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吉井川中流県立自然公園
吉井川中流県立自然公園の概要
県中東部、吉井川中流域の河川景観と八塔寺ふるさと村、和意谷の自然林を中心に、本山寺、長福寺、池田家墓所等の人文景観、点在する文化財等もすぐれた地域です。この地域には岡山県自然保護センターや県史跡に指定されている天神山城跡などがあります。

見どころ一覧
八塔寺(はっとうじ)ふるさと村
兵庫県との県境をなす標高539mの八塔寺山の南麓、茅葺き民家が点在し、田畑の中の小径や水車小屋、小川など、のどかな田園風景が広がっています。

柵原ふれあい鉱山公園(やなはらふれあいこうざんこうえん)
鉱石輸送用に作られた片上鉄道の吉ケ原駅舎と操車場のあった場所に作られた鉱山をテーマとした公園で、約18,400平方メートルの敷地内には、昭和30年頃の鉱山の様子や鉱山町の暮らしぶりを再現した資料館があるほか、吉ケ原駅舎は、そのまま残され、輸送用貨車や客車車輌11両も動態保存され、月1回、運転会が行われ、試乗することもできます。

本山寺(ほんざんじ)
県下最大の三重塔(国指定重要文化財)をはじめ、多数の文化財を有する天台宗の大伽藍です。

和意谷(わいだに)
国指定史跡の岡山藩主池田家歴代の墓所を含む地域で、周囲をけわしい山林に囲まれて俗塵(ぞくじん)を忘れさせる聖域となっています。

長福寺(ちょうふくじ)
奈良時代、唐の鑑真和尚(がんじんおしょう)が真木山頂に開基し、後に円源上人が中興した天台宗の寺。 三重塔(国指定重要文化財)は県下の現存する木造建築中最古のものです。

岡山県自然保護(おかやまけんしぜんほご)センター
自然と親しみ、自然への理解を深めるための施設。約100haの敷地内に、湿生植物園や自然観察の森などを整備しており、国指定天然記念物であるタンチョウの飼育施設があります。

天神山城跡(てんじんやまじょうせき)(県指定史跡)
戦国武将の浦上宗景によって享禄5年(1532)に築城された連郭式山城跡。標高409mの天神山の山頂にあり、備前地域では最大級の規模です。
