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鳥インフルエンザ(H5N1)

印刷ページ表示 ページ番号:0092699 2011年5月12日更新感染症情報センター

A型インフルエンザウイルス(H5N1)のトリからヒトへの感染による急性気道感染症である。

 潜伏期間は概ね2~8日である。症例の初期症状の多くが、高熱と急性呼吸器症状を主とするインフルエンザ様疾患の症状を呈する。下気道症状は早期に発現し、呼吸窮迫、頻呼吸、呼吸時の異常音がよく認められ、臨床的に明らかな肺炎が多く見られる。
 呼吸不全が進行した例ではびまん性のスリガラス様陰影が両肺に認められ、急性窮迫性呼吸症候群(ARDS)の臨床症状を呈する。
 死亡例は発症から平均9~10日(範囲6~30日)目に発生し、進行性の呼吸不全による死亡が多く見られる。

※ 各感染症情報については、厚生労働省のホームページより文章を引用しています。