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コレラ

印刷ページ表示 ページ番号:0348063 2013年8月26日更新感染症情報センター

コレラ毒素(CT)産生性コレラ菌(Vibrio cholerae O1)又はV. cholerae O139による急性感染性腸炎である。

 潜伏期間は数時間から5日、通常1日前後である。近年のエルトールコレラは軽症の水様性下痢や軟便で経過することが多いが、まれに“米のとぎ汁”様の便臭のない水様便を1日数リットルから数十リットルも排泄し、激しい嘔吐を繰り返す。その結果、著しい脱水と電解質の喪失、チアノーゼ、体重の減少、頻脈、血圧の低下、皮膚の乾燥や弾力性の消失、無尿、虚脱などの症状、及び低カリウム血症による腓腹筋(ときには大腿筋)の痙攣がおこる。胃切除を受けた人や高齢者では重症になることがあり、また死亡例もまれにみられる。

コレラとは(国立感染症研究所)

※ 各感染症情報については、厚生労働省のホームページより文章を引用しています。