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微小粒子状物質(PM2.5)について
1 PM2.5の状況
2 注意喚起について
※ 暫定指針値
現在までに得られている知見を考慮して、健康影響が出現する可能性が高くなると予測される濃度水準
注意喚起の区域
区域 | 市町村 |
県南部 | 岡山市、倉敷市、玉野市、笠岡市、井原市、総社市、高梁市、備前市、瀬戸内市、赤磐市、浅口市、和気町、早島町、里庄町、矢掛町、吉備中央町 |
県北部 | 津山市、新見市、真庭市、美作市、新庄村、鏡野町、勝央町、奈義町、西粟倉村、久米南町、美咲町 |
注意喚起の判断方法
午前中の早めの時間帯での判断 |
午後からの活動に備えた判断 |
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午前5時から午前7時までのPM2.5の1時間値の平均値が同一区域内の一般環境大気測定局の2局以上で85μg/m3を超過したとき |
午前5時から正午までのPM2.5の1時間値の平均値が同一区域内の一般環境大気測定局の1局以上で80μg/m3を超過したとき |
ただし、次のいずれかに該当するときは、県全域に注意喚起を行います。 ・県南部又は県北部のいずれか一方の区域が、午前中の早めの時間帯での判断又は午後からの活動に備えた判断に該当する場合であって、広域的な視点から他方の区域にも注意喚起を行う必要があると認められるとき ・県南部における一般環境大気測定局の1局、かつ、県北部における一般環境大気測定局の1局において、早朝(午前5時から午前7時まで)のPM2.5の1時間値の平均値が85μg/m3を超過したとき |
※2 注意喚起は、当日の24時で自動解除となります。
注意喚起が行われたら
・屋内において換気や窓の開閉は必要最小限としてください。
・呼吸器系や循環器系疾患のある方、小児、ご高齢者は、体調に応じて、より慎重に行動してください。
・マスクの着用については、医療用や産業用の高性能な防じんマスクは、微粒子の捕集効率の高いフィルターを使っているため、微粒子の吸入を減らす効果があり、顔の大きさに合ったものを、顔に密着するように着用することで十分な効果が期待できます。
3 注意喚起に関するメール配信サービス
事前にメールアドレスを登録された方に、PM2.5の注意喚起情報をお知らせするメール配信サービスを行っていますので、ぜひご登録ください。
【携帯電話用登録サイト】
http://taikikanshi.pref.okayama.jp/cgi-bin/Mobile_MailDeliveryServicePM25.cgi
【パソコン・スマホ用登録サイト】
http://taikikanshi.pref.okayama.jp/cgi-bin/MailDeliveryServicePM25.cgi
※「おかやま防災情報メール」でもPM2.5の注意喚起情報をお知らせしていますが、令和7年2月17日からPM2.5注意喚起専用のメール配信サービスの運用を開始しています。PM2.5注意喚起に特化した情報を受け取りたい場合には、上記の登録サイトからPM2.5注意喚起専用のメール配信サービスにご登録ください。
【参考】「おかやま防災情報メール」での配信内容等について
4 PM2.5とは
・大気中に漂う粒径2.5μm(1μm=0.001mm)以下の小さな粒子のことで、従来から環境基準を定めて対策を進めてきた粒径10μm以下の粒子である浮遊粒子状物質(SPM)よりも小さな粒子です。
・PM2.5は粒径が非常に小さいため(髪の毛の太さの1/30)、肺の奥深くまで入りやすく、肺がん、呼吸系への影響に加え、循環器系への影響が懸念されます。
・PM2.5は物の燃焼などによって直接排出されるものと、硫黄酸化物(SOx)、窒素酸化物(NOx)、揮発性有機化合物(VOC)等のガス状大気汚染物質が、主として環境大気中での化学反応により粒子化したものがあります。
・発生源はボイラー、焼却炉、自動車などの人為起源のもの、さらには、土壌、海洋、火山等の自然起源のものもあります。
5 環境基準について
年平均値が15μg/m3以下であり、かつ、日平均値が35μg/m3以下であること。 |
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6 PM2.5に関するチラシ(野焼きの自粛)
・しかしながら、PM2.5は、このような野焼きでも発生し、地域的にPM2.5の濃度が上昇することがあることから、例外として認められている野焼きについても出来る限り行わないよう御配慮ください。