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生命保険の販売トラブル

平成22年8月掲載

【相談】

  姉の知り合いの営業担当者の勧めで、夫を契約者として8件、妻を契約者として5件、計13件の保険契約をした。それまで加入していた他社保険は役に立たないと説明され、解約して加入するよう勧誘された。保険知識の少ないことにつけこまれ、言葉巧みに虚偽の説明により短期間に多数の保険に加入させられ、保険契約の年間保険料が300万円を超えて支払いができない。(玉野市、女性)

【アドバイス】

  これは、SF(催眠)商法と呼ばれている悪質商法の一つで、新しい手口ではなく以前からあるものですが、先日も岡山市内の業者が特定商取引法違反(目的隠匿勧誘、不実告知)容疑で逮捕されたばかりです。SF(催眠)商法は、通常キャッチセールスの形で「無料で粗品、プレゼントがもらえる」などと販売目的を隠して消費者を会場へ誘導し、隔離された会場内で販売員が巧みな話術で早い者勝ちと競争意識をあおりながら日用品や食料品を配布します。そして興奮状態がピークに達したところで、本来の販売目的である布団、健康器具、健康食品などの高額商品を出し、今日だけの特別価格などの大げさな表現で参加者の購買意欲を刺激し、購入契約をさせてしまいます。また、帰りたいのに帰りにくい雰囲気で、早く帰るために契約をしてしまったりします。SF(催眠)商法に関する相談は、高齢者のトラブルがほとんどで、地域的には都市部より田舎の方が多い傾向があります。
  事例の場合、店舗に属さない場所で販売が行われており、特定商取引法の訪問販売にあたり、契約書面を受けとった日から8日以内であれば、クーリング・オフすることができます。クーリング・オフすると契約は無条件で解除され、支払ったお金は返金され、解約料等を支払う必要もありません。事業者は契約の相手方に対して、損害賠償金や違約金等の請求をすることはできません。
  また、クーリング・オフ期間が過ぎていても、業者の説明に嘘があってだまされた場合や、帰りたいと言ったのに帰してもらえず執拗に勧誘を受けて仕方なく契約してしまった場合には、契約を取り消すことができる可能性もあるので早めに近くの消費生活センターなどに相談しましょう。トラブルにあった人の多くは高齢者ですから、日頃から家族や地域の人たちが注意してあげましょう。


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