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岡山県教育委員会 教育長からのメッセージ

教育長メッセージ

 新しい時代を迎え、変革の年度に
― 変わらずにあり続けるためには、変わらねばならない ―

 五月一日より、元号が「令和」と改まることが決定し、新しい時代がやってきます。
 来るべき新しい時代を考えると、子どもたちを取り巻く環境は、今後大きく変化していくため、子どもたちに身に付けさせるべき力も変わっていきます。そして、こうした変化に対応するため、私たちが進める教育の内容もまた、変わらねばなりません。
 その変化には、AIの発達に代表される技術革新や、世界との境目が無くなり急速に進むグローバル化、少子化・高齢化によるコミュニティの脆弱化とそれを支える人材育成の必要性の増大などが考えられます。
 しかし、その一方で、私たち教育に携わる者に求められるものは、子どもたちや保護者、県民の皆様からの教育に対する信頼を得ることは勿論、子どもたちにあらゆる学習の基盤となる基礎的な学力をつけることや、どういう状況や環境に置かれても、自分の道を切り拓いていける力をつけることであり、時代がどんなに変わろうとも、少しも変わるものではありません。
 こうした求めに対して、本県の教育が「変わらずにあり続けるため」に、時代の変化に応じて、私たちが進める教育は「変わらねばならない」のです。
 今年度は、「令和」の時代をたくましく生き抜いていく子どもたちを育てる元年となる「変革の年度」にしてまいります。

  そのために、まず第一に、授業・家庭学習・次の授業という学習内容定着のためのサイクルや、その中でつまずきの見え始めた子どもたちへの補充学習のやり方を改善することで、どの子もあきらめさせず、その学年で学ぶ内容を身に付けさせて、次の学年に引き継いでいきます。
 このことは、残念ながらこれまでの本県の取組において、十分ではなかったところです。取組の改善を図り、県内の全ての学校に徹底していくことで、子どもたちにしっかりとした「基礎的な学力」をつけていきます。

  第二に、子どもたちが「文章に書く」「他者と議論する」「わかるように説明する」など、学習したことをアウトプットする経験を積む「挑戦の場」を拡大します。
 例えば、地域学などの地域と連携した学習の中で、「自ら課題設定し、その解決を目指す探究学習」や、学校での学びをさらに発展させて、各種のコンテストや専門性を競う競技会に積極的に参加することなどの取組が想定されますが、そこでは、座学で学んだ知識と知識を結び付けながら、各教科の「見方・考え方」を駆使して、現実の世の中で使える真の「活用力」を身に付けていきます。

  第三に、学校で行われている行事や取組の「ねらい」にもう一度立ち返って検討し、教員の「働き方改革」を実行します。
 第一第二で述べた取組を進めていくためには、これまでと同様のやり方では、時間が足りなくなります。学校現場で行われている行事や取組には、必ずそれぞれに実施するようになった「ねらい」があります。しかし、それが忘れられ、やること自体が目的になっている場合も見受けられます。ここで、もう一度その「ねらい」に立ち返り、「必要性」や「実施の在り方」、「準備のための時間数」などについて議論し、時間削減のための改善を図ることが必要であり、そのことが、教育の質の改善にも繋がっていくと考えています。

  岡山県教育委員会では、これら三つの取組を重要な柱として、変化の激しい「令和」の時代を、たくましく生き抜いていく力を子どもたちにつけることができるよう、市町村教育委員会や各学校と連携し、確実な取組を進めてまいります。
 本年度もどうぞよろしくお願いいたします。

 岡山県教育委員会 教育長 鍵本 芳明

 


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