[取材スタッフおすすめ!]

OQ的岡山見どころガイド

岡山後楽園に岡山城、倉敷美観地区に蒜山高原。
岡山には、全国的に有名な観光スポットがいっぱい。
でも、それほど注目されていなくてもちょっと面白い場所はまだまだある。
ここでは、そんな隠れたスポットを「OQ的見どころ」として紹介。
気になるスポットを見つけに、ぜひ出かけてみて。

横溝正史疎開宅(倉敷市)

田畑に囲まれた小さな民家が、名探偵・金田一耕助の生誕地。

田園地帯が広がる中、静かなたたずまいを見せる一軒の民家。太平洋戦争末期、推理小説界の大御所、横溝正史が疎開していたのが、この家だ。ここで正史は、畑仕事に汗を流しながら、地域の人々との交流を通して生活習慣や伝統、風習を見聞きし、のちに発表される探偵小説「金田一耕助シリーズ」の構想を温めたという。つまり、名探偵金田一耕助は、この家で生まれたことになる。家の周辺には、正史ゆかりの場所や作品のヒントになった風景を、案内板に沿ってめぐる「金田一耕助ミステリー遊歩道」も整備。正史の遺品や再現された書斎を展示している「真備ふるさと歴史館」をはじめとする各スポットには、全国から大勢の金田一ファンが訪れているという。

案内放送とともに障子に浮かび上がる、金田一耕助のシルエットがほほ笑ましい

玄関に掛かった表札には「横溝正史」と「金田一耕助」、両方の名前が並ぶ

疎開宅近くにあり、作品に登場する人物のヒントになった「濃茶のほこら」

DATA
横溝正史疎開宅 MAP:P46_D-4
探偵・金田一耕助シリーズで有名な作家・横溝正史が、昭和20年4月から約3年半の間、家族とともに暮らした家。ここで、のちに注目される「本陣殺人事件」「獄門島」「八つ墓村」などを著した。
倉敷市真備町岡田1546 TEL_086-698-8558 営業_10:00〜16:00 休み_月・木・金曜
料金_無料 交通_井原鉄道・川辺宿駅から徒歩で約30分

近場で見つけたスポット

真備ふるさと歴史館

岡田藩支配時代の古文書を公開。当時の村人の暮らしに触れることができる。「横溝正史コーナー」も設置。

所在地_倉敷市真備町岡田610MAP:P46_D-4

スタッフコメント

展示されている資料を見るのももちろん興味深いですが、何よりも管理されている方々のお話が面白い!当時、一家の元によく遊びに来ていた方もいて、さまざまなエピソードを聞かせてくれます。また、金田一シリーズのドラマや映画ロケもよく行われるそうですが、その裏話を聞けることも。