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医療安全情報等のお知らせ 疾病感染症対策課(2025年12月12日発行)

メルマガ 発行日時
医療安全情報等のお知らせ 2025年12月12日 22時00分

 

医療安全情報等のお知らせ 疾病感染症対策課(2025年12月12日発行)

岡山市内における麻しん(はしか)患者の発生について

令和7年12月11日(木)に、岡山市が下記のとおりプレス発表を行いましたので、お知らせします。
 なお、医療機関の皆様におかれましては、麻しんを疑う症状を呈する患者が受診した際は、速やかに管内の保健所へ御連絡いただくとともに、麻しん患者との接触歴、海外渡航歴や麻しんの予防接種歴の確認等、麻しんの発生を意識した診療をお願いいたします。
<参考資料>
医療機関での麻疹対応ガイドライン 第七版
https://www.niid.go.jp/niid/images/idsc/disease/measles/guideline/medical_201805.pdf
医師による麻しん届出ガイドライン 第五版暫定修正版
https://www.niid.go.jp/niid/images/idsc/disease/measles/guideline/guideline03_20230516.pdf

<岡山市報道発表の内容>
岡山市報道発表資料(令和7年12月11日報道発表)
https://www.city.okayama.jp/shisei/cmsfiles/contents/0000077/77172/20251211_mashin.pdf
1 届出患者の状況
【患者1】届出日:12月9日
1歳、男児 症状:発熱、発疹       
【患者2】届出日:12月10日
30歳代、男性(患者1の家族) 症状:発熱、咽頭痛、発疹
2 経過
12月1日(月) 患者1が発熱
4日(木) 発疹出現
6日(土) 市内医療機関(病院)を受診し入院
9日(火) 麻しん疑いで市保健所に届出、接触者調査のなかで、
患者1の発症以前に、発熱、咽頭痛、発疹の症状を
呈した家族(患者2)がいることが判明
10日(水) 患者1の麻しんウイルス陽性を確定、
同日患者2の麻しんウイルス陽性が判明
3 その他
・感染源は患者2から患者1に家族内感染、
患者2については国内(県外)での感染と推定
・症状はいずれも軽快
・接触者については調査中

4 注意喚起の内容
・麻しん患者と接触した場合は、潜伏期間を考慮し、接触後21日間の健康観察が必要です。
・麻しんは感染力がきわめて強い感染症で、典型的な症状として、感染すると約10日後に発熱や咳、鼻汁といった風邪のような症状が現れ、2~3日熱が続いたあと、39度以上の高熱と発疹が出現します。
麻しんは感染力が強く、空気感染もするので、手洗い、マスクのみでは予防することができません。
・予防接種が最も有効な予防方法であり、麻しんの定期予防接種は、1歳児、就学前の年長児の2回接種です。対象者はできるだけ早めに受けるようにしましょう。
・麻しんの予防接種歴がない方、麻しんに罹ったことのない方が、12月27日までの間に、発熱、気道症状(咽頭痛、咳等)に続き、発疹が出現した場合は、医療機関へご相談ください。

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発行:岡山県保健医療部疾病感染症対策課

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