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勝手にカニを送りつけ

【相談】

  食品会社と名乗る男性から電話があり「カニは好きですか」と聞かれたため「はい」とだけ答えたところ、数日後に宅配便でカニと一緒に2万円の請求書が送られてきました。自分は購入するつもりはなかったのですが、商品を受け取った以上、代金を支払わなければならないのでしょうか。

(岡山市、女性)

【アドバイス】

 注文もしていないのに勝手に商品を送りつけて代金を請求する商法を「送りつけ商法」または「ネガティブ・オプション」と言います。
 代表的なものは書籍、雑誌、ビデオなどですが、最近では事例のようなカニの相談が多く寄せられています。
 頼みもしない商品を送りつける行為は、業者からの一方的な契約の申し込みであり、消費者が承諾しなければ契約は成立しません。ただし、送られてきた商品の所有者は送り主の業者なので、勝手には処分できません。
 そこで特定商取引法では、送りつけられた商品について、受け取った日から14日間(商品の引き取りを業者に請求した場合は7日間)をすぎても業者が引き取らなければ、代金を支払う必要もなく商品を自由に処分してもよいことになっています。送り返したい場合には郵送料等を負担する必要はなく着払いでよいでしょう。
 この期間の経過前に開封したり使用したりすると、購入の意思があるものとみなされることにもなるので、注意が必要です。
 今回の相談者にも送りつけ商法について説明し、念のため、購入する意志のない書面を同封して商品を着払いで返送してはどうかと助言しました。
 後払いでなく代金引換で送りつけてくる場合がよくありますが、いったん支払うと取り返すことが非常に難しくなるので、注文したかどうかよく分からない物は、一度受け取りを保留して確認しましょう。受け取りを保留した場合でも一定期間は運送業者で保管されますので、必要があれば後日連絡すれば受け取ることができます。
 また、電話等で商品の勧誘を受けた場合、あいまいな返事をすると業者が付け込んで送りつけてくることもあるので、必要のない物はきっぱりと断りましょう。


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