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テーマ展「岡山藩主祈りの寺 常住寺の寺宝」
岡山藩主池田家の祈祷寺であった常住寺には、藩主ゆかりの書画や仏像が伝わっており、
休館中の調査で池田継政(第三代藩主)や池田宗政(第四代藩主)自筆の絵画・経典類が
まとまって確認されました。
常住寺に奉納されたものは、真摯な祈りを込めて制作された仏画や経典が多く、今回展示
する不動明王坐像は、継政が国家安泰の祈祷を行った際に、岡山城天守閣に安置したもの
で、まさに藩主の祈りを象徴するものと言えるでしょう。
今回のテーマ展では、常住寺に伝わる藩主の書画やゆかりの仏像など約30点を展示しま
す。藩主がどのような祈りを込めて制作したのか、その想いに触れながらご覧ください。
なお、半数以上の作品が今回初公開です。
テーマ展「岡山藩主祈りの寺 常住寺の寺宝」チラシ [PDFファイル/2.75MB]
不動明王坐像(常住寺蔵)
会期
令和6年1月18日(木曜日)~2月25日(日曜日)
開館時間
午前9時30分~午後5時
休館日
月曜日(月曜日が祝日の場合は開館、翌火曜日に休館)
入館料
大人250円、65歳以上120円、高校生以下無料
会場
岡山県立博物館 2階第4展示室
主な展示資料
・池田綱政像【池田継政筆】 ・毘沙門天立像
・金剛寿命陀羅尼経【池田宗政筆】 ※初公開 ・ 如意輪観音像厨子
関連行事
当館学芸員による展示解説 [申込不要]
第1回:1月20日(土曜日)
第2回:2月 3日(土曜日)
第3回:2月17日(土曜日)
各日とも 午後2時より開催