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氷ノ山後山那岐山国定公園
氷ノ山後山那岐山国定公園の概要
昭和44年（1969年）に指定された、岡山・鳥取・兵庫の3県境に位置するこの公園は、1,000m級の山々が連なる地域で、後山・那岐山・大ヶ山（だいがせん）・黒岩高原・恩原（おんばら）高原・若杉天然林などからなっています。なかでも、後山（うしろやま）は県下最高峰（1,345m）を誇り、修験道の霊山として広く知られています。
見どころ一覧
後山（うしろやま）
後山は、県下最高峰（1,345m）を誇るとともに、中腹から山頂にかけて広がるブナの天然林は、特別保護地区にも指定されており、豊富な動植物に恵まれています。
那岐山（なぎさん）
那岐山は、標高1,255ｍ（県下第4位）を誇る中国山地の雄峰です。山頂から西に見える大山をはじめ、瀬戸内の眺めは素晴らしく360度の大パノラマ展望が楽しめます。初夏には、ドウダンツツジ、 秋は紅葉狩りなど四季を通じて年間約4万人の登山者が訪れます。
大ヶ山（だいがせん）
大ヶ山山麓に広がるスキー場は県内最古のスキー場です。また、標高990メートルの大ヶ山山頂から麓の牧場に向けてのパラグライダーは、風をとらえやすいコースとして愛好家に知られています。大空からの眺望はまさに鳥になったかのような気分にさせてくれます。
恩原高原（おんばらこうげん）
森林公園、キャンプ場、スキー場など、自然とふれあえる施設がたくさんあります。白樺林やカラマツ林が茂り、四季を通じて様々な表情をみせてくれます。冬の恩原湖は更に美しく厳しい表情へと日々変り、「氷紋」も時として現れます。
若杉天然林（わかすぎてんねんりん）
ブナやミズナラを主体とした自然の姿が残されており、新緑はもとより秋の紅葉が特に美しい県内有数の天然林で、「森林浴の森日本百選」にも選ばれています。
