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通販商品返品したい

【相談】

  雑誌広告で気に入ったデザインのバッグを見つけ、注文しました。数日後、商品が送られてきて開封したところ、写真で見たイメージと違って安っぽく見え、とても使う気にはなりません。広告には返品不可と書いてありますが、8日以内ならクーリング・オフできるのではないでしょうか。

(岡山市、女性)

【アドバイス】

 カタログやチラシ、テレビなどの通販番組、インターネット広告などによる通信販売は、自宅で簡単に買い物ができる手軽さから利用する人が増加しています。通信販売は上手に利用すると非常に便利ですが、実物の商品を見て申し込む訳ではなく、また、対面販売でないことから「商品のイメージが違っていたが業者が返品に応じてくれない」「前払いしたのに商品が送られてこない」など特有のトラブルも多く発生しています。
 通信販売は、購入に際して十分に考慮する時間があることから、訪問販売などのように法律で定められたクーリング・オフ制度(無条件解約制度)はありません。ただし、業者によっては「商品到達後10日以内なら返品可能」など独自の返品制度を設けているところもあります。また、返品の可否等を広告に表示していない場合は、商品を受け取った日から8日間は送料を消費者負担で返品が可能です。申し込みの際には返品制度の有無、条件等を確認することが非常に重要です。その一方で、「注文した商品と違うものが届いた」「商品に傷があった」など、業者に原因がある場合は、返品制度のあるなしに関わらず無償で交換・返品が要求できます。商品が届いたら早めに中身を点検する必要があります。
 今回の相談事例では、通信販売はクーリング・オフ制度の対象外で、広告にも返品不可と記載されていることから、商品広告の表示に偽りや届いた商品に欠陥が無い以上、返品に応じてもらうことは難しいと伝えました。
 通信販売で商品を購入するかどうかの決め手は広告情報だけです。カタログ等の写真だけでなく、素材や機能、特性などの商品説明をよく読んで判断しましょう。申し込む前には返品制度の有無、条件はもちろん利用規約の細部にも目を通して十分に確認した上で注文し、その控えは商品が届くまで保存しておくことが大切です。また、代金前払いは、信用できる業者でない限り、避ける方が無難です。業者が、通信販売の業界団体である社団法人日本通信販売協会(JADMA)の会員かどうかも一つの目安になるでしょう。