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企画展 泥絵(9/9~11/30)倉敷民藝館

 泥絵とは、江戸時代後期から明治時代にかけて、安価な泥絵具を用いて紙に描かれた絵画のことを指します。泥絵はどれも無名の画工によって描かれており、画工たちは建物や人物の描写を簡略化することで、同一の絵を量産し、町民や旅人が気軽に購入できる土産物として販売していました。多くの泥絵がオランダや中国から入ってきた透視図法を意識して描かれていることも特徴で、特に江戸の大名屋敷を描いた泥絵では、和風の題材でありながらも独特な遠近感が強調され、異文化の融合によって生じた表現のかたちを見ることができます。
本企画展では、倉敷民藝館が所蔵する泥絵10点と合わせて、泥絵と同じく無名の画工によって描かれた、江戸時代のガラス絵2点を展示予定です。倉敷民藝館所蔵の泥絵を一同に展示するのは初の試みとなります。この機会にぜひ泥絵の魅力をお楽しみください。

開催情報

■期間 
 令和7年9月9日(火曜日)~11月30日(日曜日)

■休館日
 月曜日(祝日の場合は翌日)
 また、各種警報(暴風・地震・大雨・津波・洪水・土砂災害等)発令時は臨時休館する場合がございます。
※10月28日(火曜日)~11月3日(月曜日・祝日)は展示即売会倉敷本染手織会作品展開催のため、企画展展示物はすべて撤収いたします。会期中の展示替えはございません。
■開館時間
10時~17時(入館受付は16時30分まで)

■入館料
一般:1,200円(1,000円)  
高校・大学生:500円(400円)
小学・中学生300円(200円)
*(  )内は、20名以上の団体料金
*障がい者手帳等をお持ちの方は、大人500円、高・大生250円、小・中生200円
*日本民藝協会会員・倉敷民芸館ファンクラブ会員の方は無料

上記入館料にて常設展を含め全館の展示をご覧いただけます。

    

【関連事業】

担当学芸員によるギャラリートーク

9月14日(日曜日)14時~14時30分

【会期中の催事】

展示即売会 倉敷本染手織会作品展

10月28日(火曜日)~11月3日(月曜日・祝日)

倉敷民藝館

※展覧会・イベントの内容等については上記施設へお問い合わせください。