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新型コロナウイルス感染症軽症者等の自宅での療養について
自宅等での療養について
新型コロナウイルス感染症に感染された方のうち、65歳未満で、重症化リスクのない方は、原則、自宅療養をしていただくようお願いをしております。
家族との隔離が困難な場合などで、宿泊療養の必要がある方は、電子申請に登録、もしくはお住まいの市町村を所管する支援の相談先から、お申し込みください。※発生届のない方は陽性者の方の情報を登録いただいてから、宿泊療養等を活用いただけます。
1) 県が実施する自宅療養へのサポート等について
岡山県では、自宅療養として、新型コロナウイルス感染症の療養期間に、保健所や自宅療養サポートセンターによる定期的な体調確認や体調が悪化した場合の相談受付等を行い、安心して自宅で過ごしていただくよう努めています。
(※岡山市及び倉敷市は保健所設置市であるため、それぞれの市の管轄となります。)
1 自宅療養の大まかな流れ
発生届が出されている方の場合
発生届が出されない方の場合
※ 患者情報登録は、『新型コロナウイルス感染症で陽性と診断された方へ』のページからご登録ください。
2 自宅療養に向けての準備
<療養環境の準備>
・生活空間
同居される方との接触を最小限に抑えるため、生活空間を分ける(原則個別)ご対応をお願いしています。
・衛生関係
トイレ、浴室等、同居される方との共用空間の消毒等に必要な衛生 用品の準備をお願いしています。
<薬の準備>
・服用中の薬がある場合は、自宅療養中に薬が不足することがないよう、余裕をもって2週間分程度ご用意ください。
・もし足りなくなりそうな場合には、かかりつけ医の電話再診等を受けた上で、薬の処方を受けるなどしてください。
・一人暮らしで上記対応が困難な場合は、保健所にご相談ください。
<食料・日用品の準備>
・療養中の食料等については、ご家族、ご友人等に買い物を依頼する、ネット販売を利用するなどの方法により、調達をお願いいたします。一般の配送サービスを利用される場合は、配送者と直接接触しないよう受け取り方法の配慮をお願いします(置き配など)。
・陽性診断を受けるまでの方(濃厚接触者も同様)が食料品の買い出しなど必要最小限の外出を行うことは、不要不急の外出に当たりません。マスクの着用等の感染対策をして、食料や日用品等の調達をお願いいたします。
3 自宅療養される方の食事
県では、食料調達が困難な方に、療養期間に応じて、配食等支援を行っております。
この支援は陽性者であることを確認した後、その翌日の発注となることから、発症日から4日目以降に申し込まれた場合は療養期間中の配布が困難なため、お断りすることがあります。ご理解をお願い申し上げます。
※お願い
新型コロナウイルス感染症の感染拡大時には、お届けまでにお時間を要する場合があります。普段から療養期間中に必要な食料品や日用品等の備蓄をお願いいたします。
- 買い物ができる同居家族がいる方、インターネット等で食料の調達が可能な方は、可能な限りでそちらの手段をご活用いただきますようお願いいたします。
- 有症状の場合で症状軽快から24時間経過した方、無症状の方、濃厚接触者の方が食料品の買い出しなど必要最小限の外出を行うことは、不要不急の外出に当たりません。マスクの着用等の感染対策をして、食料や日用品等の調達をお願いいたします。
- 大雨や台風、大雪等の影響により、配送が予定よりも遅れる場合がありますので、ご了承ください。
<配食等支援について>
・食事及び日用品(ティッシュ、トイレットペーパー)等の決められたものを提供します(個々のご要望にはお答えできません)。
・支援を受ける場合、県から委託先業者に名前、住所等の個人情報を提供させていただく必要がありますので、あらかじめご承知おきください。
・配達物は玄関前に置いておく「置き配」となります。配達員が来た際、玄関先には出ず、インターホン越しに対応し、玄関先に置いておくよう、配達員にお伝えください。(電話にて配達の連絡をする場合もあります)
・アレルギー対応はできませんので、ご自身で各商品の表示をご確認ください。
・食事等のお届けまでに数日お時間がかかります。
<食料品及び日用品の内容例>
自宅療養者の希望に応じて、1及び2の支援を無料で提供
※令和5年4月1日のお届けから食料品のみの提供となります(日用品、冷凍おかずは廃止になります)
1 食料品・日用品の配送サービス
(1)食料品
飲料・主食・インスタント食品・缶詰・スープ・ゼリー・その他
(2)日用品(※必ず食料品とセットで提供となります)
トイレットペーパー・ティッシュ・石鹸・マスク・アルコール消毒液(手指消毒用)
2 冷凍おかずの配食サービス
次の3つのコースから選択した、1納品日7食以上の冷凍食品(パックご飯を追加することができます)
・カロリーケアコース
・塩分ケアコース
・たんぱくケアコース
配食等支援で提供される食料品・日用品の例
4 パルスオキシメーター・体温計の貸出
パルスオキシメーター(指先に装着して血中の酸素飽和濃度を測定する機器)、体温計の貸出については、発生届のある方が基本的な対象者となります。必要な場合は、保健所もしくはサポートセンターにご連絡ください。
5 自宅療養中の注意事項
<療養にあたっての情報登録>
県では、安心して自宅療養を行っていただくために、陽性者の方の情報登録をお願いしております。専用サイトから、登録できますので、下記サイトをご確認ください。
新型コロナウイルス感染症で陽性と診断された方へ
<療養中の注意事項>
・療養期間中は外出しないでください。
※有症状の場合で、症状軽快から24時間経過後もしくは、無症状の方は、マスクを着用するなど感染予防を徹底されることを前提に、食料品等の買い出しなど必要最小限の外出は差し支えありません。
・同居する方とは生活空間を分けてください(極力個室から出ないようにしてください)。
・部屋を出入りする際はマスクを着用・こまめに手洗いし、定期的に部屋の換気も行ってください。
・鼻をかんだティッシュ等は、ナイロン袋に入れるなどして密閉して捨ててください。
・健康状態の正確な把握が困難となる恐れがあることや症状の悪化の恐れがあることから、療養中の飲酒・喫煙は厳禁です。
<同居する方の注意事項>
・患者の世話等での接触は最小限としてください。ただし、接触の際には、患者の様子の確認を可能な範囲でお願いします。
・できるだけ同居者全員がマスクを着用し、こまめに手洗いしてください。
・ドアノブなど患者が手で触れる部分はアルコール等で消毒をしてください。
・トイレは、患者専用が望ましいですが、共有する場合は換気を十分に行います。患者が使用した後は、便座やドアノブ、流水レバーなど手が触れる部分はアルコールなどをしみこませた不織布等で消毒を行います。
・患者の入浴の順番は最後にします。使用後は浴室の壁をシャワーで軽く流し、窓を開放することや、換気扇により、換気を行いましょう。
・食器、シーツ等は患者専用のものを用意し、共用しないでください。食器類の洗浄や衣類、リネンの洗濯は通常の洗剤で行い、しっかりと乾燥させてください。
・患者の体液が付着した衣類、シーツ等を扱う際は手袋とマスクをつけてください。
・自宅へ訪問者は受け入れないようにしてください。配達員等も極力接触しないよう配慮をお願いします。
〈こどもがコロナになったら〉
こどもが新型コロナウイルス感染症に感染したときの主な症状と緊急性についてチラシにまとめています。
6 療養の終了
<療養終了の目安>
発症日『ご自身の症状(発熱・のどの痛み・咳など)が出た日』から、ご判断いただくこととなります。療養終了時には、特段連絡はいたしません
療養終了は、次の3つの条件をすべて満たしていることが必要になります。
・発症日から7日間が経過していること(入院して人工呼吸器等による治療を受け自宅療養に移行した場合は、10日間となります。)
・症状が軽快していること
・症状が軽快してから、24時間以上経過していること
※症状の軽快とは、解熱剤を使用していない状態で概ね37.5℃以下で、かつ、呼吸器症状が改善傾向にある状態をいいます。
※7日目経過時点で、入院している方、高齢者施設に入所している方の療養期間は、10日間となります。
7 災害が発生した場合の避難について
2) 市町村が実施する自宅療養者等への生活支援について (参考)
県内の一部市町村では、自宅療養者等に対する生活支援(食料品の提供等)を独自に行っております。
実施内容等、詳細については、以下の連絡先にお問い合わせください。
■自宅療養者等の生活支援を実施している市町村(令和4年6月6日時点)
市町村 | 担当部署 | Hp | 連絡先 |
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総社市 | 新型コロナウイルス感染症対策室 | 詳細はこちら | 0866-92-8278 |
備前市 | 保健課 | ― | 0869-64-1820 |
浅口市 | 健康推進課 | 詳細はこちら | 0865-44-7114 |
早島町 | 健康福祉課 | ― | 086-482-2483 |
勝央町 | 健康福祉部 | ― | 0868-38-7102 |
奈義町 | こども・長寿課 | ― | 0868-36-6700 |