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宝石購入ローン頼まれ名義貸し

【相談】

 半年前、懇意にしている宝石店の販売員から「ノルマ達成のため、宝石を買ったことにしてくれ。信販会社への支払いは自分がするので絶対に迷惑は掛けない」と頼まれ、仕方なく了承しました。信販会社からの確認電話にも、販売員から教えられたとおり「はい」と答えました。しばらくは信販会社からの引き落としがあるごとに販売員から入金がありましたが、突然入金が止まったため、宝石店に連絡すると、既に退職しており、連絡先も分からないとのことでした。今後も信販会社からの引き落としが続きます。宝石を受け取っていないのに、返済しないといけないのでしょうか。

【アドバイス】

 他人に頼まれて自分の名義でクレジットやローンの契約をする「名義貸し」に関する相談は少なくありません。情に訴えられ、やむなくしたこととはいえ、法的には販売員が無断で名義を使用した場合を除き、販売員と一緒になって信販会社をだましたと見なされ、支払い責任を負わされる恐れがあります。
 販売員が、「迷惑を掛けない」などと約束していたとしても、それは自分と販売員との間の約束であり、事情を知らない信販会社に対して主張できることではありません。信販会社が支払いを求めて訴訟にすれば、裁判では「販売員にだまされた」という主張は通らない可能性があります。
 今回のケースでは、名義貸しによる謝礼などは受け取っておらず、本人にも悪意が見受けられないので、商品を受け取っていないことを理由に信販会社と話し合うよう助言し、法律相談を紹介しました。ただし、信販会社が譲歩するかどうか予測できません。
 名義貸しは、貸した本人は被害者のつもりでも、信販会社から見れば業者(販売員)
とぐるになって信販会社を欺いた加害者です。お金をどぶに捨てるだけでなく、反社会的な背信行為にもなります。絶対にしないでください。


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