ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 環境文化部 > 感染症情報センター > デングウイルスの紹介

本文

デングウイルスの紹介

印刷ページ表示 ページ番号:0629972 2019年9月27日更新感染症情報センター

デングウイルス

 

 

デングウイルスは、日本脳炎ウイルスと同じフラビウイルス科に属するデング熱の原因ウイルスであり、ネッタイシマカやヒトスジシマカなどの蚊によって媒介されます。

4つの血清型(1型、2型、3型、4型)に分類され、感染した型に対しては終生免疫を獲得しますが、その他の型に対する交叉防御免疫は数か月で消失し、その後は他の型にも感染する可能性があります。この2回目の感染時に重症化する確率が高くなるとされています。

デングウイルス感染症には、比較的軽症のデング熱と、重症型のデング出血熱とがあります。

デング熱は、媒介する蚊の存在する熱帯・亜熱帯地域、特に東南アジア、南アジア、中南米、カリブ海諸国に多くみられますが、アフリカ・オーストラリア・中国・台湾においても発生しています。