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発しんチフス

印刷ページ表示 ページ番号:0348926 2013年8月30日更新感染症情報センター

Rickettsia prowazekiiによる急性感染症で、コロモジラミによって媒介される。

 発熱、頭痛、悪寒、脱力感、手足の疼痛を伴って突然発症する。熱は39~40℃に急上昇する。発疹は発熱第5~6病日に、体幹から全身に拡がるが、顔面、手掌、足底に出現することは少ない。発疹は急速に点状出血斑となる。患者は明らかな急性症状を呈するが、発熱からおよそ2週間後に急速に解熱する。重症例の半数に精神神経症状が出現する。
 初感染後、潜伏感染し数年後に再発することがある( Brill-Zinsser病)が、症状は軽度である。

発しんチフスとは(国立感染症研究所)

※ 各感染症情報については、厚生労働省のホームページより文章を引用しています。