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モヤモヤ解消だけじゃない!子育て家族留学で広がるつながり

印刷ページ表示 ページ番号:1006795 2025年11月17日更新子ども未来課

第1子出産後、子育てで幸せを感じコツや、他の家庭の子育てを知りたいと考えていたAさんご夫婦が、同年齢のお子さんがいるTさんご家族へ子育て家庭留学した体験レポートです。

集合写真

参加者(左):K.Aさん(妻)、H.Aさん(夫)ご家族(ご夫婦+0歳長女)
受け入れ家庭(右):Tさんご家族(ご夫婦+0歳の長女)

子育て家庭留学に参加した理由や期待

​K.Aさん:子育ては大変なことが多く、幸せを感じることが乏しかったので、どんなふうにしたら子育てで幸せを感じることができるか、コツを教えてもらおうと思いました。それから、子どもの歳(月齢)がほぼ同じと知って、ママ友を作れたら良いなという気持ちもありました。

H.Aさん:周囲に月齢の近い子どもを持つ知り合いが少なかったので、ほかの家庭の様子を知りたいと思い、参加しました。

■ 留学当日について

​​​​K.Aさん:当日は、12時にスーパーで待ち合わせ、昼食は「カレーにしよう」ということで、一緒に買い出しをしました。その後、ご自宅に伺って、私は一緒に料理をしたり、夫は子どもの面倒を見ながらご夫婦と対話をし、16時頃に帰宅しました。

H.Aさん:Tさんご家族とお話をするなかで、私たちとは違って、夫婦のお互いの生活リズムが異なるといったお話を伺いました。そうしたリズムの違いも上手に利用して役割分担をされていたのが印象的でした。

体験後、自分の中の変化

~子育ての大変さと幸せへの気づき~

K.Aさん:Tさんのお話で印象的だったのは、Tさんご夫婦はもともと子どもにあまり興味がなかったそうですが、生まれてみたらすごく可愛くて、子育ては大変だけどそれ以上に幸せなことが多いとのことでした。

印象的なエピソードとして、娘さんが胃腸炎にかかり、それ以来、離乳食を拒むことが続いているとのことでした。訪問時も、まだあまり食欲が無いようでしたが、ほんとうに一口も食べない日々が続いていたそうで、せっかく作った離乳食が駄目になったその時の辛かったことを思って、今のほうがマシと思って自分を元気づけているようでした。

訪問時は一口食べたかな?どうかな?という感じでしたが、後日、「一口づつ食べるようになってきた」とLINEで伺っています。こういった子育て中の悩みを共有できると、自分だけが悩んでいるのではない、と安心することができました。

~子育てについて第三者と話せて良かった~

H.Aさん:いま抱えている子育ての悩みや心配事を共有できたことがとても楽しかったので、やはり第三者と話す機会を持つことが重要だと再認識することができました。自分以外のがんばっているパパさんの姿を見て、自分もがんばろうという刺激を受けました。

留学を通して少し前向きな気持ちになれたので、今度は受け入れ側にもなってみたいという意欲が増しました。

~お互いの子育てを共有する良さ~

K.Aさん:子育て家庭留学について、結婚や出産、育児のモヤモヤ解消としてのプログラムだと思っていましたが、ママ友作りや子育ての息抜きにも良い機会になると思いました。

当日は子育て家庭留学といいつつも、教えてもらうというよりお互いの子育てについて、こんな感じ、困っていること、子育てあるあるなど、対等な立場で会話が非常に盛り上がりました。Tさん側から「連絡先を交換しましょう」と声をかけてくださり、とても嬉しかったです。今でも育児の忙しい合間を見つけて、連絡を取り合っています。