ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ 組織で探す 農林水産部 畜産課 飼料価格の高騰に対する技術を紹介します!

飼料価格の高騰に対する技術を紹介します!

飼料価格高騰の現状とは

 我が国の酪農及び肉用牛経営では、生産費の約4割を飼料費が占めており、輸入飼料価格の変動による畜産経営への影響は大きくなっています。
 配合飼料価格は、近年の中国における需要増加や南米産の作況悪化等によるシカゴ相場の上昇や円安により、高止まりしています。
 さらに、最近の粗飼料の輸入は、中国からの米国向けコンテナ輸送の増加や乾牧草の主要輸出港である北米西海岸の港湾における貨物の滞留等を背景として輸入遅延等が発生し、不安定な状況が続いています。
 このまま価格の高止まりが続くと、畜産経営をより一層圧迫する状況となります。輸入飼料への依存からの脱却、耕畜連携による飼料の生産・利用を図り、飼料自給率の向上を図ることが重要です。

 畜産農家の皆様におかれましては、飼料用米や稲ホールクロップサイレージなどの国産飼料の利用を検討しましょう。 

畜産農家における技術紹介

給餌は1日数回に少量ずつ分けて行い、飼料の食べこぼしが減るよう努めましょう。
・仕入れ先の分散を図り、調達ルートを多様化しましょう。買い占めには注意しましょう。
・水田の有効活用等により、エン麦やイタリアンライグラス等早期に収穫可能な牧草等の作付による粗飼料の確保に努めましょう。
稲わらの収集・活用しましょう。
耕種農家や飼料生産組織と協力し自給飼料の生産・活用を図りましょう。
・青刈りとうもろこしなどの良質な粗飼料の給与により、飼料穀物の給餌量を低減させましょう。
・個体毎の増体の状況に応じて、肥育期間の短縮に努めましょう。
繁殖管理を徹底し、分娩間隔の適正化に努めましょう。
・とうもろこしと比べて価格面でメリットのある原料(最近の飼料用麦、飼料用米等)の比率を高めた配合飼料を利用しましょう。
・飼料の適切な保管に努め、損耗を防止しましょう。
・フィーダーの破損等がないかこまめに確認するなど、設備の管理を徹底しましょう。

飼料を輸入、製造、販売されている業者の方へ技術紹介

・仕入先の分散を図り、調達ルートを多様化しましょう。
・植物防疫や動物検疫のルールに留意しつつ、輸入先国の多角化を図りましょう。
・牛の飼養者との話し合いにより、
 (1) 通常供給している輸入粗飼料の草種が供給不足となった場合の代替飼料の提案について、その影響も含め予め検討しましょう
 (2) 粗飼料の在庫状況を把握し、輸入粗飼料の到着遅延にも対応できるよう適切な在庫の確保に努めてください。
・粗飼料不足が生じた際に、供給余力のある生産者や地域から融通が可能となるよう飼料販売事業者間、飼料輸入事業者間における地域の垣根を超えた調整をしておきましょう。
・供給余力のある飼料販売事業者等は、代替飼料も含め融通可能な情報を積極的に牛の飼養者や他の飼料販売事業者等に提案してください。


トップページ 組織で探す 農林水産部 畜産課 飼料価格の高騰に対する技術を紹介します!