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(瀬戸内ルート) 5 多島美を展望するみち
JR児島駅から旧鷲羽山駅までの11.4kmのコース
JR児島駅から風の道を利用して下津井まで行き、港町下津井を通り、鷲羽山へ上がって、JR児島駅へ戻るコースです。風の道は下津井電鉄の軌道跡地を整備した歩行者及び自転車専用道です。下津井は江戸時代中期以降、本格的に栄えた港町で、町並み保存地区には当時の商屋やニシン倉などが多く残されています。むかし下津井回船問屋は当時の回船問屋を修理・復元した資料館で、お食事処や土産物店もあります。鷲羽山頂上は360度の展望が開け、瀬戸内海の多島美、瀬戸大橋や遠く四国の山々まで望むことができます。下津井の歴史に思いを馳せ、風の道ウォークと鷲羽山からの展望を楽しむ道です。

主なみどころ
風の道(かぜのみち)
平成2年廃線となった下津井電鉄の軌道敷跡地を歩行者と自転車専用道として整備したもの。延長は約6kmで、周辺住民の方々が季節ごとの花を植え、競艇場から下津井までは海の景色や野草、自生している木々などを楽しみながら歩く事が出来ます。

祇園神社(ぎおんじんじゃ)
下津井港に突出した浄山の岬にある祇園神社は、下津井港が栄えた江戸時代後半頃に長浜宮と祇園宮を合祀した神社です。

むかし下津井回船問屋(むかししもついかいせんどんや)
今に残る回船問屋の建物を当時に近いかたちで復元した休憩所や食事処などがある多目的な施設。もともと江戸時代に金融業と倉庫業を営んでいた住宅を明治初期に回船問屋高松屋が取得し、商家として使われていました。

鷲羽山・瀬戸大橋(わしゅうざん・せとおおはし)(コース付近)
鷲羽山は備讃瀬戸の多島美を望むことができる瀬戸内海国立公園随一の展望地であり、国の名勝にも指定されています。瀬戸大橋は本州四国間を結ぶ長大橋で全長9.4km、道路・鉄道併用橋としては世界一のスケールです。

コース案内
■1日コース延長15.5km
■時間 6時間
■時間 6時間
