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コロナ禍における障害のある人への配慮について

印刷ページ表示 ページ番号:0701836 2021年2月12日更新障害福祉課
コロナ禍において、障害のある人やその家族の中には、これまでと違った日常生活に、障害の特性が理由で、不自由を感じている人がいます。
障害のある人やその家族が困っている事例を紹介しますので、困っていることを知っていただき、御理解をお願いします。

このようなことに困っています

知的障害や発達障害がある人の中には

感覚過敏等の理由により、マスクが着けられない人がいます。
また、いつもと違う状況が受け入れられず、パニックになる人もいます。例えば、家族がマスクを着けることも、いつもと違う状況と感じて、パニックになるため、外出先で家族がマスクを着けられないこともあります。
マスクを着けていないことに対して、周りから白い目で見られたり、注意されることにより、必要な外出ができないことがあります。
このような人がいることを理解し、いきなり注意することなく、穏やかな口調で話しかけ、できる範囲で柔軟な対応をお願いします。

マスクをつけられない方へ

障害や病気が原因でマスクの着用が困難な方は、「マスクをつけられません」と周囲にお知らせをする意思表示カードなどを携帯し、理解してもらえるように工夫する方法があります。意思表示カードなどは、インターネット上でダウンロードできるものもありますので、ご活用ください。

視覚障害がある人の中には

人との距離を保つために貼ってあるテープなどの目印が見えず、意図せず人に近づいてしまうことがあります。
また、掲示物が見えないため、お店などでコロナ禍における注意事項が確認できないことがあります。
いきなり注意することなく、穏やかな口調で状況の説明をお願いします。

聴覚障害がある人の中には

相手がマスクを着けていると、表情や口の動きが見えずに、コミュニケーションが難しいことがあります。
また、お店のレジなどに設置している感染防止のためのビニールカーテンでも相手の表情や口の動きが隠れて見えにくくなることがあります。
そのようなときは身振り手振りや指さし、筆談など、音声以外のコミュニケーション手段が助かります。

ヘルプマークの普及に取り組んでいます

岡山県では外見からは分からなくても援助が必要であることを示すヘルプマーク・ヘルプカードを交付しています。カバン等の見えやすいところにつけておくことで、周囲に理解を求めることができます。ヘルプマークをつけている人を見かけたら、困っているようであれば声をかける等、思いやりのある行動をお願いします。

あいサポート運動の推進に取り組んでいます

「あいサポート運動」とは、様々な障害の特性を理解して、障害のある方が困っていることに対して、ちょっとした手助けや心くばりなどを実践することで、誰もが暮らしやすい地域社会(共生社会)の実現をめざしていく運動です。この運動を実践する方を「あいサポーター」といいます。
また、障害の特性や障害のある人への理解を深めるための「あいサポーター研修」を実施しています。

このページに関するお問い合わせ先


 岡山県障害福祉課 障害福祉企画班
 Tel 086-226-7343
 Fax 086-224-6520
 E-mail shofuku@pref.okayama.lg.jp