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ラッサ熱

印刷ページ表示 ページ番号:0348036 2013年8月26日更新感染症情報センター

ラッサウイルス(アレナウイルス科)による熱性疾患である。

 発症は突発的で進行は緩やかである。マストミスに咬まれたり尿や血液に触れたり、あるいは感染発症者の血液、体液、排泄物等に直接接触する等の後、潜伏期間(7~18日)を経て、高熱(39~41℃)、全身倦怠感に続き、3~4日目に大関節痛、咽頭痛、咳、筋肉痛、次いで心窩部痛、後胸部痛、嘔吐、悪心、下痢、腹部痛等が認められる。

 重症化すると顔面頚部の浮腫、眼球結膜出血、消化管出血、心のう炎、胸膜炎、ショック。重症経過で治癒後、一側あるいは両側のろう(難聴)を示すことが20%以上ある。発症期の症状はインフルエンザ様である。

ラッサ熱とは(国立感染症研究所)

※ 各感染症情報については、厚生労働省のホームページより文章を引用しています。