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マールブルグ病

印刷ページ表示 ページ番号:0348048 2013年8月26日更新感染症情報センター

マールブルグウイルス(フィロウイルス科)による熱性疾患である。

 潜伏期間は3~10日間である。発症は突発的である。発熱、頭痛、筋肉痛、皮膚粘膜発疹、咽頭結膜炎に続き、重症化すると下痢、鼻口腔・消化管出血が見られる(エボラ出血熱に類似する)。

 マールブルグウイルスの自然界からヒトへの感染経路は不明である。ヒトからヒトへは血液、体液、排泄物との濃厚接触及び性的接触によりウイルスが伝播する。

 ドイツにおける集団発生(1967年)においてはアフリカミドリザルの血液、組織との接触によるものであった。アフリカ(ケニア等)での発生例にはサルは無関係であった。治療法はなく、対症療法のみである。

マールブルグ病とは(国立感染所研究所)

※ 各感染症情報については、厚生労働省のホームページより文章を引用しています。