をお願いする次第であります。

(所信)

 今議会は,私の再選後,初の定例会でありますので,御提案申し上げる諸議案の説明に先立ちまして,所信の一端を申し述べさせていただきたいと存じます。

 この度の選挙を通じまして,それぞれの地域が抱える,教育,商工業,農林水産業,雇用,医療,福祉,子育て,防災などの課題をあらためて認識すると同時に,県政に対する期待の大きさをひしひしと感じたところであります。

 喫緊の課題である新型コロナウイルス感染症対策に,今後とも万全を期するとともに,あらゆる分野に好循環をもたらす原動力である教育の再生と産業の振興をはじめ,地域における医療・福祉サービス提供体制の整備や,結婚から子育てまでの切れ目ない支援,持続可能な中山間地域の形成などにも,引き続き力を注いでまいります。

 また,平成30年7月豪雨災害から得た教訓を生かし,県内全域で,ハード・ソフトの両面から防災・減災対策を進め,より災害に強い岡山の実現を目指してまいります。

 さらに,感染症を契機とした働き方の変化や地方移住の機運の高まりを踏まえ,人を呼び込む取組を強化するなど,岡山の存在感を高めるとともに,これまで以上に科学的な根拠に基づき,県の貴重な財源を有効に活用し,最も大きな効果を生み出すことを常に意識しながら,岡山が将来にわたり発展するための施策を推進してまいります。

(第3次プラン策定)

 現在策定を進めております「第3次晴れの国おかやま生き活きプラン」につきましては,これまで県議会や市町村などから御意見をいただくとともに,今回の選挙を通じて県民の皆様の声を直接お伺いし,内容の具体化を進め,先般,素案を公表したところであります。

 素案では,「教育県岡山の復活」,「地域を支える産業の振興」,「安心で豊かさが実感できる地域の創造」の3つの重点戦略を掲げ,その下に,近年の豪雨災害や感染症の課題,人口減少社会への対応など新たな視点も踏まえた17の戦略プログラムを配置しております。

 現在,素案に対するパブリック・コメントを行っており,今議会での議論の内容も含め,プラン案に反映させた上で,来年の2月定例会に議案として提案させていただき,3月の策定を目指してまいりたいと存じます。

 次に,当面する県政の諸課題について申し述べます。

・新型コロナウイルス感染症関係

 まず,新型コロナウイルス感染症についてであります。

 県内では,先月以降,感染者数が増加傾向に転じ,危惧しておりました医療機関や高齢者施設,接待を伴う飲食店などでのクラスターが,各地で発生したことに伴い,感染者数が急増しました。

 これを受け,積極的疫学調査などの取組により,感染拡大防止に努めたところでありますが,感染者の確認はなお続いており,全国的な感染者数の増加も踏まえ,あらためて,県民一人ひとりが感染防止策を徹底することが必要であると考えております。

(感染拡大防止)

 感染拡大防止につきましては,冬季のインフルエンザとの同時流行に備え,県医師会と連携し,現在までに450機関で発熱時の診療・検査が可能な体制を構築してまいりました。

 引き続き,医療機関等への検査機器の導入支援や民間検査機関との連携を進め,簡便かつ迅速に検査結果が判明する抗原検査キットの活用により,検査能力の底上げを図り,ピーク時の1日当たり8,120件以上の検査能力を備えたところであり,発熱時の相談方法などの情報も,県民にわかりやすく周知しているところです。

 また,医療機関や高齢者施設等でクラスターが発生した場合に備え,専門家チームを派遣する体制を構築しており,先月に発生したクラスターでは,速やかに派遣を行ったところであります。

 今後とも,市町村や関係団体と連携しながら,感染拡大防止に向けた支援体制の整備に取り組んでまいります。

(医療提供体制)

 医療提供体制につきましては,国が示した流行シナリオに基づく入院患者受入病床の確保や,感染症患者を優先的に受け入れる重点医療機関6病院の設定などに取り組むとともに,医療従事者等への慰労金についても,約6万7千名に対し約76億円の給付を行ったところであります。引き続き,医療現場のニーズを踏まえながら,感染者が増加した場合に備え,医療提供体制の整備や宿泊療養施設の適切な運用に努めるとともに,慰労金の速やかな給付を進めてまいります。

(差別等の防止に係る啓発)

 感染者等への誹謗中傷や偏見,差別につきましては,市町村をはじめ,民間の団体・企業など多様な主体と連携し,「ダメ!コロナ差別」啓発キャンペーンを展開しているところであり,引き続き,被害相談に適切に対応しながら,差別等の防止に努めてまいります。

(県内企業の現状等)

 県内企業の現状等につきましては,県が実施した調査では,約8割の企業が今なお,前年同月に比べて売上高が減少するなど,依然として厳しい状況が続いているものと認識しております。

(中小企業者等への支援)

 中小企業者等への支援につきましては,事業の継続と雇用の維持を最優先に,地域経済や事業者への影響を把握しながら,資金繰り支援のほか,売上が減少する事業者への支援金の支給,消費喚起や生産性向上に向けた設備投資を促す施策など,きめ細かな支援にスピード感をもって取り組んできたところであります。

 こうした中,無利子・無担保で保証料が減免となる融資制度に多くの資金需要があり,引き続き,金融機関等と連携して中小企業者等の資金繰りをしっかり支えることとしております。

 また,「新しい生活様式」を実践する事業者に対する補助の受付期間を2月5日まで延長したところであり,感染拡大を防止しながら,地域経済の維持,回復に全力で取り組んでまいります。

 あらためまして,最前線で対応されている医療従事者など関係の皆様に深く感謝いたしますとともに,県民の皆様には,感染拡大防止のため,国の新型コロナウイルス感染症対策分科会が示す「感染リスクが高まる『5つの場面』」を避け,「新しい生活様式」を実践しながら,社会経済活動を維持していただくよう,お願い申し上げます。

 引き続き,感染拡大防止と社会経済活動の継続の両面から,各分野の対策に全力で取り組んでまいります。

・平成30年7月豪雨災害からの復旧・復興

 次に,平成30年7月豪雨災害からの復旧・復興についてであります。

(被災者の生活とくらしの再建)

 「被災者の生活とくらしの再建」につきましては,市町村や関係機関と連携し,1日も早い生活再建に向けて,一人ひとりの状況に応じた支援を行っているところであります。やむを得ない事情により供与期間内に応急仮設住宅を退去することが困難な方については,国に対して,再延長協議を進めているところであり,今後とも,被災された方々に対してきめ細かい支援を行ってまいります。

(公共施設等の復旧)

 「公共施設等の復旧」につきましては,現在,8割を超える被災箇所において工事が完了しており,引き続き,全被災箇所の早期完了を目指し取り組んでまいります。また,小田川3支川などの改良復旧についても,地元等への丁寧な説明に努めながら,早期の工事完了に向けて事業を推進してまいります。

 引き続き,より災害に強く元気な岡山の実現に向け,復旧・復興に全力で取り組んでまいります。

教育県岡山の復活

 続きまして,「新晴れの国おかやま生き活きプラン」の重点戦略に沿って,御説明申し上げます。

 まず,「教育県岡山の復活」についてであります。

(学力向上)

 学力向上につきましては,これまで落ち着いた学習環境の確保や教師の授業力の向上等に取り組み,一定の成果が現れてきておりますが,さらなる向上に向け,子どもたち一人ひとりの夢を育み,学ぶ意欲を育成していくことが重要であると考えております。新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ,引き続き,支援員等も活用しながら,学力の定着に努めるとともに,子どもたちが様々な体験や交流を通して,意欲的に学習に取り組める仕組みづくりを進めてまいります。

(県立学校におけるGIGAスクール構想の推進)

 県立学校におけるGIGAスクール構想の推進につきましては,9月にプロフェッショナル人材2名を委嘱し,専門的な知見の活用を図るとともに,今年度中に全学年の普通教室への整備等が完了するよう,校内通信ネットワーク工事等を順次進めているところであります。また,高等学校の生徒1人1台端末を,学校の実情に応じて,来年度又は再来年度の新入生から順次導入してまいります。

 教員の指導力の向上に向けては,授業改善につながる実践的な研修を行うなど,児童生徒がICTを主体的に活用し,情報活用能力を身に付けることができるよう取り組んでまいります。

地域を支える産業の振興

 続きまして,「地域を支える産業の振興」についてであります。

(国道2号岡山バイパスの渋滞対策)

 まず,国道2号岡山バイパスの渋滞対策につきましては,先般,国による計画段階評価において,交差点の立体化により対応する方針が示されたところであります。引き続き,沿線市町と連携し,都市計画の変更など事業化に向けた手続きが円滑に進むよう,国に協力していくとともに,早期事業化を働きかけてまいります。

(交通基盤の整備)

 さらに,美作岡山道路などの地域高規格道路をはじめとする交通基盤の着実な整備を進めるとともに,中国横断自動車道岡山米子線の全線4車線化に向け,残る暫定2車線区間の早期事業化を強く国に働きかけてまいります。

(中小企業者等への支援)

 中小企業者等への支援につきましては,先般,感染防止対策を徹底した上で,商談会を開催したところであり,引き続き,「新しい生活様式」に対応しながら,様々な形での取引機会の創出に向けて,事業者の皆様に寄り添った支援に全力で取り組んでまいります。

(観光振興)

 観光振興につきましては,令和4年度に開催するデスティネーションキャンペーンの実施主体となる推進協議会を先日設立し,関係者一丸となってキャンペーンに取り組む体制が整ったところであります。今後,観光素材の開発を行い,戦略的なプロモーションを展開することにより,誘客の促進と観光消費の回復を図ってまいります。

(宇野港開港90周年記念式典開催事業)

 宇野港の賑わい創出につきましては,先般,開港90周年記念式典を開催したところであります。港を会場として,船内での記念講演や四国からの玄関口であった当時の写真の展示により,多くの方に宇野港の歴史や役割,クルーズの魅力を発信したところであり,これを契機に,港のさらなる賑わい創出につながるよう,様々な感染症対策を講じながら,クルーズ客船の誘致などの取組を進めてまいります。

(県産果物の消費拡大)

 県産果物の消費拡大につきましては,SNSによる効果的な情報発信に取り組み,感染症の影響下にあっても,平年並みの販売額を確保したところであります。引き続き,ハイブリッド産地づくりを加速化するなど,供給力の強化を図るとともに,積極的な販売促進活動を展開してまいります。また,ブランド化に取り組んでいる「晴苺」については,今後,首都圏での販売を強化するなど,引き続き,本県ならではのブランド化に向けた取組を進めてまいります。

(雇用対策)

 雇用対策につきましては,雇用情勢が厳しさを増す中,6月以降,大学生等を対象とした就職面接会をオンラインで開催するとともに,先月からは,岡山労働局と連携して,就職面接会の対象を一般求職者にも広げるなど就職支援に取り組んでいるところであります。また,子育て中の女性の再就職を支援するため,9月から,県内各地域において出張相談会などを順次開催しているところであり,こうした取組を通じて,就職支援と労働力の確保に努めてまいります。

安心で豊かさが実感できる地域の創造

 続きまして,「安心で豊かさが実感できる地域の創造」についてであります。

(少子化対策の推進)

 まず,少子化対策の推進につきましては,本県の9月までの出生数は,前年並みを維持しておりますが,5月から9月までの妊娠届が,昨年に比べて減少しており,新型コロナウイルス感染症の影響も懸念されているところであります。安心して妊娠・出産できるよう感染防止対策に全力で取り組むとともに,「おかやま縁むすびネット」により多様な出会いの機会を提供するなど,引き続き,若い世代の出会い,結婚,妊娠・出産の希望がかなう環境づくりに取り組んでまいります。

(防災対策の推進)

 防災対策の推進につきましては,先般,南海トラフ地震の発生を想定し,感染症対策を踏まえた避難所開設訓練や物資オペレーション訓練等の実動訓練を行ったほか,来年1月には,図上防災訓練を実施することとしております。

 また,県民への情報提供機能等を強化した新総合防災情報システムについて,今月から運用を開始し,訓練等で活用を図っているところであり,こうした取組を通じ,県全体の災害対応力の強化を図ってまいります。

(暮らしの安全対策)

 暮らしの安全対策につきましては,9月末までの刑法犯認知件数は新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり前年と比べて約15%減少しております。一方で,特殊詐欺被害額は,3億5千万円を超え,依然として深刻な状況にあることから,引き続き,県民総ぐるみによる「だまされんのじゃ岡山県・県民運動」を強力に展開するほか,新たに作成した特殊詐欺被害に係るテレビやラジオのCM放送を通じ県民に注意を促すなど,被害の未然防止に向けた取組を推進してまいります。

(交通安全対策)

 交通安全対策につきましては,9月末までの交通事故件数は大きく減少し,死亡事故件数は横ばいで推移しておりますが,死亡事故が多発した9月には「全県警報」を発令し,交通事故防止対策を強化したところであります。引き続き,道路を利用する方に応じた交通安全教育に加え,死者の約6割を占める高齢者への対策を推進し,交通事故防止を図ってまいります。

(移住・定住の促進)

 移住・定住の促進につきましては,先般,オンラインによる移住フェアを開催し,首都圏や関西圏などから,移住セミナーに20名の,移住相談に10組の参加がありました。また,兵庫県・鳥取県と連携したバーチャル移住体験バスツアーを開催したところ,昨年を上回る22組に参加いただき,好評をいただいたところであります。

 また,就職や住まい,地域での暮らしなど様々な情報発信を行うため,先月,移住ポータルサイト内に仮想空間を新設し,移住関連の最新情報の提供を始めたところであり,引き続き,市町村等と連携しながら積極的な発信を行ってまいります。

(晴れの国ブルースカイ事業)

 快適な生活環境の保全につきましては,PM2.5の発生源の一つである稲わらの野焼きを減少させる目的で今年度スタートした「晴れの国ブルースカイ事業」について,これまで,農家への重点的な啓発やモデル的な補助事業を実施してきたところであります。今後,その事業効果を,衛星画像を活用した野焼き率調査などで測定し,より効果的な事業の実施に繋げてまいります。

(EVシフト)

 EVシフトにつきましては,先月まで実施した試乗モニター事業では,定員の3倍を超える応募があり,その中から54組の方にEV等の魅力を体感していただくとともに,テレビ各局の企画による効果的な情報発信が行われました。あらためて,EV等への関心の高さを認識したところであり,引き続き,充電環境の整備など,EV等の一層の普及促進に努めてまいります。

(循環型社会形成の推進)

 循環型社会形成の推進につきましては,4月の「おかやま海ごみクリーンアップ宣言」を具現化するため,市町村及び経済団体と,海ごみ削減に向けた取組の方針を新たに共有したところであり,引き続き,「三大河川流域啓発リレー」などにより,沿岸部だけでなく県内全域の県民一人ひとりが自らの課題として海ごみ削減に取り組むよう,働きかけを行ってまいります。

諸議案

 次に,今回提案しております諸議案の概要につきまして,御説明申し上げます。

 まず,予算案件につきましては,当初予算編成後の情勢の変化に伴い,早急な対応を必要とするものについて,補正措置を講じることとし,所要額を計上しております。

 その結果,今回の補正予算額は,

   一般会計において   263億7,900余万円の増額

   企業会計において      1,800余万円の増額

であります。

 補正後の一般会計予算額は,歳入歳出それぞれ8,313億6,400余万円であります。

 一般会計歳入予算の主な内容につきましては,国庫支出金270億8,400余万円,繰入金2億3,300余万円などを増額する一方,県債3億2,700余万円,諸収入3億900余万円などを減額する所要の補正措置を講じるものであります。

 一般会計歳出予算の主な内容につきましては,新型コロナウイルス感染症対策推進費217億7,300余万円,生活福祉資金貸付費85億9,800余万円などを増額する一方,地方道路整備事業費26億800余万円,農地防災事業費9億8,200余万円などを減額する所要の補正措置を講じるものであります。

 繰越明許費につきましては,地方道路整備事業など21件47億8,000余万円を繰越ししようとするものであります。

 債務負担行為につきましては,指定管理施設の管理運営委託事業など新たに債務を負担しようとするもの19件であります。

 地方債につきましては,今回の補正予算に関連し,所要の補正措置を講じるものであります。

 特別会計につきましては,「岡山県港湾整備事業特別会計」において,企業会計につきましては,「岡山県営電気事業会計」において,それぞれ所要の補正措置を講じるものであります。

 次に,事件案件につきましては,当せん金付証票の令和3年度の発売についてのもの1件,公平委員会の事務の委託を受けるもの1件,平成30年7月豪雨による災害に伴う廃棄物の処理に関する事務の委託に関する規約の廃止についてのもの2件,公有財産の処分についてのもの1件,公の施設の指定管理者の指定についてのもの5件及び令和元年度歳入歳出決算の認定についてのものであります。

 次に,報告案件につきましては,国家賠償請求控訴事件の附帯控訴の提起についてのもの1件で,事情やむを得ず専決させていただきましたので,御報告申し上げ,御承認賜りたいと存じます。

 最後に,条例案件につきましては,「岡山県職員給与条例等の一部を改正する条例」など4件であります。

 以上,今回提案いたしました諸議案につきまして,その概要を申し上げた次第であります。

 なにとぞ,慎重御審議の上,適切な議決を賜りますようお願い申し上げます。