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風しんについて

風しん

岡山県の風しん発生状況(2016年1月31日時点)

岡山県 風しん患者数の推移

 風しんは「三日ばしか」とも呼ばれ、感染症発生動向調査において全数把握感染症の5類感染症であり、医師は風しん患者を診断したときには、7日以内(できるだけ早く)に最寄りの保健所に届け出ることになっています。

  2016年、岡山県内の風しんの患者は、報告されていません。(2016年1月31日現在)
  2012年は、6~7月にかけて、20~40代の男性6名が発生しました。翌2013年は、76名の発生が報告され、風しんが全数報告になって以降最も多い報告となりました。報告された患者は男性56名、女性20名で、男性は幼児 1名、小学生 1名、10代 4名、20代 11名、30代 25名、40代 9名、50代 5名、女性は幼児 2名、10代 2名、20代 7名、30代 2名、40代 1名、50代以上 6名でした。患者の風しん予防接種歴は、予防接種歴なしが24名、接種不明が48名、1回目のみ接種が4名でした。

 全国の風しん発生状況は、2015年は162名、2016年は3名発生しています(2016年1月27日現在)。
 患者報告数が急増した2013年は14,344名の発生があり、東京都や神奈川県、千葉県、埼玉県などの関東地方、大阪府、兵庫県などの近畿地方で多くの患者が報告されました。2013年第19週~第22週をピークに、徐々に発生報告数の減少が見られ、第33週には初めて前年同時期の発生を下まわりました。性別では、男性が女性の約3倍報告されており、年齢については男性は20~40代、女性は20~30代が多くを占めています。さらに女性のうち、出産年齢とされる年代(15~44歳)が約7割を占めており、ウイルスが胎児に感染して先天性風しん症候群(congenital rubella syndrome:CRS)を発生するリスクが非常に危惧される状況がつづいています。先天性風しん症候群は2012年は4名、2013年は32名、2014年は9名の報告がありました。2015年は、患者報告はありませんでした。

 風しんは春から初夏にかけて患者が増加するといわれています。妊婦が風疹にかかることによって生まれてくる赤ちゃんが、先天性風しん症候群の障がいをもつことのないように、またそのような心配をしながら妊娠を続けることのないように、あらかじめ予防することが重要です。男女ともが予防接種を受けて、まず風しんの流行を抑制し、女性は感染予防に必要な免疫を妊娠前に獲得しておきましょう。また、予防接種を受けていない方やこれまでに風しんに罹患していない方、どちらも不明な方などは、ひきつづき感染予防と拡大防止に努めてください。
 全身性の発しん、発熱、リンパ節腫脹などの症状が出た場合は、風しんの可能性もありますので早めに医療機関を受診してください。

風しんの患者年齢について

 風しんは学童~思春期に多いといわれていますが、現在の流行の中心は20~40代の成人男性です。
風しんの定期予防接種は、昭和52年(1977年)から開始されましたが、平成6年(1994年)までは、先天性風しん症候群の発生を防ぐことを目的に中学生の女子のみ対象に予防接種が行われたため、現在30代後半以上となる男性は定期予防接種の機会がありませんでした。また、現在20代後半から30代前半の男性は、風しんの予防接種率が低く、このことから風しんの患者の多くが20~40代の男性になっていると考えられています。

風しんに対する対策について

 風しんの抗体を持たない又は、低い抗体価の妊娠中の女性が風しんにかかると、赤ちゃんに先天性風しん症候群という障がいが起こる可能性があります。
 2012年の流行の影響で、2012年10月から2013年3月末までに、全国で7人の先天性風しん症候群の患者が報告されました。妊娠中の女性は予防接種が受けられないため、特に流行地域においては、抗体を持たない又は低い抗体価の妊婦の方は、可能な限り人混みを避け、不要不急の外出を控えるようにしてください。また、妊婦の周りにいる方(妊婦の夫、子ども、その他の同居家族等)は、予防接種を受けるなど感染予防に努めて下さい。

  厚生労働省では通知を発令し、風しんに対する一層の周知を図っています。
     ○「先天性風しん症候群の発生予防等を含む風しん対策の一層の徹底について(情報提供及び依頼)」の一部改正について(厚生労働省)

   ◆風しんの定期予防接種対象者は、予防接種を受けましょう。

     1.風しんの定期予防接種対象者の方は、積極的に予防接種を受けましょう。
      1歳児、小学校入学前1年間の幼児の方は、多くの市区町村に
おいて、無料で受けられます。

    2.妊婦への感染を抑制するために、特に
      1)妊婦の夫、子ども及びその他の同居家族
      2)10代後半から40代の女性(特に、妊娠希望者又は妊娠する可能性の高い方)
      3)産褥早期の女性
      のうち、抗体価が十分であると確認ができた方以外の方は、任意での予防接種を受けることをご検討ください。

 ※接種ワクチンについて

 風しんの抗体価が低い人は、麻しんの抗体価も比較的低い傾向が見られることから、風しんの予防接種を受けられる場合は、麻しん対策の観点も考慮し、麻しん風しん混合ワクチンを接種されることが推奨されています。

 風しんの単独ワクチンの需要量は例年少ないため、今年度の供給量は限られています。

 おかやま医療情報ネットから、予防接種を実施している医療機関を検索することができます。ワクチンの在庫及び、予防接種の予約等については、各医療機関にお問い合わせください。

風しんの無料抗体検査が受けられます

   

◆先天性風しん症候群の予防のために、岡山県、岡山市、倉敷市では、妊娠を希望する女性を対象に風しんの抗体検査を無料で実施しています。(平成26年度~27年度)

 これから妊娠を希望する女性の方で、今までに予防接種を受けているかどうか不明な方、風しんにかかったことが確実でない方は、この機会に風しんの抗体検査をご検討ください。

   くわしくは、こちらをご覧ください。→ 風しんの無料抗体検査(健康推進課)

   

厚生労働省 情報提供 

予防指針・ガイドライン

啓発ツール

ポスター
 PDF [1,146KB] PDF [1,292KB] PDF [953KB]
風しんの予防接種で未来の赤ちゃんを守れます風しんの予防接種で未来の赤ちゃんを守れます生まれてくる赤ちゃんのために「風しんワクチン」
リーフレット
【職場編】 PDF [568KB]【結婚編】 PDF [250KB]【抗体検査編】 PDF[2.8MB]
風しん啓発用リーフレット職場編風しん啓発リーフレット結婚編風しん予防記念日【抗体検査編】


症状

風しんは、風しんウイルスによる急性熱性発しん性疾患で、春先から初夏にかけて多く見られます。
 感染後、14~21日(平均16~18日)の潜伏期間の後、発熱・発しん・リンパ節腫脹(特に耳介後部、後頭部、頸部)を3主徴として発症します。発熱は38~39℃で3日程度つづきます。発しんは多くの場合、紅く、小さく、皮膚面よりやや隆起した発しんが現れ、3日程度で消退します。リンパ節は発しんの出現する数日前から腫れはじめ、3~6週間程度持続します。基本的には、予後良好な感染症ですが、まれに脳炎・血小板減少性紫斑病を合併することがあります。

感染経路

 多くは、くしゃみ等の唾液のしぶきによる飛沫感染です。発しんのでる2-3日前から発しんが出たあとの5日くらいまでがうつしやすいと考えられています。感染力は、麻しん(はしか)や水痘(水ぼうそう)ほどは強くありません。一度かかると、大部分の人は生涯風しんにかかることはありません。集団生活にはいる1~9歳ころ(1~4歳児と小学校の低学年)に発生が多くみられます

治療と予防・ワクチン接種

 特異的な治療法はなく、対症療法が中心となります。予防には、ワクチン接種が効果的です。風しんは予防接種で防げる病気です。定期予防接種の対象となる方はぜひ予防接種を受けましょう。 定期予防接種では、麻しん・風しん混合ワクチン(MRワクチン)として接種できます。詳しくは、お住まいの市町村の予防接種担当課へお問い合わせください。

 【風しんワクチン定期予防接種対象者】

第1期生後12ヶ月以上24ヶ月未満の者
第2期5歳から7歳未満の者で、小学校就学1年前
うらっち



先天性風しん症候群

 妊婦、特に妊娠初期の女性が風しんにかかると、胎児が風しんウイルスに感染し、難聴、心疾患、白内障、そして精神や身体の発達が遅れる等の障がいをもった赤ちゃんが産まれる可能性があります。これらの障がいを先天性風しん症候群といいます。風しんの予防接種を行う第一の目的は、妊婦が風しんにかかることによって生まれてくる赤ちゃんが、先天性風しん症候群の障がいをもつことのないようにすることです。また妊婦以外の方が妊婦などに風しんをうつすことを予防できます。








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お問い合わせ

お問い合わせ課室

※このページに関するお問い合わせについては、感染症情報センターまでお願いします。


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