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吉備路風土記の丘県立自然公園

印刷ページ表示 ページ番号:0573437 2019年3月1日更新自然環境課

吉備路風土記の丘県立自然公園の概要

この地域は、吉備文化の発祥の地として日本の歴史を探る上でも大変興味深い重要なところです。備中国分寺跡、備中国分尼寺跡、こうもり塚古墳、造山古墳などは、その代表的なものであり、特に備中国分寺跡は、なだらかな松林を背景にした田園風景の中に、五重塔とともにいにしえの姿をそのままにとどめており、吉備路のシンボルとなっています。また、吉備路自転車道が整備されており、レンタサイクルに乗って、この風景を楽しむこともできます。吉備路自転車道は、総社市スポーツセンターから岡山市の岡山県総合グラウンドまでの約21キロメートルの自転車・歩行者の専用道路で、「日本の道100選」にも選ばれています。
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見どころ一覧

備中国分寺跡(びっちゅうこくぶんじあと)(国指定史跡)

聖武天皇の発願によって全国に創建された国分寺の一つ。建物は南北朝時代に焼失したと伝えられ、現在の建物は江戸時代中期以降に再建されました。国分寺境内にそびえる五重塔(国指定重要文化財)は県内唯一のものです。弘化元年(1844)頃に完成し、34.32mの高さがあります。
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備中国分尼寺跡(びっちゅうこくぶにじあと)(国指定史跡)

奈良時代に備中国分寺とともに建立された尼寺。現在は礎石や築地塀などが残っています。推定・東西約108m、南北約216mの寺域と、中門・南門・金堂・講堂の存在が確認されています。
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こうもり塚古墳(国指定史跡)

6世紀後半につくられた全長100mの巨大な横穴式石室をもつ前方後円墳で、奈良県の石舞台古墳の石室に匹敵する大きさです。石室内では浪形石(なみがたいし)製の家型石棺を見ることができます。
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造山古墳(つくりやまこふん)(国指定史跡)

5世紀前半につくられた全長360mの前方後円墳で、全国でも4番目に大きな古墳です。自由に墳丘に立ち入って見学できる古墳としては最大です。
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作山古墳(つくりやまこふん)(国指定史跡)

全長286mの前方後円墳で、県下では造山古墳に次いで大きく、全国でも9番目に大きな古墳です。5世紀中頃に築造された吉備の大首長の墓と考えられています。
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