笠岡諸島アートブリッジ2024「ズグラッフィート白石島」【おかやまＡＩＲ地域協働事業】

　岡山県では、国内外のアーティストを招へいし滞在制作を行うＡＩＲ（Artist In Residence）に併せて、地域との協働による取組を行うことで、地域住民が優れた芸術文化に身近に接する機会を提供するとともに、地域の魅力をアートの視点で掘り起こし、国内外へ発信する「おかやまＡＩＲ地域協働事業」を展開しています。
　本事業の１つとして、笠岡市で『笠岡諸島アートブリッジ2024「ズグラッフィート白石島」』を実施しました。

　「笠岡諸島アートブリッジ2024」では、ポーランド出身のアーティストであるラドスワフ・プレディギェル氏が笠岡市の白石島に滞在し、島民と交流を深め、島の風景・白石踊・自然や文化などをモチーフに白と黒の漆喰を使用した欧州の装飾技法である「ズグラッフィート」による壁画を制作しました。
　制作に参加できるワークショップや壁画完成セレモニーを通じて、島民が島を訪れる人と対話するきっかけになり、地域のもつ可能性や魅力を感じる時間となりました。

白石島

令和６年６月～１１月

無料

（１）ズグラッフィートを体験しよう　ワークショップ
・日時：令和６年８月２０日（火曜日）、２１日（水曜日）、１０月２０日（日曜日）　９時３０分～１５時
・場所：白石島（公民館、片山邸）
・内容：ヨーロッパに伝わる装飾技法「ズグラッフィート」を体験できる参加型公開制作

（２）壁画完成セレモニー
・日時：令和６年１１月１０日（日曜日）　１３時～１５時
・場所：白石島（公民館、松浦邸、片山邸）
・内容：壁画完成記念のライブパフォーマンスやアーティストトークのほか、紅白幕セレモニーや白石踊の時間を参加者で共有し、壁画の完成を祝った。