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東部ウマ脳炎

印刷ページ表示 ページ番号:0092752 2011年5月12日更新感染症情報センター

トガウイルス科アルファウイルス属に属する東部ウマ脳炎ウイルスによる感染症である。

 自然界では蚊と鳥の間で感染環が維持されており、鳥への媒介蚊は主にハボシカ属の蚊であるが、キンイロヤブカなども関係する。ヒトへの感染は主にヤブカの刺咬による。潜伏期間は3~10日であり、高熱、悪寒、倦怠感、筋肉痛などを生じるが、1~2週間で回復することが多い。しかし、ときには脳炎を発症して、昏睡、死亡に至ることがある。脳炎は50歳以上や15歳以下で起こりやすく、致死率は33%にも上り、生残者の半数は軽度~高度の永続的な神経学的後遺症を残す。

※ 各感染症情報については、厚生労働省のホームページより文章を引用しています。