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省エネ家電製品の選び方(統一省エネラベルについて)

印刷ページ表示 ページ番号:0300016 2023年1月13日更新新エネルギー・温暖化対策室

省エネ型家電製品の普及促進

地球温暖化防止と家庭の省エネ

 1990年度と比べた県内のCO2排出量は、家庭やオフィスなどの民生部門で大幅な増加傾向にあります。これは、近年の世帯数の増加や家庭用機器の多様化等によるエネルギー消費量の増加などが主な要因と考えられます。
 今後、CO2排出削減(=温暖化防止)のため、これまでの快適性や利便性を優先した大量消費のライフスタイルを見直すことがとても重要となっています。
 また、家庭のエネルギー消費の大部分を占める家電製品の省エネ化も図る必要があります。
 

省エネルギーラベリング制度

 家電製品等の製造事業者が、国が定める特定機器ごとの省エネ基準(トップランナー基準)を達成しているかどうかを「ラベル(省エネルギーラベル)」に表示するもので、製品の省エネ性能を分かり易く示すことによる省エネ効果の高い家電製品の普及促進を目的として平成12年にスタートしたJIS規格の制度です。
 
 □表示の見方
 ラベルはカタログや製品本体などの見やすいところに表示され、省エネ基準を達成しているものは緑色、達成していないものはオレンジ色のeマークが付いています。省エネ基準の達成率や年間消費電力量なども表示されていますので製品選びの際の参考となります。
 
 □省エネラベル表示例

・省エネ基準を達成しているラベル        

・省エネ基準を達成しているラベル

・省エネ基準を達成していないラベル

・省エネ基準を達成していないラベル

小売事業者表示制度

 平成18年の省エネ法改正により、小売事業者にも製品の省エネ性能に関する情報提供の努力義務が課され、「統一省エネルギーラベル」の表示による小売事業者表示制度が開始されました。
 統一省エネルギーラベルは、省エネラベルと省エネ性能を5.0から1.0までの0.1刻みの41段階で表示した多段階評価、年間の目安エネルギー料金などを組み合わせたもので、エネルギー消費量が大きいエアコン、照明器具、テレビ、冷蔵庫、冷凍庫、電気便座、温水器の7機器が表示対象となっています。
 
 
             □統一省エネラベル表示例
統一省エネラベル(冷蔵庫)
 

 
             ※簡易版ラベル
統一省エネラベル(電球)(簡易版ラベル)
             電球やストーブなど、多段階評価を行わない機器を対象とした簡易版のラベルです。

 

省エネ家電の選び方のポイント

 家電製品の買い替えなどの際には、省エネラベルや統一省エネラベルの表示を見て、 (1) eマークが緑色のもの、 (2)省エネ基準達成率の数字が大きいもの、 (3)★の数が多いもの、 (4)年間の目安エネルギー料金の安いもの、 などに注目して製品を選びましょう。
 

県民の皆様へ

 ご家庭で家電製品を新規に購入したり買い換える際には、上記で紹介した制度等を活用して、できる限り省エネ性能の高い機器を選びましょう。
 省エネはすなわち省コストにもつながりますから、家計にもやさしい賢い選択となります。

 

小売事業者の皆様へ

 小売事業者の皆さんには、「エネルギーの使用の合理化に関する法律」により、製品の省エネ性能に関する情報提供が努力義務として課せられています。
 「統一省エネラベル」の表示は、製品を選ぶ際の省エネ性能の比較に役立ち、エネルギー消費効率の高い製品購入は温暖化防止にも寄与します。
 対象商品への積極的なラベル表示をお願いします。

参考リンク