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プレゼントの言葉に誘われ

【相談】

  スーパーの駐車場で「いい物をあげるから」と呼び止められ、近くの空き店舗を利用した講習会場へ案内されました。包丁や鍋などの日用品を次々と無料でもらい、健康についての話を聞いていましたが、最後に磁気マットレスを紹介されました。「60万円だが、今日だけは半額の30万円」と言われ、つい購入しました。しかし、冷静になって考えると高額で、業者が言うような効果があるのかも疑問です。4日ほど使用しましたが解約は可能ですか。                   

(岡山市、女性)

【アドバイス】

 日用品や食料品を無料か低価格で配布したり、健康講習会などの名目で人を集め、巧みな話術で雰囲気を盛り上げ冷静な判断を失わせてから、高額な商品を売りつけるやり方を催眠商法といいます。
 時間的に余裕がある高齢者が被害に遭うケースが多く、主な商品として布団、健康食品、家庭用医療器具などが挙げられます。
 「もらわないと損、買わないと損」とか「無料でたくさんもらったから買わないと申し訳ない」といった催眠状態に陥れ、最後に高額商品の契約をさせるのが典型的な手口です。時には、「私が買います」など真っ先に手を挙げるサクラをおいていることもあります。
 契約を断ろうとする消費者もいますが、数人で囲んで購入を強要したり、どう喝まがいに契約を迫る業者もおり注意が必要です。 
 この商法は会場での契約ですが、特定商取引法では訪問販売と同じ扱いを受けることから、契約書を受け取って8日以内であればクーリング・オフが可能です。消耗品でなければ使用していてもクーリング・オフすれば、無条件で契約解除できますし、もし契約書を受け取っていないなら、いつでもクーリング・オフが可能です。
 今回の相談は契約から5日目で、直ちにクーリング・オフを助言し、相談者も翌日手続きをして契約解除できました。
 トラブルに遭わないためには、無料など甘い言葉に誘われ会場に行かないことです。もし、行ってしまっても商品をもらわないことです。もらうと何も買わずに帰るのが困難になります。雰囲気や言葉に惑わされないで本当に必要かよく考え、「ただより高い物はない」ことを肝に銘じておきましょう。被害者の多くが高齢者なので、日ごろから家族や地域の人たちが注意してあげることも大切です。


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